2025年07月16日

【映画評】アスファルト・シティ

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IMDB低いのでスルーしていたけど結構評判いいので鑑賞。

映画『アスファルト-シティ』公式サイト|2025年6月27日(金)全国公開

イントロダクション
NY救急医療現場の知られざる〈リアル〉
犯罪と暴力が蔓延るNYハーレム。その危険地帯を縦横無尽に駆け回る者たちがいる。出動命令を受けるやいなや、命を救うために飛び出して行くニューヨーク市消防局(FDNY)の救急救命隊員だ。彼らを待ち受けるのは、ギャングの抗争、ドラッグを巡る銃撃戦、オーバードーズ、DV、言語の通じない人々の争い──まさにこの世の〈地獄〉と呼ぶべきハーレムの救急医療現場。その知られざる〈リアル〉に肉迫する、緊迫の没入型スリラーが誕生した。元救急救命隊員が書き上げた原作を基に、救急現場で闘う英雄に捧げる物語として結実した映画『アスファルト・シティ』。登場人物たちと共に衝撃の125分をくぐりぬけた私たちが、最後にたどり着く光とは──?

ストーリー
救いたい──ただ、それだけのはずだった
混沌の街ニューヨーク、ハーレム。大学の医学部入学を目指すクロス(タイ・シェリダン)は勉学に励む一方で、新人救急救命隊員として働き始める。この界隈で最も腕が良いと評判のベテラン隊員ラット(ショーン・ペン)とバディを組んで救急車に乗り込み、現場で厳しい指導を受ける日々。しかし、多種多様な犯罪、薬物中毒、移民やホームレスの終わりなき問題に直面し、自分の無力さに打ちのめされ苦悩する。そんな中、自宅で早産した女性の要請に応えるが、新生児への処置が、クロスとラットの人生を大きく狂わせていく──。




「映画の世界」とはいえ現場もほぼこんな感じなのは容易に想像できます。毎日従事していたら正常な神経の持ち主なら気も狂うわ。先日どこかのポストで見たけど「自殺未遂者を懸命に治療し元気になって手を降って退院したその直後に自殺」という医師のコメントを思い出した。ギャングの抗争銃創とか重度のシャブ中とか助けても虚無だよな。後半そういう描写もあった。核心部分たるショーン・ペンの件についてはイマイチ共感できなかったけど、重度の奇形児とか救急隊員がアレするのも茶飯事なのかもしれない。「だから何?」って説教じみた訓示は無いけれど良質なドキュメンタリーを見た感じに浸れる。ラストシーンについてもキチガイ相手の流しの救急車より災害救助の方が健全なのも分かる。日本に生まれてよかった。アメリカで生まれ育つとかお可哀想としか申しようがない。罰ゲーム。

満足度(5点満点)
☆☆☆


Posted by kingcurtis 固定リンクComments(1)映画 
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コメント
最近はアメリカでも医療方面での逮捕者がかなり出てます
FBI大忙し
Posted by 名も無き友愛伝道師 at 2025年07月17日 16:47
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