2023年08月07日
【映画評】特別編 響け!ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜
mixiチェックスタッフ大量殺害事件トリガーとなったと称される本作、事件後の再起動。その間、世界規模の疫病や戦争など色々ありました。
下記エントリー公開した13日後に事件があったんだよ。
【書評】響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 後編:Birth of Blues
本作アンコン編書評はこちらでした。
【書評】響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話:Birth of Blues
イントロダクション
京都アニメーションが描くのは、吹奏楽に懸ける高校生たちのささやかだけれど“トクベツ”な青春!
武田綾乃の小説「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話」(宝島社)から、人気エピソードを中編アニメーション化!強豪吹奏楽部の新部長、はじめての大仕事は部内の“調整”!?総勢65人の吹奏楽部。主人公・久美子の部長としての日々は、部員たちから舞い込む相談と勃発するトラブルで幕を開ける。無事に初仕事をやり遂げることができるのか──。チューニング、OK!
ストーリー
新部長・久美子を待っていたのは、アンサンブルコンテスト――通称“アンコン”に出場する代表チームを決める校内予選だった。無事に予選を迎えられるように頑張る久美子だが、なにせ大人数の吹奏楽部、問題は尽きないようで……。様々な相談に乗りながら、部長として忙しい日々を送っていた。部員たちがチームを決めていくなか、肝心な久美子自身はというと、所属するチームすら決まっていなくて──。
客席の埋まり工合は7〜8割程度。一見さんは少ないでしょうから皆さん色々胸中に去来するものはあったのでは。タイトルロールの池田晶子さんのお名前に目を奪われたり、金正恩の名前に安堵したり。生存者側のキーマンたる山田尚子は外部スタッフで参加するのかと淡い期待持っていましたが完全リジェクトしたのか。もう制作には携わらないの?
作品の中は相変わらず平和そのもので、主役二人のイチャコラもしっかり。尺は60分でTVアニメ話数換算なら3話分。ファンムービーとも生存報告とも言える作品なので作画のカロリーも抑えめ。正直ダイジェストでいいから演奏シーン見たかったけど。
エンドロールで松田彬人さんのお名前を確認。架空の劇中曲やっぱり松田さんオリジナルだったんだ。最後に謎のユーフォ奏者登場。原作ファンならお馴染みの博多弁先輩登場です。最後の最後にネクストスプリングの文字。映画版でお茶を濁されたら嫌だなと思いつつ、帰りの地下鉄の中でスマホ見ていたら「2024年春TVアニメ化」発表で安堵。色々モヤモヤしますが素直に喜ばないとね。
満足度(5点満点)
☆☆☆☆