2026年06月15日

【映画評】Michael/マイケル

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評論家気取りの意識高い連中が酷評垂れ流していますが、映画「【映画評】ボヘミアン・ラプソディ:Birth of Blues」に満足した音楽ファンなら超オススメ。

映画『Michael/マイケル』-

イントロダクション
“キング・オブ・ポップ”=マイケル・ジャクソン “魔法”が生まれる瞬間を体感せよ–––
人類史上最も売れたアルバム『スリラー』を生み出し、ムーンウォークをはじめとした革新的なダンスで、今なお世界中のアーティストに影響を与え続けている奇跡の存在、マイケル・ジャクソン。

彼を描く本作は、US版予告が公開24時間で1億1,620万回以上再生されるなど、既に世界中から圧倒的な注目を集めている。世界的メガヒットを記録した『ボヘミアン・ラプソディ』製作のグレアム・キングと『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークア監督が描くのは、父の支配と自身の夢の狭間で揺れながら、名曲を生み出していく若者マイケルの“創造の瞬間”。そして、その才能ゆえの孤独に悩む一人の人間の姿だ。
主演を務めるのは、彼の遺伝子を継ぐジャファー・ジャクソン。その伝説の始まりと、全27曲におよぶマイケルの《魔法》名曲の数々が、かつてないスケールでスクリーンに蘇る!
これは単なる音楽伝記映画ではない。世界を変えた音楽が生まれる瞬間を、スクリーンで体感する極上のエンターテインメント!

ストーリー
圧倒的な歌唱力と革新的なダンスパフォーマンスで、アーティストの枠を超え、全世界的なアイコンとなった“キング・オブ・ポップ”=マイケル・ジャクソン。
彼は幼いころから兄弟と共に歌い続けていた。製鉄所で働く父・ジョセフは野心家で、「人生は勝つか負けるかだ」と言い放ち、息子たちに厳しいレッスンを課し、兄弟グループ“ジャクソン5”としてデビューさせた。
彼らをみた聴衆は誰しもマイケルの圧倒的な歌声に酔いしれた。評判は広まり、ステージからステージへ人気は急上昇、モータウン・レコードと契約し、スターダムを駆け上がっていく。しかし、喝采の裏で彼はまだ一人の少年だった。孤独と重圧の中、唯一無条件の愛で支え続けたのが母・キャサリンだった。
やがて青年となったマイケルに運命の出会いが訪れる。音楽史にその名を刻む名プロデューサー、クインシー・ジョーンズ。彼との出会いによってマイケルはグループの枠を超え、ソロアーティストとして前人未踏の音楽的創造性を爆発させていく。『オフ・ザ・ウォール』『スリラー』、歴史的メガヒットアルバムと名曲の数々を生み出し、全世界の寵児となっていくマイケル。
しかし、その栄光の裏には、早熟の天才ゆえの孤独感、強権的な父親の呪縛、家族への愛と自分の中に溢れるビジョンとの間で葛藤する一人の人間の姿があった…
そして今、音楽史を塗り替える存在——“キング・オブ・ポップ”伝説誕生の瞬間へ。




思い返すとアルバム「スリラー」を10とするならば、「オフ・ザ・ウォール」は4、「BAD」は7程度の出来だったな。「デンジャラス」はモーフィングMVしか覚えていない。その後のアルバムは聴いてないし未だに聴こうとも思わない。

立ち位置としてマイケル・ジャクソンファンを自称する気はさらさらなく、80年代当時に流行歌を聴いていた普通の音楽ファンです。マイケル・ジャクソンに対しても付かず離れず洋楽好きとして自然な立ち位置での関わり。なので劇中でジャクソン5が登場すればフィンガー5を思い出し、「ベンのテーマ」が流れると映画「ウィラード」を思い出し、オフ・ザ・ウォール「今夜はドント・ストップ」が流れるとスズキのスクーターCMを思い出し、アルバム「スリラー」流れればそういやスリラーのLP盤よく聴いていたけど最後は盤面が反っていたなとか、ひょうきんベスト10でウガンダがマイケルやって日本の妖怪キレキレダンスで最後に西川のりおのオバQ笑ったなとか、皆さんのおかげですでは木梨がマイケルやって保毛尾田保毛男が横にいたなとか、アルバム「BAD」からCDで買ったよなとか、え?映画ここで終わるの?とか、大なり小なり皆さんも映画観ながらそういう感慨〜当時の生活や記憶が走馬灯の様に云々〜だった事でしょう。

映画に戻ります。社運を懸けた木下グループの冒険劇。勿論楽しみにしていたジャネット・ジャクソンが存在割愛されていたのは残念でした。映画化の背景で色々揉めたのだろう程度の事は分かるし理解できる。とはいえ「ボヘミアン・ラプソディ」同様、細かいストーリーがどうとか、実際と話が違うとか、ダイアナ・ロスやポール・マッカトニーがどうとか、そんなのどうでもいいのよ。配信ドラマじゃあるまいしそんな些末な事まで描いていたら120分で終わるわけないやん。

40年前に我々の生活の中にいたスーパースターマイケル・ジャクソンがスクリーンで生き返った。ああ懐かしいね。やっぱいい曲だよね。またはこんな人がいたんだ。へー凄いね。と、人それぞれの関わり方で愛でる事こそがこの映画本来の楽しみ方(ボヘミアン・ラプソディも全く一緒)。そうではなく、やれストーリーの厚みが足らないとか、話に感動しないとか、そういう箇所に拘る人は「音楽伝記映画」観るとストレスしかないから観るの止めた方がいいよ。ドキュメンタリー動画を見たらいい。いっぱいあるから。

ここ数年来で最近観た「マイケル」「ボヘミアン・ラプソディ」「ボブ・ディラン」「ロケットマン」「エルヴィス」「ホイットニー・ヒューストン」みんな面白かった。逆に駄目だったのが「ボブ・マーリー」「エイミー・ワインハウス」。ダメだった理由は多々あるも、共通するのは遺族が作品に関わりすぎて「あれも入れろ」「これも入れろ」「それは入れるな」からの、音楽シーンがグダグダになっている事。「歴史改変許すまじ」と鼻息荒くXで本作を腐している自称映画通が満足するような脚本に変更したらきっと、「こんな中途半端ならまだドキュメンタリー観たほうがいい」「ゲージュツ作品として高い精神性は評価するが娯楽作品として全然楽しくない」になると思うよ。

という事で、次回作に超期待。今回お蔵入りになった撮影シーンの公開や、日本でのシーンもあるんだって。尚、予習復習として配信やyoutubeでマイケル関係のコンテンツ拝見しましたが、ネトフリ「ザ・バーディクト」はインチキ家族寄りで面白くない。時間の無駄。U-NEXT「最後のカーテンコール」も時間の無駄。映画「THIS IS IT」と各種MV、youtubeに転がっているモータウン25ほか海賊版ライブ動画は面白かった。

満足度(5点満点)
☆☆☆☆



Posted by kingcurtis 固定リンクComments(6)映画 | 音楽
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コメント
MTV Music Awardのパフォーマンスはチェックされましたか?
なぜかニコニコ動画にフルバージョンがあります。
Posted by ななし at 2026年06月15日 18:09
情報ありがとうございます
Posted by bob at 2026年06月16日 08:04
BoBさん的にはオフ・ザ・ウォールの評価は低いんだな
個人的には売れ筋が多いスリラーより好きだった
Posted by   at 2026年06月17日 21:22
見に行こうと思ったら何処も満員御礼みたいなので落ち着いてから観に行く予定です
全然関係ありませんがジャネットの名古屋公演チケット余っていた模様w
Posted by 名も無き友愛伝道師 at 2026年06月20日 23:55
自分が生まれて初めて買った音楽シングルが『BAD』で、CDではなくカセットテープでした(笑)
名曲と名シーンにグイグイ押されてあっという間の2時間でした。
この作品はドキュメンタリーじゃなくミュージカルに近いですね。実在人物を題材にしたミュージカルがそうであるように、切り取りや美化はつきものだと思います。
その辺を割り切れたら最高に楽しめます。
Posted by ポーさん at 2026年07月15日 07:35
その通り!
それこそ正しい楽しみ方ですよね
Posted by bob at 2026年07月15日 08:38
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