2025年06月02日
【映画評】コンパニオン

イントロダクション
“巧妙かつ毒のある風刺が効いたスリラー作品”– Peter Debruge, VARIETY
『きみに読む物語』を世に送り出したニュー・ライン・シネマと『バーバリアン』の破天荒なクリエイターたちが贈る、“新感覚”の衝撃サイコスリラー。思う存分楽しんで…
豪華な別荘で起きた億万長者の死をきっかけに、アイリスとその友人たちは想像を超える衝撃的な事件に巻き込まれる。
ストーリー
人里離れた山小屋で静かな週末を過ごすはずだった4人の男女。だが、その中のひとりが“人間”ではなかったと明かされた瞬間、空気は一変する。彼女は人間のために作られた従順なアンドロイドだったのだ。しかし、ある過去の記憶と感情に支配され、彼女の“プログラム”は暴走を始める。
主役を演じたソフィー・サッチャーは「【映画評】異端者の家:Birth of Blues」も主役を演じていた売出し中の女優さん。セックスボットという役回りなのにおっぱいもお尻も出さないのはどうかと思うぞ。
構成としては舞台、展開、オチともに往年の名作「【映画評】エクス・マキナ:Birth of Blues」二番煎じといっても過言でない印象。演者もなんかモタモタ感を否めず。その辺がビデオスルーの原因になったのかな。とはいえ総じて面白かったです。ただ個人的には最後のシークエンスからエンドロールに至るトーンは身を乗り出す出来。あんな感じで最初から最後まで制作すればよかったのに。続編があれば是非見たいけど監督は替えたほうがいいかもね。素材はいい作品なのにセンスがない。そうそう。セックスボットに対する嗜虐性にフォーカス当てた映画とか制作したら面白いかも。
満足度(5点満点)
☆☆☆
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