2023年05月30日

【映画評】ダークグラス

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御年82歳ダリオ・アルジェント10年振りの最新作だそうで、年齢的に最後の作品かもね。

4-7-金-公開『ダークグラス』公式サイト


イントロダクション
1977年に日本でも異例の大ヒットを記録した『サスペリア』では、極彩色の悪夢的なビジュアルと先鋭的な音楽を融合させ、とかく低俗と見なされがちなホラーを官能的なアートの域にまで押し上げた。その誰にも模倣できない鮮血の美学は、リメイク版『サスペリア』のルカ・グァダニーノ、『死霊館』シリーズのジェームズ・ワン、さらにはクエンティン・タランティーノらを熱狂させ、世界中のクリエイターに影響を与え続けている。そのアルジェントが82歳にして、前作から10年ぶりに完成させた本作は、自身のルーツであるジャッロに立ち返ったイタリアン・ホラーだ。2000年代初頭に脚本を執筆しながらも、製作サイドの事情で中止を余儀なくされた幻の企画がついに実現。盲目のヒロインがサイコパスの殺人鬼に脅かされる“見えない恐怖”をスタイリッシュに映像化し、第72回ベルリン国際映画祭におけるプレミア上映で大きな反響を呼んだ。

ストーリー
ローマで娼婦ばかりを狙った猟奇的な連続殺人事件が発生。その4人目のターゲットにされたコールガールのディアナもまた殺人鬼によって車を衝突させられ大事故に遭い、両目の視力を失ってしまう。同じ事故で両親を亡くした少年チンとの間に絆が生まれ、一緒に暮らすこととなるが、サイコパスの殺人鬼はその後もしつこくディアナたちを殺害しようとつけ狙う。




metooで色々アレだったアーシアは脇役(きっちり絞殺されます)。主演のおっぱいお姐さん(イレニア・パストレッリ)はイタリア版鋼鉄ジークのヒロインだったのか。映画評読み直したら案の定、おっぱいおっぱい書いていた。
【映画評】皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ:Birth of Blues

中国人少年を中心に据えたのはポリコレの一環?中国マーケット対策?
評論家振った言い回しをするなら前世紀なレトロ作風ではありますが、今風に言うなら「シンウルトラマン」や「シン仮面ライダー」と同じ部類の、あの時のアレを完全再現。色々突っ込まず懐かし目線で毒々しさを愛でればそれでOK!色々眼福でした。

アルジェントといえば中学生の頃、中洲太洋劇場の一番大きな箱で観た「サスペリア」の音響とビジュアルの衝撃、その後に観た「サスペリア2」の更なるキモキモ衝撃は未だに忘れられません。それ以前のポピュラーなオカルト映画だったエクソシストやオーメン、ヘルハウス等を一瞬で過去に追いやった作品だったよね〜
監督、これからもお元気でね!

満足度(5点満点)
☆☆



Posted by kingcurtis 固定リンクComments(0)映画 
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