2023年01月17日
【映画評】SHE SAID/シー・セッド その名を暴け
mixiチェック#metoo運動のきっかけとなった映画製作会社「ミラマックス」社主ハーヴェイ・ワインスタインによる枕営業強要事件の映画化。
イントロダクション
2017年、ニューヨーク・タイムズ紙が報じた1つの記事が世界中で社会現象を巻き起こした。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『恋におちたシェイクスピア』『ロード・オブ・ザ・リング』『英国王のスピーチ』など数々の名作を手掛けた映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ・性的暴行事件を告発したその記事は、映画業界のみならず国を超えて性犯罪の被害の声を促し、#MeToo運動を爆発させた。
ピューリッツアー賞を受賞した調査報道を基に制作された本作には、『それでも夜は明ける』『ムーンライト』の製作陣が集結。巨大権力に挑んだ2人の女性記者を、2度のアカデミーR主演女優賞ノミネートの『プロミシング・ヤング・ウーマン』のキャリー・マリガンと『ビッグ・シックぼくたちの大いなる目ざめ』のゾーイ・カザンが演じる。
ストーリー
取材を進める中で、ワインスタインは過去に何度も記事をもみ消してきたことが判明する。さらに、被害にあった女性たちは示談に応じており、証言すれば訴えられるため、声をあげられないままでいた。問題の本質は業界の隠蔽構造だと知った記者たちは、調査を妨害されながらも信念を曲げず、証言を決意した勇気ある女性たちと共に突き進む。そして、遂に数十年にわたる沈黙が破られ、真実が明らかになっていくー。
いい題材なんですが話が壊滅的に面白くない。説明過多で悪い意味で息苦しい。堅苦しい。制作陣について公式サイト上では具体的名前明記はなく単に「『それでも夜は明ける』『ムーンライト』の製作陣が集結」と書き捨てているだけでして、調べたら監督はマリア・シュラーダーというドイツ人女性(57)。監督さん自身は『それでも夜は明ける』『ムーンライト』全く関係ない。実にいい加減。直近作を調べたらなんと!拙ブログで丁度一年前にレビュー済。評価は☆2で納得。
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シリアスなテーマなので真面目にやるのは当然だとしても、ここまでカチカチ構成するならいっそドキュメンタリー作品にした方がよかったのでは?興行作品としては低レベル、キャリー・マリガン無駄遣いだと感じました。
翻り、アベ政治と戦う映画界のジャンヌ・ダルクだ、自由と平等を守るリベラルの神だと祀られている藤井道人とかスターサンズら日本アカデミー互助会やイソコ界隈。我が国の映画業界にも本作同様、映画業界お友達お知り合い仕事仲間が隠蔽し続けた様々な強姦被害が告発されていますが、アベ政治とか菅元総理以外のテーマには全くご感心がない模様でして、当該事件の検証ドキュメンタリーや映画化は一切なし。あちら方面から金玉握られているのか俺たちリベラルのレイプはキレイなレイプかどうか存じ上げませんが、斜め左に傾いた幼い正義を振りかざす映画村リベラルは全く信用できない事を再確認。ほとぼりが冷めるをじっと待っている。
満足度(星5点満点)
☆☆
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コメント
"he said, she said" にひっかけたタイトルなんだろうな。
Posted by Fictionと現実を混同しちゃ駄目 at 2023年01月18日 12:09