2024年10月01日
【映画評】憐れみの3章
mixiチェック世界を未体験の興奮と感動に導いた、アカデミー賞R4部門受賞『哀れなるものたち』の監督・キャスト・スタッフ再集結。
選択肢を取り上げられた中、自分の人生を取り戻そうと格闘する男、海難事故から帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官、奇跡的な能力を持つ特別な人物を懸命に探す女……という3つの奇想天外な物語からなる、映画の可能性を更に押し広げる、ダークかつスタイリッシュでユーモラスな未だかつてない映像体験。
キャスト
エマ・ストーン, ジェシー・プレモンス, ウィレム・デフォー, マーガレット・クアリー, ホン・チャウ, ジョー・アルウィン, ママドゥ・アティエ, ハンター・シェイファー
監督
ヨルゴス・ランティモス
ユーリズミックスな予告編はスタイリッシュだったけど、本編は漫然というか中途半端というか結構クセが強く、「哀れなるものたち」的なモノを期待したのですが両手を挙げて素晴らしい!という感じには至らず。根っ子の部分は3度の飯より大好きなエログロ系なので、短話それぞれ120分尺まで伸ばせばまた受ける印象は違ったかもね。
分解すると
1章 ☆☆
2章 ☆☆☆☆
3賞 ☆☆☆
丸めて☆3つでしょうか。
全般通じて印象的だったのは2章のスワッピングビデオショットと親指カットです。なんのかんの言ってもヨルゴス・ランティモスはお気に入り監督の一人なので次回作も勿論ハードル上げて観に行きます。
満足度(5点満点)
☆☆☆