2022年12月26日
【映画評】THE FIRST SLAM DUNK
mixiチェック井上雄彦先生「バガボンド」はモーニング誌で毎話読んでいましたが(結局小倉のママ?)、その前の「SLAM DUNK」は縁がなく全くの未読。アニメ版も同じく。然るに話題の本作でして、ファンムービーかと思いきや原作未読者が観ても面白い(というかオチを知らない未読者特権あり)という話を聞き及び、それではと周回遅れで鑑賞。前提として学生の頃はバスケット部でした。観ながら色々思い出した。懐かしい。
ABOUT SLAM DUNK
週刊少年ジャンプ(集英社)1990年42号から1996年27号まで連載された、井上雄彦による少年漫画。高校バスケを題材に選手たちの人間的成長を描き、国内におけるシリーズ累計発行部数は1億2000万部以上。その影響からバスケを始める少年少女が続出し、テレビアニメ(1993年10月〜1996年3月)やゲームなども製作された。2006年、若いバスケットボール選手を支援するための「スラムダンク奨学金」が設立される。2018年、全カバーイラスト描き下ろし、物語の節目ごとに巻を区切り直した新装再編版(全20巻)刊行。2020年、イラスト集『PLUS / SLAM DUNK ILLUSTRATIONS 2』刊行、連載開始から30周年を迎えた。
井上雄彦先生自ら監督という狂気の作品。TVアニメレベルでは未だ違和感多いCGアニメスタイルですが、主要な動きにさほどの違和感なし(観客席のモブの動きは気持ち悪かったけど)。というか井上雄彦先生の漫画がそのまま動いている錯覚を招く新機軸。原作未読ながら赤毛が主人公というのは何となく分かっていましたが、本作はそうではないのね。
中盤からショートの群像劇スタイルに移行し、「なるほど。そうやって入部したのか」と理解。メインの試合展開は先が全く分からないので非常に得をしました。確かに結果が分かっていたら半分お楽しみはない。とはいえ登場人物たちに感情移入するまでの予備知識がなく、原作ファンの醍醐味が味わえなかったのは必然。結論は非常に面白い。流れをもっと知りたい。
映画続編があれば引き続き観に行きますがそういう計画はないとの話なので、今更ながら原作を買いました。ぼっちざろっく既刊読み終えたらSLAM DUNKを読んでみます。たまにはバガボンドも読み直したい。
満足度(5点満点)
☆☆☆☆
コメント
あまりにも映画化が遅すぎて声優さんも亡くなったり声がスカスカになってオリジナル声優でなくなったりとマイナス要素が多い。それでも昔ながらのファンが映画館に大勢集まったのは作品が愛されてきた証拠。古参のファンだけでも大ヒットというのは凄い。
Posted by at 2022年12月26日 14:54
※1さん
そら思い出補正という奴やで。
とはいえ原作を読んだ事が無い人間にもウケた時点でちゃんとした映画なのさ。
年末にようやくこの作品を観に行けそう‥
>たまにはバガボンドも読み直したい
井上御大にはこっちも〆てほしいなそろそろ。
そら思い出補正という奴やで。
とはいえ原作を読んだ事が無い人間にもウケた時点でちゃんとした映画なのさ。
年末にようやくこの作品を観に行けそう‥
>たまにはバガボンドも読み直したい
井上御大にはこっちも〆てほしいなそろそろ。
Posted by 投了 at 2022年12月26日 20:09
原作もリアタイで大好きでしたが
映画としてここまで仕上げた井上先生流石だと思います。なかなか進まない車椅子バスケの「REAL」もオススメです。「バガボンド」しかり先生には是非完結まで書いて欲しいと願ってます!
映画としてここまで仕上げた井上先生流石だと思います。なかなか進まない車椅子バスケの「REAL」もオススメです。「バガボンド」しかり先生には是非完結まで書いて欲しいと願ってます!
Posted by ちびあめ at 2022年12月27日 12:02