2025年03月19日
【映画評】BETTER MAN/ベター・マン

「グレイテスト・ショーマン」座組が再集結したロビー・ウィリアムズ生い立ちミュージカル映画。
イントロダクション
『グレイテスト・ショーマン』の監督が贈る興奮と感動のミュージカル・エンターテイメント
ヒュー・ジャックマン主演の感動ミュージカル・エンターテイメント『グレイテスト・ショーマン』で日本中を感動させたマイケル・グレイシー監督が、異端の存在を強く美しく捉える演出手腕と音楽性を本作でも存分に発揮し、音楽史上最も偉大なエンターテイナーの一人、ロビー・ウィリアムスの波乱万丈な人生を、見るものを夢中にする奇想天外なアイデアで描く。世界的ポップスターをサルとして描くという、従来のミュージカル映画の概念を覆す斬新な表現方法に、普遍的な人間ドラマが融合し、人生の喜びや苦悩、そして力強い希望のメッセージを届ける、感動ミュージカル・エンターテインメント。
『グレイテスト・ショーマン』を超える没入型の 圧巻のミュージカルシーン
ロンドンのリージェント・ストリートのダンスシーン(楽曲「Rock DJ」)では、ストリートのすべてを封鎖するという世界初の撮影にも関わらず、撮影当日にエリザベス女王の逝去により急遽中止を余儀なくされるという不幸に見舞われたが、諦めることなく再撮影の許可を取り、何度もシュミレーションを繰り返し、同時に500人以上もの人が踊るという前代未聞のチャレンジを成功。
ロマンティックな船上(楽曲「She’s The One」)のダンスシーンでは、南フランスのヨットパーティーを再現するため、8週間24時間体制で巨大なヨットのセットを作り上げ、息を飲むようなロマンティックなダンスシーンを実現。3晩で37万5千人動員し、史上No1の記録を作ったロビー・ウィリアムスの歴史的なコンサートシーン(楽曲「Let Me Entertain You」)では、3万人を越えるエキストラによる撮影と2003年に行われた実際のネブワース・コンサートのライブ映像が革新的な技術でミックスされ、映画館にいる観客を伝説のライブに追体験させてくれる。
ストーリー
挫折も、夢も、音楽で包み込むイギリスで生まれたロビー・ウィリアムスは、1990年代初頭にボーイズ・バンド、“テイク・ザット”のメンバーに選ばれ、チャートトップを連発するポップスターになる。
しかし、その一方で10代にして世界的なスターダムにのし上がったことによる不安とあくなき夢を追い求める中で、愛されると同時に常に他人の目に晒される辛さに苦悩する。仲間や大切な人との出会いと別れ、そして人生の絶頂とどん底を経験した、彼が選んだ人生とは——
「猿」演出意図は分かったけど正直ダダ滑り。歌って踊るけものフレンズの世界。パートタイムで猿になったり、アニメ「オッドタクシー」みたいに全体メタファー〜最後にリアル展開ならまだしも、猿がどこまで行っても猿。橋本環奈朝ドラ「ギャル設定」、広瀬すず冬ドラマ「クジャク」と一緒で作り手のオナニー。単に邪魔なだけ。猿で不愉快なのに加え脚本も全然面白くない。ミュージカルシーンもリージェント・ストリートとネブワース程度しか印象残らず、これ本当にあの「グレイテスト・ショーマン」座組なの?信じがたい凡作。最近のハリウッド映画には珍しく全面に中国資本打ち出しているので、当該配給会社を牛耳る中国共産党幹部筋からの有形無形サジェスチョンがあったのではと考えたり。
そうそう。性欲モンスターだったジャニー喜多川がこの世にいなければ日本にも「テイク・ザット」みたいな本当に歌って踊れるメンズグループが誕生していたかもね。映画見て思ったけどSMAP以下、ジャニーズタレントはあまりに幼稚過ぎる。
満足度(5点満点)
☆☆