2021年10月19日

【映画評】クーリエ:最高機密の運び屋

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「キューバ危機」を回避させた普通のおっさんサラリーマン冒険譚。

映画『クーリエ:最高機密の運び屋』

イントロダクション
核戦争を回避せよ。キューバ危機下の<リアル>をあぶりだす、究極のスパイ・サスペンス
1962年10月、アメリカとソ連、両大国の対立は頂点に達し、「キューバ危機」が勃発した。世界中を震撼させたこの危機に際し、戦争回避に決定的な役割を果たしたのは、実在した英国人セールスマン、グレヴィル・ウィンだった。スパイの経験など一切ないにも関わらず、CIA(アメリカ中央情報局)とMI6(英国秘密情報部)の依頼を受けてモスクワに飛んだウィンは、国に背いたGRU(ソ連軍参謀本部情報総局)高官との接触を重ね、そこで得た機密情報を西側に運び続けるが―。『クーリエ:最高機密の運び屋』は、キューバ危機の舞台裏で繰り広げられた知られざる実話を基に、核戦争回避のために命を懸けた男たちの葛藤と決断をスリリングに描いた、迫真のスパイ・サスペンスだ。

ストーリー
東西冷戦下、米ソ間の核武装競争が激化。世界中の人々は核戦争の脅威に怯えていた。そんな時、CIAとMI6のエージェントが一人の英国人に目を付けた。その男、グレヴィル・ウィンは東欧諸国に工業製品を卸すセールスマンだったが、彼が依頼された任務とは、販路拡大と称してモスクワに赴き、GRUのペンコフスキー大佐から受け取ったソ連の機密情報を西側に持ち帰ることだった。あまりに危険なミッションに恐れをなし、ウィンは協力を拒否するが、世界平和のために祖国を裏切ったペンコフスキーに説得され、やむなくモスクワ往復を引き受ける。だが、政治体制を超えた友情と信頼で結ばれた男たちは、非情な国家の論理に引き裂かれ、過酷な運命をたどることに―。

キューバ危機とは
1962年10月、ソ連がカリブ海のキューバに核ミサイル基地を建設していることが発覚。アメリカは海上封鎖で対抗し、世界は全面核戦争の危機に瀕したが、土壇場で両国は歩みより、キューバからソ連のミサイルは撤去された。人類史上、”最も第三次世界大戦に近づいた13日間”と呼ばれる。




勉強不足でこういう史実があったとは知りませんでした。とはいえ当時のソビエトですら繰り返し生じた政府高官による情報漏えい〜スパイ活動が今現在は無い。など想定し得ず、北朝鮮とか中国とか舞台裏は凄まじいんでしょうね。(そういう意味では今週末公開される北朝鮮ドキュメンタリー映画ザ・モールは興味津々)

なにはともあれ最後のカンバーバッチはびっくりした。クリスチャン・ベールかよ。

「第三次世界大戦」を回避せよ──キューバ危機の裏で暗躍したスパイは、ただの英国人セールスマンだった | 世界の分断が深まる今こそ観るべきスパイ映画 | クーリエ・ジャポン

劇中で終盤のシーンを撮影するために、わざわざ3ヵ月も撮影を停止して「準備期間を設けた」とクック監督は認めている。その理由は……ぜひその答えを自らの目で確認していただけたらと思う。

満足度(5点満点)
☆☆☆




Posted by kingcurtis 固定リンクComments(1)映画 
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コメント
スリル満点で良かった。
まあ現実はジェームズ・ボンドやイーサン・ハントのようにはいかないよね。
祖国を裏切ったとは言えソ連側スパイの最期は悲惨過ぎる。妻子はその後どうなったんだろうね。
でもこれ旧共産圏の人たちが見たら評価はガラッと変わると思う。彼らの感想をぜひ聞いてみたい。
Posted by ポーさん at 2021年10月25日 13:43
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