2026年03月30日
【映画評】ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。
クドカン脚本の昔の日本のロックバンド映画という程度の浅く簡単な情報で即鑑賞。フィクションかと思ったら中身は東京ロッカーズでびっくりした。
イントロダクション
1978年。わずか1年の間に、その後のロック・シーンに大きな影響を与えた若者たちのムーヴメントがあった。
スマートフォンもSNSも存在しない時代、自分たちの音楽を、自分たちの手で届けようと、楽曲も録音スタジオもレコードもすべて自分たちで創り、新しい道を切り開いていく【D.I.Y.】のスピリットで音楽業界に風穴を開ける。メジャーしかなかった世界にインディーズというスタイルを生み出し、自主レーベルを立ち上げ、着席が常識だったライブにオールスタンディングを導入し、数多のバンドが集うロック・フェスを開催。いまや当たり前となったカルチャーの原点を築いたのは、カリスマでもスターでもない—ただ、自らの表現を信じて突き進んだ、若者たちだった。
そして彼らが残した火種は消えることなく、日本の音楽シーンに計り知れない影響を与えていく—。
音楽に賭けた若者たちの青春は、革命となった
偶然ラジオから流れたセックス・ピストルズに衝き動かされたカメラマンのユーイチは、ロックミニコミ雑誌「ロッキンドール」に出会い、とあるライブハウスへと足を運ぶ。そこで出会ったボーカルのモモ率いるバンド「TOKAGE」のライブに衝撃を受け、無我夢中でシャッターを押した。そこは音楽もバンドも観客たちも何にも縛られない生のエネルギーに溢れた異空間だった。カメラマンとしてライブの撮影を依頼されたユーイチはモモたちと交流を重ねる。やがて彼らの音楽は瞬く間に若者たちを熱狂させ、日本のロック史を塗り替えていくのだが−。
リザードは即分かった。スターリンも途中で分かった。エンドロール見るまでフリクション、ゼルダは全然分からんかった。その程度の知識レベル。当方福岡市民なのであの時代、この手の音楽のメインストリームは「めんたいロック」なんです。関西の町田町蔵(INU)とか東京ロッカーズは横目で見ている程度だったな。東京のロックバンド自体が村八分、頭脳警察、外道、キャロル、フラワー・トラベリン・バンド、カルメン・マキ&OZ、四人囃子程度しか思い浮かばず。イカ天は横に置いといて、東京のパンクバンドという括りなら(映画の時代のちょい後の)「ブルーハーツ」がダントツで好きでした。パンクで括るならピストルズはさほど好きでなく、クラッシュは凄くよく聴いていた。あとストラングラーズかな。ラモーンズはパンクと違うのかね?そこからパンクの傍流で始まったツートーンレーベルに嵌って(スペシャルズとセックスピストルズはどっちが先だったのだろう)、個人的にはパンク卒業です。洋楽はR&BやAOR、イーグルスフリートウッド・マック路線の方に流れた。
と、話が脱線しましたが、ライブハウスは福岡のしか知らないので「新宿ロフト」ってああいう感じだったのか〜ってのが楽しかった(映画ロッカーズでは親不孝のライブハウスエイティーズファクトリーオーナーを小泉今日子が演じていたね)。遠藤ミチロウの真人間振り、本職の峯田と浜野謙太が劇中でバンドやらないのも面白かった(エンドロールの曲よかったよ)。ちょっと興味が湧いたので本作の原作本と、姉妹作品と称される「アイデン&ティティ」も配信で観てみよう。
やっぱこの手の作品なら映画「ロッカーズ」がダントツで好き。脚本は臭いけど、劇中の音楽が好き好き好き。爆音映画祭でやってくれんかね?(下記貼付アマゾンプライムビデオのロッカーズは2026年3月末で配信終了します。急げ)
満足度(5点満点)
☆☆☆☆








