2023年04月17日

【映画評】AIR/エア

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スポーツシューズ後発企業ナイキの奮闘とエア・ジョーダン誕生秘話を絡めたノンフィクション映画。

映画『AIR-エア』公式サイト

イントロダクション
『インビクタス/負けざる者たち』『オデッセイ』『フォードvsフェラーリ』など数々の名作に出演し続けるマット・デイモンと、監督・主演を務めた『アルゴ』でアカデミー賞R作品賞を受賞した、ベン・アフレック。当時のナイキ社員ソニー・ヴァッカロをマット・デイモンが、CEOのフィル・ナイトをベン・アフレックが演じ、2人は製作も担当。ベンが「マットと僕は『AIR/エア』の公開にわくわくしている。この映画は人生最高の経験だった!」と語る本作は、2人が俳優・監督・製作の全方位でタッグを組んだまさに特別な1本。映画史に名を刻む2人が起こす、新たな感動の奇跡が幕を開ける。

負け犬だった男たちが仕掛けた、一発逆転の取引とは――?
1984年、人気がなく業績不振のナイキのバスケットボール・シューズ。ソニーは、CEOのフィルからバスケットボール部門の立て直しを命じられる。競合ブランドたちが圧倒的シェアを占める中で苦戦するソニーが目をつけたのは、後に世界的スターとなる選手マイケル・ジョーダン――当時はまだド新人でNBAの試合に出たこともなく、しかも他社ブランドのファンだった。そんな不利な状況にもかかわらず、ソニーは驚くべき情熱と独創性である秘策を持ちかける。負け犬だった男たちが、すべてを賭けて仕掛ける一発逆転の取引とは…!?

伝説の“シューズ”誕生の、驚きの実話。
スポーツの枠を超え、ファッションやアートなど現代のカルチャーに大きな影響を及ぼした“エア ジョーダン”。日本でも社会現象を巻き起こし、誰もが憧れ、今なお伝説として語り継がれる世界一有名なシューズだ。しかし、当時NBAではシューズの規定が厳しく、カラー比率の高いシューズには履いた選手が罰金を科せられた。次々襲い掛かる困難を、男たちはどうやって切り抜けたのか? 不可能を可能にしたプロフェッショナルなチームの、人生を賭けた挑戦を描く、感動の実話。あのアツい時代の興奮を、輝きを、当時の音楽やアイテムと共に体験しよう。




ダイアーストレイツから始まるオープニングで期待感を抱きましたが、史実に拘るあまり?映画的なスケールが小さく、かと言って息詰まるような会話劇の妙がある訳でもなく、小ぢんまりと終わった印象。

NHKのドキュメンタリーで以前観たナイキのドキュメンタリーは凄く面白く(オニツカタイガーの代理店から始まり資金ショートで日商岩井から助けて貰い本社に日本庭園が云々)、ベン・アフレックの監督過去作も割りと好みなんですが、本作は大スクリーンでなくネトフリで充分なレベル。同じビジネスモノなら先週見た「テトリス」の方が何倍も面白い。

但し80年代のOSTはよかった。「Born in the U.S.A」ネタ(元は再就職できないベトナム帰還兵の悲哀話なのに世間一般が勘違いしている)弄るだけ弄って流さないのかよ〜と思っていました。



満足度(5点満点)
☆☆

ナイキと日商岩井の馴れ初めについてはこの辺をご一読あれ
【日商岩井】ナイキ誕生 | 双日歴史館


Posted by kingcurtis 固定リンクComments(1)映画 
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コメント
「当時はまだド新人でNBAの試合に出たこともなく」って・・
MJはNCAAトーナメントで大活躍して日本でもテレ朝のCNN提携番組で劇的な決勝ゴールが放送されたのに・・
Posted by すしそば at 2023年04月18日 19:14
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