2025年09月09日

【映画評】遠い山なみの光

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カズオ・イシグロ原作本を日本で映画化という触れ込みで期待していたのですが、あまりにレベルが低いキービジュアル同様の残念な内容でした。

映画『遠い山なみの光』

イントロダクション
 2017年にノーベル文学賞を受賞し、「日の名残り」「わたしを離さないで」など、映画化作品でも非常に高い評価を受ける作家カズオ・イシグロが、1982年に綴り、王立文学協会賞を受賞した長編小説デビュー作品「遠い山なみの光」。自身の出生地長崎を舞台として繰り広げられる本作は、戦後間もない1950年代の長崎、そして1980年代のイギリスという、時代と場所を超えて交錯する“記憶”の秘密を紐解いていくヒューマンミステリー。
 監督を務めるのは石川慶。2022年の『ある男』は、第46回⽇本アカデミー賞最優秀作品賞を含む最多8部⾨受賞という快挙を達成している。また今回の映画化にあたっては、カズオ・イシグロ自身もエグゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねており、本作は世界三大映画祭や英国・米国アカデミー賞🄬の常連でもある、イギリスのインディペンデントプロダクションNumber 9 Films、第97回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた『ガール・ウィズ・ニードル』等で知られるポーランドのLava Filmsが加わり、日本・イギリス・ポーランド合作の3か国共同製作となっている。
 主演の広瀬すずほか、二階堂ふみ、吉田羊、松下洸平、三浦友和ら豪華キャストを迎え、終戦80周年となる2025年の夏、女たちがついた“嘘”から始まる物語をスクリーンに描き出す。

ストーリー
日本人の母とイギリス人の父を持ち、大学を中退して作家を目指すニキ。彼女は、戦後長崎から渡英してきた母悦子の半生を作品にしたいと考える。娘に乞われ、口を閉ざしてきた過去の記憶を語り始める悦子。それは、戦後復興期の活気溢れる長崎で出会った、佐知子という女性とその幼い娘と過ごしたひと夏の思い出だった。初めて聞く母の話に心揺さぶられるニキ。だが、何かがおかしい。彼女は悦子の語る物語に秘められた<嘘>に気付き始め、やがて思いがけない真実にたどり着く──。

思い返すに監督の石川慶って「愚行録」や「ある男」は普通の作風だったけど前作の「不都合な記憶」は三谷幸喜並みの三流作品だったことを思い出した。ポーランドユニット(劇中ではイングランド)は綺麗に撮れているのに日本ユニットが全然ダメ。今時期ならCGで色々弄れるでしょうにもうちょっとどうにかならんかったんだろうか?

原作未読ながら話の流れももうひと工夫欲しかった。映画の解釈は観る人に委ねるっぽいので以下、私流の好き勝手解釈を記してみます。広瀬すずは「宝島」に期待しよう。(ネタバレ防止のために以下改行します)

満足度(5点満点)
☆☆

















二階堂ふみはイマジナリーフレンドというより広瀬すずそのもの。あばら家で身体を売っていた長崎での不遇の人生を全てリセットしたかったので娘を騙している。万里子の正体もニキ。すずは売春婦だったのでニキの父親は長崎の進駐軍。野良の売春婦を脱しオンリーさんとなり軍人と共に娘を連れ渡英。娘に昔話をせがまれ騙った長崎時代は洒落た団地住まいで素敵な旦那様とお腹の赤ちゃん。福岡に住む元校長の義父は大戦前に憧れていた彼氏の父親。こんな感じです。原作読んだらもうちょっと理解できるのだろうか?
Posted by kingcurtis 固定リンクComments(1)映画 
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コメント
遠山光って漫画家がいたよね
Posted by あああ at 2025年09月12日 13:20
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