2025年08月25日
【映画評】KNEECAP/ニーキャップ
イントロダクション
エルトン・ジョン、ノエル・ギャラガー、ベックも絶賛!!!いま最もアツい3人が波乱に満ちた母国を破天荒に変えていく
母国語の復権を掲げてアイルランド語でラップをする北アイルランド出身のヒップホップ・トリオ、KNEECAP。政治的で風刺の効いたリリックに反抗的なパンク精神を融合したスタイルで注目されており、政治家にも目をつけられ、検閲の対象としてラジオ局では放送禁止に。その過激な言動で度々論争を巻き起こしている3人が本人役で主演を果たした青春音楽映画がここに誕生。
2022年まで公用語として認められていなかったアイルランド語と、自分たちのアイデンティティのために闘う彼らの姿をエネルギッシュに描いた半自伝的物語。自然な演技とパワフルで魅力的な音楽、皮肉とユーモアをテンポよく織り交ぜた演出と高いドラマ性で、本国ではアイルランド語映画として初週動員歴代1位の大ヒットを記録。世界の映画祭でも大絶賛を受け25の受賞と63のノミネートを果たした話題作。
また、アーティストとしてもエルトン・ジョンやノエル・ギャラガー、エルヴィス・コステロ、ベックらにライヴを絶賛されたほか、2025年4月に開催された世界最大級の野外音楽フェス、コーチェラ・フェスティバルにも出演。言動がまたしても話題を呼んだことも記憶に新しく、音楽ファンから注目され続けているKNEECAPが今夏、日本のスクリーンでも大暴れ!
ストーリー
アイルランド語を守るための武器は《言葉と音楽》ベルファストのアナーキーな3人組が立ち上がる!!!
北アイルランド、ベルファスト。父親から「アイルランド語は自由のための弾丸だ」という教育を受けながら育ったドラッグディーラーのニーシャ(MCネーム:モウグリ・バップ)と幼馴染のリーアム(MCネーム:モ・カラ)。麻薬取引で警察に捕まったニーシャは、英語を話すことを頑なに拒み、反抗的な態度を貫いてた。そこに通訳者として派遣された音楽教師のJJ(MCネーム:DJプロヴィ)が、ニーシャの手帳に綴られていたアイルランド語の歌詞を発見。その才能に目をつけ、3人はアイルランド語の権利を取り戻すべく、アイルランド語のヒップホップを始めることに。
分かっているようで分かっていないのが世の常でして、アイルランド紛争関連の映画は様々観ているつもりですがやっぱり分かっていなかった。例としてサッカースコットランドリーグに所属する「セルティック」が本作中で語られますが、なんで「アイルランドでセルティック?」を調べるだけでも私が知らなかったアイルランドの歴史がまた顔を覗かせる。
音楽ファン的にはアイルランドのヒーローであられるロリー・ギャラガー自伝映画なんかそろそろ制作されてもいい頃合いなのではと思われ。
満足度(5点満点)
☆☆☆








