2022年05月17日

【映画評】シン・ウルトラマン

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セクハラとかエヴァとか考察とか巷では色々盛り上がっていますが、そういう方面はさっぱり疎いので丸腰で楽しんできました。同世代の特撮好きが念願叶い「あるべきウルトラマン」リメイクしたらしいのでそれなら見に行こうと。

以下、ネタバレが不可避なのでこれから観に行く予定の方は閲覧ご注意下さい。

映画『シン・ウルトラマン』公式サイト


イントロダクション

空想と浪漫。そして、友情。
日本を代表するキャラクター“ウルトラマン”を新たに『シン・ウルトラマン』として映画化!
企画・脚本・総監修に、自身もウルトラマンシリーズのファンであることを公言する庵野秀明。
そして、監督は数々の傑作を庵野氏と共に世に送り出してきた樋口真嗣。
この製作陣の元に超豪華な俳優陣が集結。
主人公の【ウルトラマンになる男】に斎藤工。
その他、長澤まさみ、西島秀俊、有岡大貴、早見あかり、田中哲司ら演技派・個性派キャストが総出演。
「ウルトラマン」の企画・発想の原点に立ち還りながら、現代日本を舞台に、
未だ誰も見たことのない“ウルトラマン”が初めて降着した世界を描く、
感動と興奮のエンターテインメント大作。



ストーリー

次々と巨大不明生物【禍威獣(カイジュウ)】があらわれ、その存在が日常となった日本。
通常兵器は全く役に立たず、限界を迎える日本政府は、禍威獣対策のスペシャリストを集結し、
【禍威獣特設対策室専従班】通称【禍特対(カトクタイ)】を設立。
班長・田村君男(西島秀俊)
作戦立案担当官・神永新二(斎藤工)
非粒子物理学者・滝明久(有岡大貴)
汎用生物学者・船縁由美(早見あかり)
が選ばれ、任務に当たっていた。
禍威獣の危機がせまる中、大気圏外から突如あらわれた銀色の巨人。
禍特対には、巨人対策のために
分析官・浅見弘子(長澤まさみ)
が新たに配属され、神永とバディを組むことに。
浅見による報告書に書かれていたのは・・・【ウルトラマン(仮称)、正体不明】。


庵野秀明コメント


『シン・ウルトラマン』の「ウルトラマン」について 2019/12/11
成田亨氏の描いた『真実と正義と美の化身』を観た瞬間に感じた「この美しさを何とか映像に出来ないか」という想いが、今作のデザインコンセプトの原点でした。我々が『ウルトラマン』というエポックな作品を今一度現代で描く際に、ウルトラマン自身の姿をどう描くのか。その問題の答えは、自ずと決まっていました。それは、成田亨氏の目指した本来の姿を描く。現在のCGでしか描けない、成田氏が望んでいたテイストの再現を目指す事です。世界観を現代に再構築する事は挑戦出来てもあの姿を改める必要を感じ得ず、成田亨・佐々木明両氏の創作したオリジナルへの回帰しか、我々の求めるデザインコンセプトを見出せませんでした。

その為に―――

『真実と正義と美の化身』と成田氏が当時から後年にかけて描いていた様々なウルトラマンのイメージを踏襲し融合し再構成させた新たな体表のライン。
成田氏が監修した、佐々木明氏制作によるマスク。
成田氏が望んだ、古谷敏氏の体型データをベースとした体躯。
成田氏が望まなかった、眼の部分に覗き穴を入れない。
成田氏が望まなかった、スーツ着脱用ファスナーに伴う背鰭を付けない。
そして、成田氏が望まなかった、カラータイマーを付けない。

と、いう作業を行った結果が今回のデザインです。ウルトラマンの美しさに、少しでも近づきたいという願いから生まれた姿です。この想いが、わずかでも観客の皆様に伝わる事が出来れば、幸いです。

企画・脚本 庵野秀明

成田 亨氏プロフィール


1929年9月3日、神戸市生まれ。生後間もなく青森県へ移り、以後、青森県と兵庫県内の転居を繰り返す。
1954年、武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)彫刻研究科在学中、「ゴジラ」の美術スタッフにアルバイトとして参加。これを機に東宝だけでなく大映や松竹、東映などの特撮美術に携わり、1960年、東映の特撮美術監督に就任。1965年、円谷特技プロ(当時)と契約し、同社の「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「マイティジャック」などで、ウルトラマンをはじめとするキャラクターや怪獣、メカ、防衛隊のコスチュームや基地のセットにいたるまでをデザインし、映像作品の世界観構築に多大なる功績を残した。1968年にフリーとなってからは、「突撃! ヒューマン!!」などの特撮や「樺太1945年夏 氷雪の門」「新幹線大爆破」「この子を残して」「麻雀放浪記」など映画美術のほか、百貨店のディスプレイや博覧会、催事場のデザインなど活躍の場を広げていった。
2002年2月26日、多発性脳梗塞のため永眠。享年72歳。
2003年「アート・ツアー・イン青森 成田亨が残したもの」展、2005年「成田亨の世界」展、2007年「怪獣と美術」展、2014年?2015年「成田亨 美術/特撮/怪獣」展が開催された。


成田 浬氏コメント


「シン・ウルトラマン」のデザイン発表に寄せて 2019/12/12

昨年の初春、母と私のもとへ庵野秀明さんが来訪され「『真実と正義と美の化身』を映画にしたい」と仰っていただいた時のことは忘れません。耳を疑うほどに嬉しかったのです。父、成田亨は、自身が試行錯誤しながら生み出した「ウルトラマン」を、 生涯を通して深く愛し、誇りに思っておりました。同時に、その「ウルトラマン」を生み出した自身の名前がクレジットから消され、デザインが変質され、商業的に利用され続ける人間社会に深い悲しみと絶望を抱いておりました。その心を正直に発した事で、誤解や誹謗中傷も受けました。父は悲しみが癒されることなく2002年に他界しましたが、その背中を通して多くを感じながら育てられた私は、父を誇りに思い、時に哀れに思い、そして心から尊敬しています。

生前の父の言葉を思い出します。「本物は残る、本物であれ」

『真実と正義と美の化身』は、芸術家として生きた当時の父の全てが注ぎ込まれた油彩画です。その絵画が、当時まだ子どもとしてウルトラマンを見ておられた庵野さんの感性に50 年以上の時を経て触れ、才能を発揮し続ける庵野さんの稀有な感性と交わり、「シン・ウルトラマン」としてどの様な姿でスクリーンに蘇るのか、期待に胸が膨れ、熱くなっております。昭和の子どもが心踊らせた「ウルトラマン」が、令和の子どもたちに「シン・ウルトラマン」として蘇る。子ども達の心に残る忘れられない映画の誕生を心待ちにしております。

成田 浬

円谷プロダクション コメント


『シン・ウルトラマン』の「ウルトラマン」について 2019/12/12

初めて庵野秀明氏と『シン・ウルトラマン』の企画の話をした時から、庵野氏にはある想いがありました。それは、成田亨氏の描いた『真実と正義と美の化身』を今作のデザインコンセプトにしたいということ。成田氏の描かれたデザインは現在まで続く「ウルトラマン」の原点であり、私たちは庵野氏の「ウルトラマンの美しさに少しでも近づきたい」という想いに全面的に賛成しました。私が初めて成田浬氏とお会いしたのは2018年春でした。それ以来、亨氏の偉業について、そしてご苦労についてお伺いすることができました。その上で、この機会に改めて成田氏の円谷プロダクションでの仕事と功績に対して惜しみない賛辞をお贈りしたいと思います。今作をご覧になる多くの方が最高にして美しい「ウルトラマン」を目撃します。どうぞご期待ください。

株式会社円谷プロダクション
代表取締役会長 兼 CEO 塚越隆行




〜ここから感想〜

最初の「シン・ゴジラ」タイトルはなんで?

ウルトラQの油文字が21世紀風にアップデートされていて感心。

数十年振りに聴く新録された様々なお馴染み劇伴が素晴らし過ぎる。後半立て続けに演出される例のウルトラマン登場シーンもよかった。

子供を助けに行った斎藤工、一瞬だけどかなり強烈に頭打っていなかった?これはWOWOWオンエア時に再チェックしてみよう。

巨大フジ隊員はあんまり当時の印象ないんだよなぁ。私はそっちの性癖はないみたい。


10分に一回尻叩く元ネタが分からない。福岡ローカル番組「ヤマトホ」不快芸を思い出した。気合い入れる為に両手で頬叩くなら分かる。

足上げたまま静止している長澤まさみのスカートの中を覗きたかった。

匂いはエントリープラグ云々のオマージュなんだろうけど数日間シャワー浴びていない長澤まさみの股間まで匂う必要はないわな。

威力を増したスペシウム光線もなんかエヴァンゲリオン入っている。

スペシウム光線構える格好は相当議論したんだろうな。

山本耕史エピソードは人類補完計画なんだ。

ゼットン造形はそう来たか。声もこんな感じだったな。浮遊する姿はこれもエヴァンゲリオンだ。

カレー食っているシーンはやっぱ採用しなかったか。

ザラブ星人の後ろ半分は面白いアイデア。

科特隊ユニフォームは却下か。形から入るのは大事なんだけどな。

オリジナル回帰は分かるけど、やっぱカラータイマーはビジュアル的に欠かせないアイコンだ。

どうせセクハラで叩かれるなら長澤まさみ仕事着はパツパツシャツにすればよかった。

ディレクターズカット版があれば是非拝見したい。

NHK4Kリマスター「ウルトラマン」オンエア待っています。

本編前予告編で「シン・仮面ライダー」流れていた。

満足度(5点満点)
☆☆☆☆





Posted by kingcurtis 固定リンクComments(8)映画 
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コメント
ザラブ星人が出てくるなら、吊り目で朝鮮靴はいたニセウルトラマンは出てこないの?
Posted by sp at 2022年05月17日 15:50
普通に円谷プロが数年前に作った謎の予告編の方のウルトラマンを見たかったんだが? 小難しい屁理屈無しで楽しみたいんだよ。
Posted by   at 2022年05月17日 20:31
ザラブとウルトラマンとゾフィーの声の他の声優に吹き替えバージョンを希望
まちかどまぞくのナレーションみたいなゾフィーとか
そういや、ザラブは仕事で侵略やってるんだから「ここから先は時間外労働です」やってほしかった
Posted by n at 2022年05月17日 22:04
巨大長澤まさみ隊員堪能いたしましたwwwもう少しエロかったら良かったのにね。おしい。
Posted by アベガー at 2022年05月18日 16:40
シン・ゴジラ→ウルトラマンのタイトル破りはオリジナルTV版のウルトラQ→ウルトラマンのタイトル破りに倣ったものですね
モーションアクターに庵野さんがいるのでスペシウム光線のシーンとかやってそうな気がします
あそこまで旧作リスペクトするなら、どうせならジラース出せばいいのにとか思ったり
Posted by licca at 2022年05月18日 18:59
タイトルの件分かりました
情報ありがとう
Posted by bob at 2022年05月19日 07:49
メフィラス星人、米津玄師の歌は良かった。
それ以外はまあまあ。端折り過ぎでご都合主義の感が残る。Netflixと組んでワンクールぐらいのドラマにした方が良かったのでは?
Posted by ポーさん at 2022年05月20日 16:21
ザラブの辺りで出てきた斎藤工の元同僚的な人物(加賀美というらしい)が有能すぎて、インパクトが地味に強かったです。
Posted by hr at 2022年05月22日 08:45
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