2022年12月28日

【映画評】ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY

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今年映画館で観る映画はスケジュール的に本作で打ち止めになりそう。映画納めは12月30日配信予定のネトフリ「ホワイトノイズ」になりそうです。中洲大洋でやっている岸井ゆきの「ケイコ 目を澄ませて」や、配信組の「聖なる証」や「ウエストエンド殺人事件」も観たいな。

映画『ホイットニー・ヒューストン-I-WANNA-DANCE-WITH-SOMEBODY』

イントロダクション
 THE VOICEと称される圧倒的な歌声。今なお世界中の音楽シーンに影響を与え続けている歌姫ホイットニー・ヒューストン。彼女はいかにしてスターダムを駆け上がり、グレイテストソングを生み出したのか?
 その少女の名はホイットニー・エリザベス・ヒューストン――。教会の合唱団でも抜きんでた美声を持ち、歌手になる夢を持つ少女は、著名なシンガーである母の厳しい指導を受けていた。ある日、母親の歌うステージでオープニングアクトを任せられた彼女は、その場にいたアリスタ・レコードの社長クライヴ・デイヴィスに才能を認められ、スターへの道を歩み始める。ジャンルも人種も超え、「歌いたい曲を、自分らしく歌う」ことに命を燃やした先に、彼女が見たものは――。
 ホイットニーの声が、歌が、圧巻のパフォーマンスが、数々のNo.1ヒット・ソングとともにスクリーンに蘇る。




前提としてホイットニー・ヒューストン超全盛期に日本公演を観に行ってます。生粋のホイットニーヒューストンっ子。88年だからちょうど2枚目リリースの翌年。日本人を小馬鹿にしたようなリアクションが印象的でした。調べたら当該ツアー動画があった。便利な世の中。



さて本作ですが身内の恥に次ぐ恥を余すことなく公開。遺族がよく許可したねぇ。
ホイットニーを演じたナオミ・アッキーさんは最初のグレイテスト・ラヴ・オブ・オールから凄まじい声量で、これ特訓の成果?デジタル的にボイスコンバートしたの?と感心しながら観続けまして、スーパーボウルのアンセムに至っては「この人俳優辞めてホイットニー芸人で飯食えるやろ」と深く感動しエンドロールに突入。流れる文字列見ていたら全ての楽曲に「Performance by Whitney Houston」なんだ全部ホイットニー本人の歌声かよ。。。

脚本は名作「ボヘミアン・ラプソディ」と同じ人との事ですが、展開は非常に雑です。とはいえ脚本のポンコツさを織り込んでも余りある素晴らしい歌唱パフォーマンス(当て振りだけど)。現存する本人のライブパフォーマンス映像はクオリティとして上質とは言えないので、そっくりさんながら高画質で再現したホイットニーに一見の価値あり。ツレは鳥肌が立ったと言っていました。

満足度(5点満点)
☆☆☆

映画に挿入された名シーンの本物版を参考貼付。









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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(2)映画 
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コメント
歌の上手い人は口が大きくて顎がしっかりしてるとつくづく思う。
Posted by おちょぼ口 at 2022年12月29日 14:55
もうすぐ行われるホイットニーヒューストンのホログラムコンサートが行われるけどどの様なコンサートになるのか楽しみですね。
初音ミクレベル?
よく映画館で行われているライブコンサートに変わってホログラムコンサートになると田舎の地方都市でも見る事が出来るかと期待しているのですが。
Posted by 名無し at 2023年01月01日 01:36
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