2024年09月03日

【映画評】不死身ラヴァーズ

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今年の5月にキノシネマで上映されていた本作。松居大悟監督作品なので割と気になりながらいつの間にか上映終了していましたが期せず数ヶ月後にネトフリ配信始まっているのを知り即鑑賞。

松居大悟監督最新作『不死身ラヴァーズ』2024年5月10日(金)全国ロードショー

イントロダクション
“好き”を全肯定する、無防備なラブストーリー
2022年に公開された『ちょっと思い出しただけ』では、男女のほろ苦い恋愛模様が多くの観客の共感と反響を呼び、大ヒットを記録した松居大悟監督。これまでにも『くれなずめ』や『アイスと雨音』、『私たちのハァハァ』等、 独自の視点で数々の青春を描き、若者の圧倒的な支持を得てきた。

最新作『不死身ラヴァーズ』は、10年以上に渡り温め続けてきた渾身のラブストーリー。原作は、「進撃の巨人」諫山創のアシスタントを経て漫画家デビューした高木ユーナの同名コミックで、初めて原作と出逢った時からずっと主人公の二人に強く惹かれていたという松居監督は、「完成した作品を観て、あぁやっと二人に出逢えたと思いました。今回、演じてくれた見上愛さん、佐藤寛太さんとの出逢いも含めて、これまでの時間は必要だったのかもしれません」と述懐し、ようやく制作できた喜びと共に「好きは無敵。諦めることなんてできなくて、この10年で積み上げてきたものをすべて捨てて挑みました」と作品への覚悟を語っている。

主人公・りのを演じるのは本作が初の映画単独主演となる見上愛。唯一無二の透明感とパワフルさを兼ね備えた存在感で観客を惹きつける。りのの運命の相手・じゅんを佐藤寛太、さらに青木柚、前田敦子、神野三鈴らが脇を固める。カッコ悪くても「好き」を真っすぐに伝える大切さと無防備さから生まれる純粋なエネルギーが胸を打つ、新世代の恋愛映画が誕生した。

ストーリー
運命のように何度も出逢い、想いを伝える――
「あなたのことが大好きですっ!!」長谷部りのは、幼い頃に”運命の相手”甲野じゅんに出逢い、忘れられないでいた。中学生になったりのは、遂にじゅんと再会する。後輩で陸上選手の彼に「好き」と想いをぶつけ続け、やっと両思いになった。でも、その瞬間、彼は消えてしまった。まるでこの世の中に存在しなかったように、誰もじゅんのことを覚えていないという。だけど、高校の軽音楽部の先輩として、車椅子に乗った男性として、バイト先の店主として、甲野じゅんは別人になって何度も彼女の前に現れた。その度に、りのは恋に落ち、全力で想いを伝えていく。どこまでもまっすぐなりのの「好き」が起こす奇跡の結末とは――。




「両想いになると姿が消える?」SFっぽい情報だけ事前に仕入れていましたが、前田敦子の辺りから段々規則性が分からなくなり(本作は前田敦子主演映画イニシエーション・ラブに雰囲気が似ているね)、そこからは何も考えず無思考で見続けましたが、なんだそういう事か。日本の映画/ドラマの源泉は漫画ですね。次から次によくぞまあ面白い話を考える日本人。

主演の見上愛さん、河合優実と共に期待の若手だそうで、確かによくキャラ立っている。小さい版小松菜奈みたいな。調べたらヒロインが活きのいい精子を要求するドラマ「往生際の意味を知れ」主役の子だったのか。本作と同じくネトフリ配信始まったドラマ「恋愛バトルロワイヤル」単独主演だそうで、こちらも早速観てみます。

満足度(5点満点)
☆☆☆


Posted by kingcurtis 固定リンクComments(1)映画 
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コメント
原作漫画と男女の立場が逆になってます。
さらに原作での体の底から泣き叫びたくなるほど真っ直ぐな純愛が、映画ではあきらかにトーンダウンしてて残念でした。
Posted by 名無し at 2024年09月10日 03:11
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