2022年11月14日

【映画評】すずめの戸締まり

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


 



今年の邦画界最大の話題作、公開初日に観に行きました。
新しい御茶ノ水駅、なんか違和感あるな〜

映画『すずめの戸締まり』公式サイト

イントロダクション
新海誠監督 集大成にして最高傑作
国境や世代の垣根を超え、世界中を魅了し続けるアニメーション監督・新海誠。全世界が待ち望む最新作『すずめの戸締まり』は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる”扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語だ。

すずめの声に命を吹き込むのは、1700人を超えるオーディションから新海誠が探し出した、たったひとりの才能・原菜乃華。溢れ出る感情を声にのせるみずみずしい原石に、物語のヒロインを託す。扉を閉める旅を続ける“閉じ師”の青年・草太役には、新海誠が「内面の豊かさ」をオーディションで見出した松村北斗。椅子に姿を変えられてしまう青年という難役を真摯な姿勢で乗り越え、見事に演じ切った。そして二人を支える、すずめの叔母・環役に深津絵里、草太の祖父・羊朗役に松本白鸚。さらには染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、花澤香菜、神木隆之介という精鋭キャストが集結。すずめの旅を鮮やかに彩る。

音楽には、新海作品3度目のタッグとなるRADWIMPS。共作として日米の映画やアニメシリーズで活躍する映画音楽作曲家・陣内一真が参加し、本作でしか成しえない最強の布陣で、壮大かつ繊細な冒険映画の機微を表現する。また、主題歌「すずめ」を唄うのは次世代の逸材・十明。唯一無二の歌声で、物語の昂ぶりを奏でる。

すずめが歩む道の先で待つのは、見たこともない風景。人々との出会いと別れ。驚きと困難の数々。それでも前に進む彼女たちの冒険は、不安や不自由さと隣り合わせの日常を生きる我々の旅路にも、一筋の光をもたらす。過去と現在と未来をつなぐ、“戸締まり”の物語。
2022年11月11日。その景色は、永遠に胸に刻まれる。

ストーリー
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太に出会う。彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。
なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…。扉の向こう側からは災いが訪れてしまうため、草太は扉を閉めて鍵をかける“閉じ師”として旅を続けているという。すると、二人の前に突如、謎の猫・ダイジンが現れる。「すずめ すき」「おまえは じゃま」ダイジンがしゃべり出した次の瞬間、草太はなんと、椅子に姿を変えられてしまう―!それはすずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた小さな椅子。逃げるダイジンを捕まえようと3本脚の椅子の姿で走り出した草太を、すずめは慌てて追いかける。やがて、日本各地で次々に開き始める扉。不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、日本列島を巻き込んでいくすずめの”戸締まりの旅”。旅先での出会いに助けられながら辿りついたその場所ですずめを待っていたのは、忘れられてしまったある真実だった。




正直、普通に面白くなかったです。TVer最大再生数を稼いだとかいう川口春奈主演ドラマsilentと同じくビジュアルや演出はいいんだけど、個々のシーンがキレイなだけで全体纏めたら??ってなる。(なんで猫の名前が「ダイジン」なの?なんで椅子オトコに替えられたの?みみず出現場所の規則性は?なんで東日本大震災は止められなかったの?その時の閉じ師は誰だったの?日本に閉じ師は何人いるの?)おとぎ話ならおとぎ話なりの合理性、整合性が必要だと思うのです。話の辻褄がてんでバラバラな印象。伊藤沙莉パートとオープンカーでの移動シーンは非常にリラックスしてよかったので、小難しい怪異設定抜きでの震災トラウマから自身を取り戻す九州から東北までのロードムービーだったら評価が180度違っていたかも。そう、「秒速5センチメートル」ロードムービー版みたいな。

新海誠のアイデアを無加工でフィルムに落とし込んでも商業ベース的には微妙。現体制で新海誠次回作があるなら劇場へ足を運ぶにはちょっと慎重になりますね。配信ベースなら観るけれど、流石に大人向けのアニメではないような気がします。要は鑑賞者を選ぶ作品。

満足度(5点満点)
☆☆

【関連エントリー】
【映画評】君の名は。(満足度 ☆☆☆☆)
【映画評】天気の子(満足度 ☆☆☆☆)



Posted by kingcurtis 固定リンクComments(8)映画 | アニメ
Edit







コメント
新海誠はデビュー作のSF物を一本見ただけ。それ以降は作品は退屈で冒頭の数分で視聴をやめた。それなりの才能はあるかもしれないが宮崎駿みたいなしたたかさがない。宮崎駿は嫌いだが彼の作品は最後まで見させる力がある。
Posted by   at 2022年11月14日 12:10
うーーん。やっぱり微妙でしたか。この映画、褒めてる人とけなしてる人が半分ずつって感じで、それだけなら、よくある賛否両論ってやつなんだけど。気になるのは否の意見が、かなり辛辣で、そういう場合、警戒した方がいいって個人的には思ってるので。
Posted by 名乗るほどの者じゃござんせん at 2022年11月14日 12:45
椅子というと、「ふたりのイーダ」を思い出すなあ。本作と共通点があるとも思えないけど。
Posted by SU at 2022年11月14日 14:54
観たけど今回はbob氏の映画評と反対ニダアル。
「311」を「料理」する意味で適当な内容をしていたと思ったのだが(どこかの仮面を被った黒い太陽の方とは違い
>おとぎ話ならおとぎ話なりの合理性、整合性が必要だと思うのです
作っている最中にコロナで観客がその辺の考察をする余裕と気力を失ったと考えたんじゃね?
後はスポンサーの関係とかでメリハリを付けられないとか(なんだこの上映前CMの多さは
Posted by 投了 at 2022年11月14日 20:28
新海は、女性が描けないんですよ。
女の心理ってのを、妄想リアル問わず、共感あるように描けない。
「(キモ)男つまり新海の理想の女」「都合のいい女」のみ。
そんな新海が女性主役とか、そりゃ無理ですよ。
んで、いつものようにPVみたいに曲かけてごまかし。
年末を控えてコロナ波の警戒ってのもあるけど、思ったより劇場空いてるのは、皆がその違和感を感じてるからではないですかね?
Posted by んん− at 2022年11月15日 04:58
動画配信まで落ちてきたら見てみますかな
Posted by worldwalker's weblog(・∀・)! at 2022年11月15日 20:27
オタキングは最初は褒めているように見えたが後からボロクソ。最初のは挨拶代わりのお世辞だった? 何はともあれ女子供に評判のものにはついていけないな。
Posted by   at 2022年11月17日 00:40
「政治的に正しい」かったかどうか?
それがすべてだ、映画評論は。某映画評論家を見習え。見なくても5チャンネルに目を通せば、評論できちゃうんだぞ。
Posted by 必須フィールド at 2022年11月18日 22:51
  ※ コメント認証制です。URL記述不可。久保田直己さんの名誉を毀損したり誹謗中傷する書き込みは固くお断りします。
※ 全角換算400文字超を入力するとコメント飛びます。要分割投稿。