2025年11月11日
【映画評】藤本タツキ 17-26
イントロダクション
原点が、動き出す。
『ファイアパンチ』、『チェンソーマン』、『ルックバック』を生んだ鬼才・藤本タツキが17歳から26歳までに描いた読み切りの短編作品集をアニメ化!
2016年「少年ジャンプ+」で『ファイアパンチ』の連載をスタートさせた藤本タツキ。
エキセントリックなキャラクターたちが繰り広げるバイオレンスとエモーショナルな展開が溢れる構成で多くのファンを虜にし、2020年には『チェンソーマン』で第66回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。さらに、原作を手掛けた劇場アニメ『ルックバック』が2024年6月に公開されると、国内外での興行収入44億円を超えるヒットに。
今、日本のみならず世界中から支持を集める作家のひとりである。
今回、藤本タツキが17歳から26歳までに描いた読み切りの短編作品集に収められた全8作品をアニメ化。人類が滅亡した世界で生き残った2人の絆を描く『庭には二羽ニワトリがいた。』をはじめ、思春期の衝動がさく裂する『佐々木くんが銃弾止めた』、恋心が宇宙規模で暴走するSFラブコメ『恋は盲目』、ネジの外れた殺し屋少女の暴走愛『シカク』、海中のピアノが奏でる少年と人魚の恋『人魚ラプソディ』、ジェンダーの枠を超えて“自分らしさ”を見つける『目が覚めたら女の子になっていた病』、過酷な宿命を背負った兄妹の再生の物語『予言のナユタ』、絵に懸ける姉妹の嫉妬や葛藤、そして成長を描く『妹の姉』の計8作品を、6つのスタジオ×7名の監督たちがそれぞれのカラーで新たに創り出す。
ストーリー
「チェンソーマン」、「ルックバック」を生んだ藤本タツキが17歳から26歳までに描いた短編8作品が、
6つのスタジオと7名の監督により待望のアニメ化。漫画賞初投稿作『庭には二羽ニワトリがいた。』から、『予言のナユタ』『妹の姉』まで、思春期の恋、暴走、狂気、絆を描いた多彩な物語が、今鮮やかに映像となって動き出す。
■「庭には二羽ニワトリがいた。」
宇宙人との戦争に敗れ、人類は滅びた——とされている地球。そこで暮らす宇宙人の学生・陽平は、学校で二羽のニワトリを世話していた。だが、そのニワトリには秘密があった。
監督・脚本長屋誠志郎
キャラクターデザイン:もああん
制作:ZEXCS
キャスト:小野賢章、桜井しおん、浦和希、斉藤貴美子、岩田光央
■「佐々木くんが銃弾止めた」
春休みの補修、担任の川口先生に会いたい一心で参加した学生・佐々木。そこに突然の銃声が響く。教室に現れたのは、かつて川口先生に振られた男だった——。
監督:木村延景
脚本:内海照子
キャラクターデザイン:小園菜穂
制作:ラパントラック
キャスト:熊谷俊輝、安済知佳、岡野陽一
■「恋は盲目」
高校卒業の前日、生徒会長の伊吹は、想いを寄せるユリを下校に誘う。長年秘めてきた恋心を彼女に伝えようとするが、様々な障害が現れては、伊吹たちの下校を阻む!
監督:武内宣之
脚本:内海照子
キャラクターデザイン:もり ともこ
制作:ラパントラック
キャスト:堀江 瞬、若山詩音、森川智之、山本高広、諏訪部順一、能登麻美子
■「シカク」
殺し屋としてその名を馳せている少女・シカク。吸血鬼・ユゲルは、3500年にも及ぶ不死の生活に退屈し、シカクに自分を殺すよう依頼する。
監督・脚本:安藤尚也
キャラクターデザイン:MYOUN
制作:GRAPH77
キャスト:花澤香菜、杉田智和
■「人魚ラプソディ」
海辺の町に暮らす少年・トシヒデの宝物は、海の底に捨てられている人魚のピアノ。ある日、いつも通りピアノを演奏していたトシヒデは、隠れて聴いていた人魚の少女・シジュと出会う。
監督:渡邉徹明
脚本:小林達夫
キャラクターデザイン:島崎望
制作:100studio
キャスト:菊田千瑛、幸村恵理
■「目が覚めたら女の子になっていた病」
ある日、目が覚めたら女の子になっていた少年・トシヒデ。クラスの男子たちの嫌がらせの標的にされてしまったトシヒデを助けたのは、恋人・リエの兄・アキラで…。
監督・脚本:寺澤和晃
キャラクターデザイン:徳岡紘平
制作:スタジオカフカ
キャスト:榊原優希、河瀬茉希、山下誠一郎
■「予言のナユタ」
ケンジの妹・ナユタは「世界を滅ぼす」と予言された悪魔の子として、周囲の人々から忌み嫌われていた。ある日ついに、ナユタが大事件を起こしてしまう…。
監督・脚本:渡邉徹明
キャラクターデザイン:東島久志
制作:100studio
キャスト:咲々木瞳、松岡洋平
■「妹の姉」
ある朝、光子が美術学校に登校すると、玄関に自分の裸の絵が飾られていた!それは光子の妹・杏子が描いた作品で、1年間も学校に飾られることに。屈辱を晴らしたい光子は…。
監督:本間修
脚本:米内山陽子
キャラクターデザイン:佐川 遥
制作:P.A.WORKS
キャスト:中島瑠菜、中井友望、今井朋彦
コメント
学生時代に作られた作品がアニメ化するというのは、本当にしてしまってもいいのか、誰かのインスピレーションに頼り切った作品になってしまってないかと不安になりました。
でも、僕はまだ見れていないのですが、それらが才能のある監督さん達に作られた事によってちゃんとした作品になっていると信じています。
原作:藤本タツキ
短編集は読んだことあるけど「ナユタ」以外の話は綺麗さっぱりに忘れていた模様。
面白かったのは「ニワトリ」「吸血鬼」「ナユタ」「妹の姉」。「妹の姉」はどう考えても「【映画評】ルックバック:Birth of Blues」元ネタですね。「吸血鬼」キャラデザインはマキマさん。「ニワトリ」「吸血鬼」「ナユタ」は10分程度の尺では勿体ない。藤本タツキ先生追加描き下ろしで90分程度の長尺でもっと堪能したいです。話は替わるけどチェンソーマン二部のナユタは復活するのだろうか?
他の藤本タツキ作品について「ファイアパンチ」「さよなら絵梨」は間違いなく映像化されるでしょう。という事で、チェンソーマン2部はどう着地させるの?
満足度(5点満点)
☆☆☆








