2026年09月04日

【映画評】私はあなたを知らない、

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10年前の「【映画評】湯を沸かすほどの熱い愛:Birth of Blues」が桁違いによかったので期待を胸に秘め鑑賞しましたが、ちょっとハードル上げ過ぎた。過去の映画評見ても「【映画評】長いお別れ:Birth of Blues」異口同音に同じ事書いていた。「湯を沸かすほどの熱い愛を期待したけど」みたいな。「【映画評】兄を持ち運べるサイズに:Birth of Blues」については「湯を沸かす」監督とは知らずに鑑賞していた模様。

映画『私はあなたを知らない、』オフィシャルサイト-

イントロダクション
日本アカデミー賞ほか数々の映画賞を席巻した『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督が、10年ぶりに完全オリジナル脚本で挑んだ映画『私はあなたを知らない、』。愛する人を殺めてしまうという重い罪を犯した孤独な青年と、母を奪われた娘が13年の時を経て対峙する本作は、“家族”をテーマに作品を撮り続けてきた中野監督が、日仏共同製作でたどり着いた圧巻の新境地である。「母を殺した男」と「被害者の娘」という、本来交わるはずのない二人の運命をサスペンス形式で映し出し、「知る/知らない」をめぐる優しさと残酷さを、ユーモアと愛に満ちた視点で描く。

狂おしいまでに“家族”という幸せの形を追い求め、破滅へと向かっていく主人公・西山夕平を演じるのは、日本のみならずグローバルに活躍を続ける俳優・坂口健太郎。温もりへの執着の果てに罪を犯してしまう青年を、圧倒的な繊細さと確かな存在感で体現し、観る者の倫理観を揺さぶる。彼が想いを寄せるシングルマザー・紗月の娘で、後に運命を大きく動かすヒロイン・朝子に、映画『違国日記』での演技が高く評価され、ブルーリボン賞新人賞を受賞した早瀬憩。朝子を何不自由なく育てようと懸命に生きる母親・紗月役には、映画『君のクイズ』など話題作への出演が続く堀田真由。さらに、幼少期の朝子を演じる倉田瑛茉、事件当時の弁護士役に滝藤賢一、朝子の祖母役に原田美枝子を据え、物語にさらなる奥行きを与えている。

あの日、一体何があったのか。夕平は何を思っていたのか。封印していた過去の記憶と「知りたくなかった真実」に触れたとき、2人が下した決断に涙があふれ出す。決して許されない罪をどう償うか、そして赦すことができるのか。その先にある再生の光を静かに提示する、感動のヒューマンサスペンスが誕生した。

ストーリー
西山夕平(28)は天涯孤独の身。粛々と働き、自分の中で決められたルーティンで生活をし、たった一人のその環境を寂しいとも感じずに生きてきた。職場にやってきた新しいパート職員・紗月と出会うまでは。彼女と出会い、生きる喜びを得て夕平の毎日は輝いていった。そしてある日、紗月から自分の5歳の娘・朝子を紹介される。彼女は実はシングルマザーだった。紗月と朝子との生活で、これまで知らなかった“家族”という幸せの形に触れ、夕平は心を開放していくが・・・。




主人公が住むアパート敷地内に「ホンダVT250F インテグラ」が鎮座していることを見逃しませんでした!

隣席の女性客が結構早い段階から泣いていたので恐らく腹の中は堀田真由許すまじで満ちていたことでしょう。役者冥利に尽きるのでは。とはいえ前作が三塁打なら本作はシングルヒットの印象。そりゃ毎回ホームランは打てないし、脚本自体はきちんと完成しているから設計上の云々ではなく元の話のスケールの身の丈なのだけど、最後の締めはもっとクリティカル、ドラスティックな展開でも観客は納得したのでは?余韻を感じなかった。坂口健太郎なにメソメソ泣いてんだ。って感じ。「観客慟哭の真実」みたいに度肝を抜かれるような重厚なオチを期待していたのに。

個人的には「みーちゃん味」を主人公へ添加すれば別のフレーバー風味が広がり結構酷い事をしても「万事許した」みたいな芳醇さを増したのではという気がします。それとかチューリップ往年の名曲「サボテンの花」に内容を寄せて最期にあの曲を抜き打ち的に流すとかね。

満足度(5点満点)
☆☆☆


Posted by kingcurtis 固定リンク│Comments(0) │映画 
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