2025年05月01日

【映画評】異端者の家

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A24がお届けするB級ホラー。

映画『異端者の家』-大ヒット上映中

イントロダクション
『ミッドサマー』や『LAMB/ラム』など規格外の狂気を提示し続けてきたA24が、新たに仕掛けるのは信念を試す異端の脱出スリラー。『クワイエット・プレイス』の脚本で注目を浴びたスコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本を手掛け、人間に対するプリミティブな恐怖を突きつける。宣教に訪れたシスターを並外れた頭脳で翻弄する謎の男を演じるのは、『ラブ・アクチュアリー』など多数のヒット作で世界を虜にしてきた元祖“ロマコメの帝王”ことヒュー・グラント。新境地となる猟奇的な演技は「死ぬほど恐ろしい」と絶賛され、第82回ゴールデングローブ賞を始め名だたる賞にノミネート。閉ざされた家で男が迫る究極の選択は、観る者を出口の見えない迷路へと引き摺り込む。

ストーリー
シスター・パクストンとシスター・バーンズは、布教のため森に囲まれた一軒家を訪れる。ドアベルを鳴らすと、出てきたのはリードという気さくな男性。妻が在宅中と聞いて安心した2人は家の中で話をすることに。早速説明を始めたところ、天才的な頭脳を持つリードは「どの宗教も真実とは思えない」と持論を展開する。不穏な空気を感じた2人は密かに帰ろうとするが、玄関の鍵は閉ざされており、助けを呼ぼうにも携帯の電波は繋がらない。教会から呼び戻されたと嘘をつく2人に、帰るには家の奥にある2つの扉のどちらかから出るしかないとリードは言う。信仰心を試す扉の先で、彼女たちに待ち受ける悪夢のような「真相」とは——。

当地では最近見た記憶がない気がする二人組の自転車モルモン教徒でして、本場では女性ペアもあるのね。私が脚本家なら性奴隷パターンに転がすけど結局恐怖で支配しその先何が目的だったのだろう?他の被害者も多種多様な新興宗教信者だったのだろうけどね。ジオラマ・ミニチュアのシーンは呪術で操っているのかと思ったけど何も裏背景はないみたい。

個人的な映画鑑賞ルールですが最新の映画トレンド(手法や監督、若手俳優)から振り落とされないよう、あまり積極的に見ようとは思わないホラー系はA24抑えておけば大丈夫!という経験則があり、そういう意味での達成感はありますが、相対的評価としては配信で十分なレベル。それも含めて新作映画の楽しみ方のひとつですね。10観て1大当たりが来れば万々歳。但しコストが掛かるのである程度のクオリティ内なら極力配信に振ってくださいね。今から以降のホラー注目作はノスフェラトゥ、デビルズ・バス、ガール・ウィズ・ニードル、ヴィーナス、サブスタンスかな。たまにはファイナル・ディスティネーション系も観てみたい。来月最新作が全米公開されるね。

満足度(5点満点)
☆☆


Posted by kingcurtis 固定リンクComments(1)映画 
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コメント
外国でも、モルモンはよく見るなー。外国でヒッチハイクしたら、先客が居て、話聞いたら、「モルモン教の布教中」との事。コッチが「あれ?車乗って良いんだっけ?」とキョトンとしたら、向こうも気付いたみたいで、「ここみたいに広いところは良いんだ」とか笑いながら言いました。まぁ、そんなもんだ。
Posted by モルモン教徒 at 2025年05月05日 07:56
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