2023年09月01日

【映画評】アリスとテレスのまぼろし工場

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スマッシュヒット作「さよならの朝に約束の花をかざろう」以来の岡田マリー待望の監督二作品目との事ですがお前もかマルチバース(笑)アリスとテレスはどこへ行った?

映画「アリスとテレスのまぼろし工場」|maboroshi


ストーリー
菊入正宗14歳。彼は仲間達と、その日もいつものように過ごしていた。すると窓から見える製鉄所が突然爆発し、空にひび割れができ、しばらくすると何事もなかったように元に戻った。しかし、元通りではなかった。この町から外に出る道は全て塞がれ、さらに時までも止まり、永遠の冬に閉じ込められてしまったのだった。

町の住人たちは、「このまま何も変えなければいつか元に戻れる」と信じ、今の自分を忘れないように〈自分確認票〉の提出を義務とする。そこには、住所、氏名、年齢だけでなく、髪型、趣味、好きな人、嫌いな人までもが明記されていた。

正宗は、将来の夢も捨て、恋する気持ちにも蓋をし、退屈な日常を過ごすようになる。ある日、自分確認票の犒いな人瓩陵鵑暴颪込んでいる同級生の佐上睦実から、「退屈、根こそぎ吹っ飛んでっちゃうようなの、見せてあげようか?」と持ち掛けられる。

正宗が連れて行かれたのは、製鉄所の内部にある立ち入り禁止の第五高炉。そこにいたのは、言葉も話せず、感情剥き出しの野生の狼のような謎の少女。この少女は、時の止まったこの世界でただ一人だけ成長し、特別な存在として、長い間閉じ込められていた。二人の少女とのこの出会いは、世界の均衡が崩れるはじまりだった。止められない恋の衝動が行き着く未来とは?




テレビアニメのファンムービーは別として、オリジナルアニメ映画はジブリ、京アニ、新海誠のブランド力が高すぎるので、人気芸能人を声優に当て派手な宣伝だけが目立つ大コケ系作品以外は興行のスタートラインに立つことで精一杯。大変ですね。いい作品なのに日の目を見る事もなく埋もれているモノも結構多いだろうな。そういう意味で本作は真摯的な部類の作品ではあります。

さて本作。余程思い入れがあるのか、人間関係は違えど「あの花」と同じフォーマット。「あの花」の魅力は何といっても個性的な登場人物とその人間関係〜群像劇で魑魅魍魎的なモノはアクセントに過ぎない訳ですが、本作は魑魅魍魎的なモノが全面に出すぎて尺の制限はあれど人物描写がお座なりになっている感。登場人物多いけれどメインキャスト3人以外は十把一絡げなモブの印象。

最近のアニメトレンドに寄り添っているとはいえ世界が割れるとか龍が云々系の描写を避け、それこそ「あの花」みたいに淡々とした地味な日常系に全振りすればまた印象も全然違っていたでしょうね。終始あれではメリハリないもん。尚、林遣都と瀬戸康史はエンドロールまで全然分かりませんでした。普通の声優さんじゃダメなんだろうか?

満足度(5点満点)
☆☆




Posted by kingcurtis 固定リンクComments(0)映画 | アニメ
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