2023年08月21日

【映画評】オオカミの家

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


 



ハーマイオニーの「コロニア」は正直面白くなかったけど、今年の夏上映された「コロニアの子供たち」もあんまり面白くないみたいね。観ていないけど。(アマプラ500円で観られます)
コロニア・ディグニダ - Wikipedia

『オオカミの家』公式サイト-8-19-土-ロードショー

イントロダクション
アリ・アスターが魅了されたストップモーション・アニメ!チリのアーティスト・デュオ《レオン&コシーニャ》による初長編『オオカミの家』と短編『骨』待望の日本劇場公開!

むかしむかし、あるところにマリアという美しい娘と、二匹の子ブタがいました ――。実在のコミューン【コロニア・ディグニダ】にインスパイアされた“ホラー・フェアリーテイル” アニメーション
クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャの二人組による初の長編映画『オオカミの家』は、ピノチェト軍事政権下のチリに実在したコミューン【コロニア・ディグニダ】にインスパイアされた “ホラー・フェアリーテイル” アニメーション。チリ南部のある施設から逃走し、森の中の一軒家で二匹の子ブタと出会った娘マリアの身に起きる悪夢のような出来事を描いている。

レオン&コシーニャが監督のほかに脚本、美術、撮影、アニメーションなどを務めた。撮影場所は、チリ国立美術館やサンティアゴ現代美術館のほか、オランダ、ドイツ、メキシコ、アルゼンチンにある10カ所以上の美術館やギャラリー。実寸大の部屋のセットを組み、ミニチュアではない等身大の人形や絵画をミックスして制作、制作過程や制作途中の映像をエキシビションの一環として観客に公開するという手法で映画を完成させた。企画段階を含めると完成までに5年の歳月を費やしており、ワールドプレミアとなった第68回ベルリン国際映画祭ではカリガリ映画賞を、第42回アヌシー国際アニメーション映画祭では審査員賞を受賞するなど世界各国で数々の賞を受賞している。

全編カメラが止まることなく、最後までワンシーン・ワンカットで空間が変容し続ける“異形”のストップモーション・アニメーション。その特異な才能の素晴らしさは、『ミッドサマー』で知られるアリ・アスターが一晩に何度も鑑賞し、自ら二人にコンタクトをとったというエピソードからも伝わるだろう。彼らと意気投合したアスターは、今回同時上映となる短編『骨』の製作総指揮に名乗りを上げ、さらに自身の最新作『Beau is Afraid』内の12分にも及ぶというアニメ・パートも彼らに依頼した。ほかに、トム・ヨークの新バンドThe SmileやPJ ハーヴェイのミュージックビデオを監督したことも話題に。2021年には、アメリカのゲーム・エンタメ情報サイト「IGN」の歴代アニメーション映画ベスト10に選出。同年Varietyの「観るべき10人のアニメーター」にも選出された。

ストーリー
美しい山々に囲まれたチリ南部のドイツ人集落。“助け合って幸せに”をモットーとするその集落に、動物が大好きなマリアという美しい娘が暮らしていた。ある日、ブタを逃がしてしまったマリアは、きびしい罰に耐えられず集落から脱走してしまう。逃げ込んだ一軒家で出会った2匹の子ブタに「ペドロ」「アナ」と名付け、世話をすることにしたマリア。だが、安心したのも束の間、森の奥から彼女を探すオオカミの声が聞こえはじめる。 怯えるマリアに呼応するように、子ブタは恐ろしい姿に形を変え、家は悪夢のような禍々しい世界と化していく……。




油性塗料と水性塗料の使い分けやビニールの扱い方が面白い。禍々しい映像に目が点になり、正直ストーリーは全然頭に入ってこなかったです。ストーリー自体も収容所のメタファーっぽく難解だけどね。(要はカルトコロニー(オオカミ)から逃げた主人公が廃屋で生活するうちに気が狂い再びコロニーに助けを求めるって流れでしょう)

解説によるとアリアスター監督最新作に客演するそうだけど、潰しが効かない作風なので貞子系なジャパニーズホラーなんかぴったりの様な気もする。

満足度(5点満点)
☆☆☆



Posted by kingcurtis 固定リンクComments(0)映画 
Edit







  ※ コメント認証制です。URL記述不可。久保田直己さんの名誉を毀損したり誹謗中傷する書き込みは固くお断りします。
※ 全角換算400文字超を入力するとコメント飛びます。要分割投稿。