2025年05月30日

【映画評】かくかくしかじか

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原作大好きだったので公開前は楽しみにしていたのですが、穢れの印象から鑑賞は一旦見送り、東村アキコさんが出演されていたNHKの番宣見ていたらなんか不憫になったのと、早々公開打ち切りの噂も聞くので意を決し鑑賞。

映画『かくかくしかじか』公式サイト|大ヒット上映中

イントロダクション
人気漫画家がずっと描けなかった、9年間にわたる恩師との涙あふれる切ない実話
笑いと涙で人生を描き、日本中を励まし続ける伝説の漫画家・東村アキコ。その東村が泣きながら描いた自身の【実話】―宮崎、石川、東京―3つの街を舞台に送る、人生を変えた恩師とのかけがえのない日々が鮮やかによみがえる。誰もがきっと経験したことのある大切な人との出会いと別れ。「描け」―恩師のその言葉の意味を知る時、あなたは涙があふれる。

ストーリー
漫画家になるという夢を持つ、ぐうたら高校生・明子。人気漫画家を目指していく彼女にはスパルタ絵画教師・日高先生との戦いと青春の記録があった。先生が望んだ二人の未来、明子がついた許されない嘘。ずっと描くことができなかった9年間の日々が明かされる── 。




数日前に見たドラマ「キャスター」では死んだ魚のような目をしてた永野芽郁ですが、本作ではめっちゃキラキラ笑顔でギャップが激しい。金沢のカラオケ屋でのキレがいいハンドダンスが印象的。

肝心の作品内容ですが永野芽郁は主人公のイメージ通り。大泉洋は先生のイメージとかなり違っていたけどすぐ慣れた。(実際の先生は大泉洋そっくりらしいけど)原作ライクな先生にフィットする役者は大泉洋というより大森南朋なのでは?東村アキコ監修(他にもエンドロールが東村アキコだらけ)の宮崎弁が北部九州と共通点が多いことに驚き。原作全てを再現したら1クール程度の尺が必要なので2時間尺では駆け足感否めないけど、完成度としてはこの辺が妥協点なのでしょう。(金沢パートが予想外に削られていた)

ドラマ「ひまわり」と本作をハイブリッド化しアニメ化してくれたらいいのだけれど、東村アキコ作品のアニメ化って記憶にない。ということで前述NHKの番宣番組見て舞台裏の予習出来たのでより楽しめました。とはいえ満を持してリリースしたのがこの最悪のタイミングで映画公開って本当、東村アキコ腑が悪い。映画のクオリティ的にも高く平時なら「そして、バトンは渡された」程度の興収は楽々稼げていた筈なのに関係者は地獄だろう。インモラル発覚が早ければ奈緒辺りがキャスティングされていたかもね。
《待ち受ける地獄》田中圭 “自覚なき行動”に永野芽郁の事務所が大激怒…所属タレントと共演NGの可能性、俳優生命にも危機(女性自身) - Yahoo!ニュース
「天才」永野芽郁 不倫報道でPRゼロも映画大ヒット…原作者絶賛の“才能”と挽回できない“汚点”(女性自身) - Yahoo!ニュース

満足度(5点満点)
☆☆☆



Posted by kingcurtis 固定リンクComments(3)映画 
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コメント
私は小倉出身、高校から福岡に行きましたが九州の方言には
日豊本線系、鹿児島本線があるのではないか
長崎は鹿児島本線桂ではないでしようか
Posted by 北九のボケ at 2025年05月31日 19:54
見てないけど20億も金がかかったとはとても思えない気がする。こりゃ、元は取れんやろ? 
Posted by   at 2025年05月31日 20:38
日高先生が車いすで今ちゃんの展覧会に来るエピソード、周りからは泣き声が聞こえてきたけど、ゲラゲラ笑ってしまったwww

日高先生「かけ・・・賭け・・・(150万払え)」
Posted by アベガー at 2025年06月02日 12:43
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