2025年05月08日

【映画評】ロザリー

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多毛症を隠し嫁いだフランス女性の騒動を描いた作品。

ロザリー-株式会社クロックワークス-THE-KLOCKWORX

イントロダクション
隠さなければいいじゃない 実在したヒゲの女性に着想を得た、真実の物語
第76回カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門に出品、クィア・パルム賞にノミネートされ、「魅力的なエンパワーメント物語」(The Guardian)として話題を呼んだ本作は、フランスに実在したヒゲを生やした女性、クレマンティーヌ・デレに着想を得て生まれた。監督・脚本は、前作『ザ・ダンサー』(16)が第69回カンヌ国際映画祭同部門への出品・ノミネートを果たし、鮮烈なデビューを飾ったステファニー・ディ・ジューストが勤め、コンプレックスを抱えながらも愛を信じる女性を描く。ロザリー役には、フランソワ・オゾン監督作『私がやりました』(23)で脚光を浴びた新進女優・ナディア・テレスキウィッツ。ロザリーの夫・アベル役には、フランス映画界を代表する名俳優・ブノワ・マジメル(『ピアニスト』(01)、『ポトフ 美食家と料理人』(23))が出演。ヒゲを隠すことをやめ、ありのままに生きた一人の女性の勇気ある物語が誕生した。

ストーリー
生まれた時から多毛症に悩まされるロザリーは、その特別な秘密を隠して生きてきた。田舎町でカフェを営むアベルと結婚し、店を手伝うことになった彼女はある考えがひらめく。「ヒゲを伸ばした姿を見せることで、客が集まるかもしれない」始めは彼女の行動に反対し嫌悪感を示したアベルだったが、その純粋で真摯な愛に次第に惹かれていく。果たして、ロザリーは本当の自分を愛される幸せと真の自由を見つけられるだろうかー。




史実ベースとはいえ、脚色の過程で色々腑に落ちない点を感じました。まずあのエンディングは無いだろう。中盤で旦那が「泳げない」という伏線あったし。孤児を引き受け三人で新たな生活が始まるIF世界や、元より懐妊する世界線の方が作品とした遥かにドラマチックだったのではと感じた次第。

総じて面白かったけどよく分かんなかったのが「沢で何をやっていた?」でして、レズビアン疑惑という事かね?そもそも村八分になった起因は酔って作業→親方が禁止している酒を提供したのでお前が悪い。でOK?ちょっと説明不足な面あり。

満足度(5点満点)
☆☆☆


Posted by kingcurtis 固定リンクComments(0)映画 
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