2023年08月01日

【映画評】イノセンツ

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話題の北欧ホラー、期待通りの出来でした。

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「童夢」ってこんな話だったのか。全然覚えてないや。同じ名前の国産F1もあったね。

映画『イノセンツ』オフィシャルサイト

イントロダクション
衝 撃 の 夏 休 み が 始 ま る
大友克洋「童夢」からインスピレーションを得た驚異の映像に、世界が震撼&絶賛

第74回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、ノルウェーのアカデミー賞と呼ばれるアマンダ賞で驚異の4冠を獲得。世界の映画祭で16映画賞を受賞し、観客を絶賛と衝撃の渦に巻き込んだ問題作がついに日本上陸。

監督・脚本を手掛けたのは、ノルウェーを代表する映画監督ヨアキム・トリアーの右腕として『母の残像』『テルマ』などの脚本を共同で務め、『わたしは最悪。』で米アカデミー賞R脚本賞にノミネートされた鬼才エスキル・フォクト。子供たちの夏休みを、かつて誰も見たことのない“無垢なる恐怖”で紡ぎ上げた。また、世界中に多くの熱狂的ファンを持つ大友克洋の傑作漫画「童夢」からインスピレーションを得た本作は、特異な世界観のみならず、不穏な予兆と驚きに満ちたサイキック描写においても傑出した迫真性を獲得。大人が一切介在しない、子供たちの“危険な遊び”は予測不能な想像を絶する結末へと突き進む。

『わたしは最悪。』脚本家、鬼才エスキル・フォクト監督最新作
緑豊かな郊外の団地に引っ越してきた9歳の少女イーダ、自閉症で口のきけない姉のアナが、同じ団地に暮らすベン、アイシャと親しくなる。ベンは手で触れることなく小さな物体を動かせる念動力、アイシャは互いに離れていてもアナと感情、思考を共有できる不思議な能力を秘めていた。夏休み中の4人は大人の目が届かないところで、魔法のようなサイキック・パワーの強度を高めていく。しかし、遊びだった時間は次第にエスカレートし、取り返しのつかない狂気となり<衝撃の夏休み>に姿を変えていく─ 。




前フリを纏めると本作監督さんは脚本家との二足の草鞋で、ヨアキム・トリアー監督主要作品の脚本家でもあり本作が長編二作目という事ですね。

イントロダクションに列記された作品名全てに馴染みある相性の良さもあってか世界観へスムーズに没頭。劇中での説明は一切ありませんが構成がシンプルなので手に取るように分かります。「わたしは最悪」ってどちらかというとグレタ・ガーウィグ(バービー大ヒットで手の届かない存在になりやがったなあ)に近いノリなのに、レンジが広いのね。確かにテルマとは地続き。

長編一作目の「ブラインド 視線のエロス」なる作品はWOWOWで以前オンエアされた分を録画済ですが恐らく積読。興味が湧いたので機会があれば見てみよう。

満足度(5点満点)
☆☆☆


Posted by kingcurtis 固定リンクComments(2)映画 
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コメント
サイキックの女の子が可愛くないのがらしいねw

大友克洋作品映像化すればいいのにね。
気分はもう戦争とか今風だと思うのだけどね。
Posted by アベガー at 2023年08月01日 12:06
童夢ってデルトロが映画化するなんて話だいぶ前に聞いた気がするけどガセだったのかな
Posted by he at 2023年08月01日 20:38
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