2023年12月18日
【映画評】ゴジラ-1.0 
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シンウルトラマンもシン仮面ライダーも正直イマイチだったので、他作品の劇場上映前予告編で何度も拝見した本作もさほど食指を唆らずウルトラマンと似たようなモンだろうと劇場鑑賞スルーの配信待ち態勢だったのですが（そういや今回はガルパンも遂にスルーしました。青ブタも多分観ない）、一月経っても映画の評判は上々でロングラン公開中且つ、福岡の渡辺藤吉本店（渡辺鉄工）謹製の震電（現陸上自衛隊春日駐屯地で生産〜現福岡空港でテスト飛行中に終戦）がゴジラを撃つという博多っ子ライクな話を聞き及び、空飛ぶ震電を描写した映像作品は観た記憶がなかったので、公開50日後という遅参に遅参を重ねようやく鑑賞。
イントロダクション
生きて、抗え。焦土と化した日本に、突如現れたゴジラ。残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか。ゴジラ七〇周年記念作品となる本作『ゴジラ −1.0』で監督・脚本・VFXを務めるのは、山崎貴。絶望の象徴が、いま令和に甦る
事前情報は先の「震電」と主役の二人が神木きゅん、個人的に大好きな浜辺美波だけしか知らず鑑賞開始。「戦前が舞台？」「初代ゴジラのリメイク？」からの、なんか雰囲気が「三丁目の夕日」だなあ。からの、ゴジラが脇役、いわば災難のメタファーという位置付けを理解。ゴジラ登場劇伴は泣かせる。また最近流行りの男色配役？神木きゅんが浜辺美波を抱かない事に不愉快、そこから先〜ラストシーン迄ほぼ先読み出来る展開でさほどストレス無く、とはいえ旧日本軍が開発していた原爆でやっつければよかったのに。とかはふと思いました。再生能力はズルいよね。そういう飛び道具はなしでひたすらアナログ兵器で痛め付け徐々に弱っていけば更にカタルシス増したのでは？背びれの青色LEDエフェクトは好き。
エンドロールで大刀洗の記念館流れまして、鑑賞後調べたら映画で使用した震電レプリカを移譲展示しているのね。あの界隈は高速道路を走るので下道走る機会がないなあ。
【九州�狄辞畸桔�】幻の戦闘機「震電」模型展示 福岡県筑前町立大刀洗平和記念館 - 産経ニュース
情報解禁！！ - 大刀洗平和記念館
監督は山崎貴だったのか。道理で「三丁目の夕日」要素を強く感じました。「三丁目の夕日」＋「永遠の0」セルフリメイクね。
総論としてゴジラ味はあの程度で充分。軸足掛けるべきヒューマンドラマ部分は正直脚本弱い。そもそも「映画：三丁目の夕日」もたいしたストーリー展開がある訳でなく、とはいえSF映画が陥り易い「複雑で込み入った脚本」とすると本作が醸し出す朴訥とした良さが薄れる気もします。だけどもう少し神木きゅんと浜辺美波はラブラブ描写寄りにしてあげても良かったのでは？あと朝ドラ「らんまん」並みにご近所キャストが多ければ更に良かったかもね。安藤サクラだけでは寂しい。人情ドラマ80％、ゴジラ暴れる20％が黄金比かも。
満足度（5点満点）
☆☆☆
コメント
あれほど魅力的だったシン仮面ライダーの時の浜辺美波と違って、ただの怪獣映画のヒロインにしか見えないのは良くも悪くの監督の差？
Posted by n at 2023年12月18日 22:02
血が繋がらない浜辺美波一家の日常生活をテレビドラマ化し12回程度オンエアして欲しい所存であります
Posted by bob at 2023年12月19日 09:51
くだらない人間ドラマや女優一切なしでなしで、「死に損なった男どもが、人生にけりをつける戦い」に絞ったらもっと面白かったんでしょうな。
Posted by ばっはー at 2023年12月23日 21:35
離島のトラウマで不能になったと解釈してましたので、抱けないところは宜なるかなと、、、
Posted by mi2 at 2023年12月29日 14:04
