2023年03月23日
【映画評】フェイブルマンズ

黒人やアジア人でなくユダヤ人主役がリベラル映画人の逆鱗に触れたのか各映画賞レースは散々な結果だったスピルバーグ自伝映画ですが、それなりに面白かったよ。
イントロダクション・ストーリー
50年にわたるキャリアの中で、『ジョーズ』から『E.T.』、『ジュラシック・パーク』まで、史上最も愛され、変幻自在な数々の作品を世界に送り出してきたスティーヴン・スピルバーグが、“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描く。初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年は、8ミリカメラを手に家族の休暇や旅行の記録係となり、妹や友人たちが出演する作品を制作する。そんなサミーを芸術家の母は応援するが、科学者の父は不真面目な趣味だと考えていた。そんな中、一家は西部へと引っ越し、そこでの様々な出来事がサミーの未来を変えていく──。母を演じるのは『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などでアカデミー賞Rに4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズ、父役には『THE BATMAN−ザ・バットマン−』のポール・ダノ。両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していくサミーが、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。
映画制作の小ネタ話やスピルバーグ自身の各代表作オマージュシーンなどトリビア系の楽しさ。スピルバーグ過去作ではあまり馴染みがない親の不倫話とか、学園モノ展開とか、スピルバーグはこういうジョージ・ルーカス的な作品が作りたかったのかな?とか思ったり。
癖がありすぎるジョン・フォードの役は誰なんだとエンドロール注視していて思わず声が出そうになった。デヴィッド・リンチ師匠がなんでカメオ出演なんだよ。最後にちょろっと出演して全部持っていったわ。
そうそう。ミシェル・ウィリアムズ不細工だけどなんで毎回魅力的に見えるんだろうね。不思議。
満足度(5点満点)
☆☆☆
コメント
スピルバーグといえば「激突!」が思い浮かぶ俺はどうかしてるのかな?
一番最初に見た彼の作品だからしょうがない。日曜映画劇場かなんかで。
しかし、タイトルのフェイブルマンズってなんじゃいなって思ったら、「フェイブルマン家の人々」かよ!ったく...
一番最初に見た彼の作品だからしょうがない。日曜映画劇場かなんかで。
しかし、タイトルのフェイブルマンズってなんじゃいなって思ったら、「フェイブルマン家の人々」かよ!ったく...
Posted by 映画評論家 at 2023年03月23日 14:01