2023年03月27日
【映画評】いつかの君にもわかること
mixiチェックイントロダクション
世界中の映画祭で絶賛され、異例のロングランヒットを記録した『おみおくりの作法』。日本でも阿部サダヲ主演で『アイ・アム まきもと』としてリメイクされ話題を集めるなど、今もなお愛され続けているヒューマンドラマの傑作だ。その生みの親である名匠ウベルト・パゾリーニの待望の最新作では、余命宣告を受けたシングルファーザーが、自分が亡き後に息子が一緒に暮らす“新しい家族”を探し求める物語だ。監督が実際の記事から着想を得たという本作は、力強く紡がれた父子の絆を通じて、ヴェネチア国際映画祭をはじめ世界中で共感の嵐を巻き起こし、米映画レビューサイトRotten Tomatoesでは驚くべきことに100%フレッシュ!を叩き出した。「生」と「死」という普遍的なテーマから新たに誕生した感動作が、日本中を優しい涙で包み込む──。
ストーリー
窓拭き清掃員として働く33歳のジョンは若くして不治の病を患い、残された余命はあとわずか。シングルファーザーとして男手ひとつで4歳のマイケルを育ててきた彼は、養子縁組の手続きを行い、息子の“新しい親”を探し始める。理想の家族を求め、何組もの“家族候補”と面会をするが、人生最大の決断を前に進むべき道を見失ってしまう。そんな彼は、献身的なソーシャルワーカーとも出会い、自分の不甲斐なさに押しつぶされそうになりながらも、息子にとって最良の未来を選択しようとするが……。
子役がいい。
本筋に集中させたい為なのでしょう。不治の病に関する説明はなく病の描写も最低限度。養家候補の選定評価を示す主人公の台詞があれば更に面白かったかも。主人公が何を求め、養家候補が何を提示しているのかは観客的に細かく伝わらなかったので、その辺は感情移入が難しかった。とはいえ良作。邦題については優秀なレベル。あの箱の中身の意味かな。(nowhere special → いつかの君にもわかること)
満足度(5点満点)
☆☆☆
コメント
管理人死ね
Posted by 石川楓子 at 2023年03月31日 23:13