2022年05月16日

【映画評】流浪の月

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久々の李相日監督作品。フルサイズ映画は前作「怒り」より6年振りなのか。

映画『流浪の月』-公式サイト

イントロダクション
〈女児誘拐事件〉ふたりしか知らない、あの夏の〈真実〉。
帰れない事情を抱えた少女・更紗(さらさ)と、彼女を家に招き入れた孤独な大学生・文(ふみ)。
居場所を見つけた幸せを噛みしめたその夏の終わり、文は「誘拐犯」、更紗は「被害女児」となった。
15年後。偶然の再会を遂げたふたり。それぞれの隣には現在の恋人、亮と谷がいた。

『悪人』で善悪の境界を朧にし、『怒り』で信じることの困難を世に問うた監督・李相日。人間存在を極限まで掘り下げ、観る者の心にそれまで感じたことのない感情を呼び覚ます濃密な映画体験を提供し続けてきた李が、待望の新作として選んだのは、2020年本屋大賞受賞の凪良ゆうのガラスのように繊細な物語。

更紗役に広瀬すず、文役に松坂桃李という現日本映画界をリードするふたりを迎え、横浜流星、多部未華子が新境地に挑む。

更に、現邦画界で輝く実力派が結集し、物語に深みを添える。
彼らの心象を叙情を込めて映し出すのは、『パラサイト 半地下の家族』『バーニング 劇場版』を手掛けた韓国映画界のレジェンド、撮影監督ホン・ギョンピョ。『キル・ビル Vol.1』『三度目の殺人』等、世界を股にかけて活躍する美術・種田陽平、NODA・MAPや2021年東京オリンピック開会式のダンスパフォーマンスへの楽曲提供も話題の音楽・原摩利彦ら、国境を越えた才能の競演も見どころだ。

いつまでも癒えない傷を抱えて生きてきたふたりが手を伸ばした、ひとすじの光。一歩先の未来。
世界の片隅で生きる〈許されない〉ふたりの物語が、息が止まるほどの感動と深い共鳴であなたを包む。




望月衣塑子男優ながら桃李やっぱ演技上手いなぁ。多部ちゃん出番少ないながらインパクト強烈。趣里は持ち味の嫌なオーラ出しまくり。翻り主演の広瀬すず。前作「怒り」白熱のレイプシーンはまだティーンエイジだったので無問題だとしても、ウブなネンネじゃあるまいし本作の着衣セックスシーンって何だよ?別に「乳首を見せろ」と言っている訳ではない。シーツで隠して構わない。いい年した大人のセックスシーンを演じるのが着衣って冗談にも程がある。事務所方針で「着衣以外演じません」縛りがあるなら青春ラブコメアニメの実写版にでも専念して頂きこういう役を演じるのは本当止めて欲しい。きちんと演技ができる若手女優さんに譲って頂きたい。ヒリヒリする作風なのに本当興醒めします。日本の映画レベルが上がらない要因の一つだよね。アイドル役者弊害。吉永小百合の後釜でも狙ってんのか?

とはいえ6年前の「怒り」映画評を読み直すと「園子温並のポンコツ」と激しい口調で書いていましたが、本作は「悪人」の頃の李相日までクオリティが復活しています。長尺(150分)にも拘わらず重層的な展開で最後の最後まで目が離せない。原作未読なので最後の桃季の「オチ」は目が点になりました。そう来るか。女性作家ならではの視点。「目が点」を味わいたい方は是非劇場へ。

満足度(5点満点)
☆☆☆☆


Posted by kingcurtis 固定リンクComments(0)映画 
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