2021年10月12日

【映画評】浜の朝日の嘘つきどもと

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1月にオンエアされたドラマ版は全然面白くなかったのですが、なるほど映画版が前日譚だったのか。

映画『浜の朝日の嘘つきどもと』公式サイト

イントロダクション
いらっしゃいませ、ようこそ映画館へ 主演:高畑充希 × 監督:タナダユキ、柳家喬太郎、大久保佳代子ら 多彩なキャストが共演

映画へのかけがえのない思いと、先生との約束を果たすため、小さな“嘘”をついても守ろうとした、オンボロ映画館のお話。
福島県・南相馬にある映画館「朝日座」に、茂木莉子と名乗る女性が現れる。経営が傾いた「朝日座」を立て直すために東京からやってきたというが、支配人・森田保造は突然のできごとに驚きを隠せない。すでに閉館が決まり打つ手がないと諦めていた森田だが、見ず知らずの莉子の熱意に少しずつ心を動かされていく。かくして、「朝日座」存続のために奮闘する日々が始まった――。

脚本・監督はタナダユキ。2004 年、フォークシンガーの高田渡を追ったドキュメンタリー映画『タカダワタル的』が東京国際映画祭に特別招待作品として上映され、さらに同年、劇映画『月とチェリー』が英国映画協会の「21 世紀の称賛に値する日本映画 10 本」に選出され、大きな話題となった。2008 年脚本・監督を務めた『百万円と苦虫女』で日本映画監督協会新人賞を受賞。その後も映画『俺たちに明日はないッス』(08)、『ふがいない僕は空を見た』(12)、『四十九日のレシピ』(13)、『ロマンス』(15)、『お父さんと伊藤さん』(16)、『ロマンスドール』(20)を発表。テレビドラマや配信ドラマでも数多くの作品を世に送り出し、CM やミュージックビデオなどの演出も手掛けている。今作では、実在する映画館を舞台にオリジナル脚本を執筆し、自らメガホンを取った。

経営が傾いていた映画館「朝日座」を立て直すべく、地元住民と共に奮闘する主人公・茂木莉子を演じるのは、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18)で第 43 回日本アカデミー賞・優秀助演女優賞を受賞し、映画やテレビドラマ、舞台などで幅広く活躍する国民的女優・高畑充希。タナダ監督と初タッグとなる今作では、溌溂とした性格だが、大胆な行動の裏に繊細な心情をあわせもつ人物像を、丁寧な芝居で魅せてくれる。

朝日座の支配人・森田保造に、今最もチケットが取れないと言われる落語家の柳家喬太郎。莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子には、様々なバラエティ番組で人気を博し、テレビドラマや映画での演技の評価も高い大久保佳代子。二人の活き活きとした芝居が、スクリーンに説得力とユーモアを添える。共演陣には、甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、光石研、吉行和子という実力派俳優が集結した。
今作の舞台となったのは、福島県南相馬市に実在する映画館「朝日座」。1923 年(大正 12 年)7 月 2 日に芝居小屋・常設活動・写真小屋「旭座」として開館。開館時には坂東勝三郎、中村翫十郎の一座により「旭座舞台開き」が行われ、地方回りの芝居が上演される中、無声映画も数多く上映され、多くの地元住民が足しげく通い、大衆文化の殿堂として賑わいを見せた。様々な災禍を免れ、戦後、映画全盛の時代となった 1952 年(昭和 27 年)に「朝日座」へ改名。長年、街の人々の暮らしに寄り添い、数多くの思い出を育んでいる。

東日本大震災・福島の原発事故からちょうど 10 年。映画館を取り巻く時代も変わり、今般のコロナ禍の影響も大きい。そんな今だからこそ、映画愛と映画館愛と人間愛に満ちた、エンタメ文化へのエールともなる愛すべき映画が誕生した!

【ストーリー】
福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」。100 年近い歴史を持ち、主に旧作映画を上映する名画座として地元住民に愛されていたが、近年はシネコンと呼ばれる複数のスクリーンを持つ複合映画館の台頭によって厳しい経営状況だ。

支配人の森田保造(柳家喬太郎)はサイレント映画『東への道』をスクリーンに流しながら、意を決する。35mmフィルムを一斗缶に放り込んで火を着けた瞬間、森田の背後から水をかけて邪魔をする女性(高畑充希)が現れた。経営が傾いた「朝日座」を立て直すために東京からやってきたという彼女は、自分の名前を「茂木莉子」と名乗る。

しかし、「朝日座」はすでに閉館が決まっており、森田も「打つ手がない」と決意を変えるつもりはない。「ここが潰れたら本当に困る!」と主張する莉子は、この町に住んでなんとかするという。それは、「ある人との約束」が理由だった。
莉子が高校一年の時、東日本大震災が起きた。タクシー会社で働いていた父(光石研)は除染作業員の送迎を担当したが、やがて莫大な利益をあげたと噂をされるようになり、莉子は友達が一人もいなくなってしまう。そんな高校二年の折、立ち入り禁止の屋上にいるところを数学教師の田中茉莉子(大久保佳代子)に見つかり、視聴覚準備室へ連れていかれる。茉莉子先生と一緒に映画『青空娘』の DVD を鑑賞した莉子は、映画の魅力を知るのだった。

その後、家族で東京に移住するが、高三の一学期でドロップアウトしてしまう莉子。家に居場所がない莉子は、郡山にある茉莉子先生の家を訪ねて二人の同居生活が始まる。茉莉子先生との楽しい毎日は長くは続かなかったが、莉子が実家に戻るまで、二人の時間にはいつも映画があった。

2019 年、映画の配給会社に勤めていた莉子のもとに、茉莉子先生が病に倒れたという連絡が届く。8 年ぶりに茉莉子先生と再会すると、「お願いがある」と言われるのだった。「南相馬にある朝日座という映画館を立て直してほしい」と。

先生との約束を果たすために映画館を守ろうと奔走する莉子と、積年の思いを断ち切り閉館を決めた支配人・森田。果たして「朝日座」の運命やいかに……




高畑充希は相変わらずのキレ芸で特にコメントすることもありませんが、大久保佳代子さん面白いね〜 「喜劇愛妻物語」ではちょい役だったけど、本作では重要なキーパーソン役。台詞はおぼつかないし演技も柔らかくはないけど、この人凄く面白い。印象深い。このまま芝居経験積んだら個性的ないい女優さんになりそう。性的な魅力が本人の持ち味だろうから、瀧内公美さんや真木よう子さんみたいに大胆且つ艶っぽい役が嵌るか?日本の女優さんって個性派が少ないからこういう人貴重だよ。男女問わず個性派俳優ってなんかお笑い方面からの流入ばかりだなぁ。

という事で劇中紹介されたグリフィス監督作「東への道」って観たことがないんですよ。最後のシーンのスタント凄いな。You Tubeに動画があるからいつか観てみたい。

満足度(5点満点)
☆☆☆



Posted by kingcurtis 固定リンクComments(2)映画 
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コメント
朝日新聞の事かと思った
Posted by   at 2021年10月12日 13:36
坊主頭が竹原ピストルに似てるなと思ったら本人だった
触れてないからドラマ版の不評な原因なのだろうか
Posted by k at 2021年10月13日 06:50
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