2024年10月07日

【映画評】シビル・ウォー アメリカ最後の日

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話題の本作、遅参に遅参を重ねようやく本邦初公開。しかし邦題の「アメリカ最後の日」ってどういう意味なんだよ?アメコミ糞映画との調整だと思うけど、とりあえず配給会社を小一時間問い詰めたい。

映画『シビル・ウォー-アメリカ最後の日』|大ヒット上映中

イントロダクション
A24史上最大規模&2週連続全米1位を獲得。現代を描く、衝撃の問題作。
今や世界を席巻するA24が、史上最高の製作費を投じ、アメリカで起きる内戦を描く『シビル・ウォー アメリカ最後の日』。メガホンをとったのは、『28日後...』で脚本を担当し、長編デビュー作『エクス・マキナ』で 第88回アカデミー賞R️視覚効果賞を受賞する快挙を果たしたアレックス・ガーランド。世界71の国と地域で(7/18時点)公開を迎えた本作は、2週連続で全米第1位を獲得した。11月に大統領選挙を控えるアメリカ国内では、本作の内容が物議を醸しており、バイデン大統領・ハリス副大統領も鑑賞を希望しているという。

ストーリー
「お前は、どの種類のアメリカ人だ?」連邦政府から19もの州が離脱したアメリカ。テキサスとカリフォルニアの同盟からなる“西部勢力”と政府軍の間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられていた。「国民の皆さん、我々は歴史的勝利に近づいている——」。就任 “3期目”に突入した権威主義的な大統領はテレビ演説で力強く訴えるが、ワシントンD.C.の陥落は目前に迫っていた。ニューヨークに滞在していた4人のジャーナリストは、14ヶ月一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うため、ホワイトハウスへと向かう。だが戦場と化した旅路を行く中で、内戦の恐怖と狂気に呑み込まれていくー




事前にロードムービーと聞いていたので助かった。それ知らんで劇場版予告編予備知識からいきなり本編見たら結構がっかりしていたかも。

誰しも想起するのはトランプの大統領3期目宣言とトランプ支持者の議会棟占拠騒動。だけどカリフォルニア州は民主党岩盤層なのでテキサス州との呉越同舟はポジティブな未来を提示したのかも。

中盤の赤メガネ(憐れみの3章の警官役)パートに我々も立ち会っていたら間違いなく殺されていたでしょう。BLMで騒いでいた名誉白人気取りのリベラルが色々勘違いしているけど彼ら目線では中国人もパキスタン人も日本人も全く一緒。なにがBLMだよ。なにがお可哀想な黒人ちゃんを助けましょうだよ。そもそも人間扱いされないアジア人の命の価値なんか黒人の遥か下の下でしょう。いかにもA24らしい嫌味満点の演出です。素晴らしい。

アレックス・ガーランド監督幻の作品「アナイアレイション」はネトフリ独占配信らしいので機会があれば観てみよう。

満足度(5点満点)
☆☆☆☆




Posted by kingcurtis 固定リンクComments(1)映画 
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コメント
この作品を通じてアメリカ民主党員の脳内世界を垣間見た。
大統領の身代わり夫人が○○そのものだったのは特に評価できる。
Posted by 投了 at 2024年10月07日 20:28
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