2025年04月07日

【映画評】終わりの鳥

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久々にA24らしいA24映画を観た。

映画『終わりの鳥』公式サイト-4-4(金)全国公開!

イントロダクション
観る者の感性を刺激する、「DEATH」の大胆なビジュアライズ!A24が放つ、奇想天外にして心温まる母娘の物語は、命あるものすべてが迎える"死"を描きながらも、今ここにある"生"をヴィヴィッドに照らし始める。

次世代を牽引する新たな才能を発掘してきたA24のもと、本作で長編監督デビューを飾ったのはクロアチア出身のタイナ・O・プスティッチ。タバコをくゆらせ、ラップのリズムを刻むチャーミングなキャラクター<デス>を造形する一方で、"死"という観念を奇想天外に視覚化、その苦悩にも触れるなど異質さのあるストーリーに仕立てた。

繊細でウィットに富んだ少女チューズデー役には、『恋人はアンバー』のローラ・ベティクルー。シリアスとコミカルを横断する絶妙なバランスで母親ソラを演じたのは、エミー賞常連の人気TVシリーズ「VEEP/ヴィープ」で知られる、コメディエンスのジュリア・ルイス=ドレイファス。コンゴウインコをメインに据えて、絶滅危惧種まで含めさまざまな種類の鳥を複合的に掛け合わせた<デス>の声には俳優のアリンゼ・ケニを起用。ただ単にアフレコを行ったのではなく、実際に撮影現場に立ち会い、キャストの一員として<デス>を演じ、リアリティを持たせた。

母娘ふたりは、世にも奇妙な鳥の<デス>と突如対峙することによって間もなく訪れるであろう別れを次第に受け止めてゆく。そのプロセスを風変わりな表現を用いて驚きとユーモアと涙で満たした「終わりの鳥」がアイス・キューブの名曲「It Was a Good Day」に乗って、いよいよ日本に"飛来"する!

「ママは大丈夫だって約束して」ー「約束する」
「絶対だよ?」ー「絶対の絶対の」「絶対の絶対の絶対」

余命わずかな15歳のチューズデーの前に降って湧って変幻自在な一羽の鳥が舞い降りた。地球を周回して生きものの"終わり"を告げる、その名も<デス>。チューズデーはそんな彼をジョークで笑わせ、留守の母親ソラが帰宅するまで自身の最期を引き延ばすことに成功する。やがて家に戻ったソラは、鳥の存在に恐れおののき、愛する娘の身から<デス>を全力で遠ざけるべく、暴挙に出るが……。




鑑賞後改めて観たらキービジュアルはジャンボマックス化している状態なんだ。
評価はかなり悪そうですがワタシ的には満足。子供の頃観たウルトラQとか怪奇大作戦の21世紀版ですね。こういう訳が分からん映画を観ると謎にホッとする。監督さんは本作が長編デビューだそうで、第二弾もその感性がおもむくまま、記憶に残る映画を作ってくださいね。しかしなんでチューズデイなんだろう?

満足度(5点満点)
☆☆☆


Posted by kingcurtis 固定リンクComments(0)映画 
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