2021年09月29日

【映画評】MINAMATA―ミナマター

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ジョニー・デップ製作/主演の話題作がようやく公開。
しかしこういう題材をなんで日本の映画人が撮らない?
アベがどうとか森友は生物兵器工場とかスガがどうとかパヨ身内受けの三流映画作ってうつつを抜かした挙げ句、エヴァンゲリオンや鬼滅の刃を許さないと真顔で怒っている日本のA24こと正義マンの巣窟スターサンズは恥を知れと申し上げたい。

映画『MINAMATA―ミナマター』公式サイト

イントロダクション
ジョニー・デップがキャリアの全てをかけて伝える世界への警告と希望の光
伝説の写真家ユージン・スミスと水俣の実話から生まれた衝撃の感動作
ジョニー・デップが、全世界に関わるある重大なメッセージをハリウッドから発信する。伝説の写真家ユージン・スミスと当時の妻が、1975年に発表した写真集「MINAMATA」の映画化だ。ユージン・スミスは、今尚注目される史上最も偉大なフォトジャーナリストの一人、そんな彼が日本の公害病“水俣病”を取材した写真集である。ジョニーは今もまだ続く水俣の危機に当てたスポットライトで、各国で同じ環境被害に苦しむ多くの人々をも照らし出そうと、主演し自らプロデューサーにも名乗り出た。共演は英国の名優ビル・ナイに、日本からは真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子と、国際的に高い評価を受ける実力派が集まった。また、音楽は産業公害に強い関心を持つ坂本龍一が同じ志を持つ者として引き受けた。

人々の暮らしに寄り添ったユージンの瞳とカメラを通して私たちが見るのは、闇に包まれた苦難の瞬間にも、光として浮かび上がる人間の命の輝きと美しい絆。警告と希望を焼き付けた、今こそ体験するべき一本が誕生した。

ストーリー
1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家の一人と称えられたユージン・スミスは、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。水銀に冒され歩くことも話すことも出来ない子供たち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンだったが、ある事がきっかけで自身も危険な反撃にあう。追い詰められたユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮る──。






こういう作品を世に出す事はとても素晴らしいと思いますし、内容もまずまず纏まっているとは思いますが、チッソの本社や株主総会が水俣で行われている描写とか(東京です)、失明したチッソの工場が水俣とか(千葉です)舞台を全部水俣に集約している脚本なので全体的なスケール感がちょっと気になったのと、排水の描写とかはもうちょっと正確に描いて欲しかったです。あと例の母娘写真のその後の顛末とか。

皆さん危惧する通りこういうセンシティブな作品を踏んづけて政府批判の具に活用する不逞の輩が案の定おりまして、例えば陰謀論大好きいつもの映画評論家「日本政府の妨害で水俣では撮影できなかった云々」とか作品を冒涜するようなデマは本当やめて欲しい。監督さんのインタビューは下記の通り。

監督のアンドリュー・レヴィタスは撮影前の2018年にプロデューサーらと水俣を訪れ、今も闘病中の患者や家族と対面し、この出会いで「水俣の人々を正しく描こうと決意した」と語っている。しかし、今の日本で“70年代に見えるロケーション”を見つけるのは至難の業。水俣も例外ではなかった。水俣でのロケーション撮影はごく一部に限られ、撮影監督は「セルビアのセットで内装を撮影し、その後モンテネグロで外観を撮影した」と説明している。

 ロケ撮影は、13世紀に建てられた修道院と、小さな難民のコミュニティがあるティヴァトの“花の島”で行われた。ここでの映像が水俣湾と見事にマッチし、まるで日本で撮影したように見えるほど、70年代の水俣を見事に再現した。
映画『MINAMATA』はセルビア&モンテネグロで撮影 その理由は? | 千葉日報オンライン

水俣市が「後援拒否」経緯については下記の通り。映画本編も見せず「水俣市は名義後援せよ」とは市民団体も傲慢過ぎ。最初から水俣市を挑発するのが目的だったのでは?皆様に置かれましては「水俣市が本作に不快感」などアベ政治にお困りのいつものリベラルデマに振り回されるのは止めましょう。

ジョニー・デップ主演映画の上映会、水俣市が後援見送り 水俣病伝えた米写真家が題材 | 熊本日日新聞社

 熊本県水俣市は13日、水俣病を世界に伝えた米国の写真家ユージン・スミス(1978年死去)を題材にした映画「MINAMATA」の地元上映会を巡り、地元有志でつくる実行委員会から申請があった名義後援を見送ったと明らかにした。「複雑な市民感情を考慮した」というのが主な理由。一方、県は名義後援を承諾している。

 市は、内部の協議で後援を見送った。実行委には6月29日付で、「映画が史実に即したものか分からず、制作者の意図も不明」といった理由も併せて伝えた。

 市環境課は実際に映画を見ていないとした上で、「県と判断が異なることは事前に確認していたが、水俣病に対する差別や偏見の解消に役立つか分からなかった」と説明した。

 県水俣病保健課は「65年前に起きた事実を改めて発信できる。水俣での上映には意義があると考えて後援を承諾した」としている。(鎌倉尊信)

満足度(5点満点)
☆☆☆




Posted by kingcurtis 固定リンクComments(14)映画 | ヘルス
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コメント
イタイイタイ病とかは水俣と違って地名が固定化されなかったかな?
それが良いのか悪いのかよくわからんが
熊本育ちで話聞かされて正直子供心に好んで近寄りたいと
思わない土地ではあったな
年食ってその辺の感覚はだいぶ薄れてきたけどね
Posted by k at 2021年09月29日 12:52
国内でも水俣病の映画作ったんだろ
Posted by 名無しさん at 2021年09月29日 16:47
水俣にいるのは患者だけでなく、加害者側のチッソの元社員もいっぱいいるからな。
そして行ってみるとチッソの工場以外、何も目ぼしいものがない典型的な企業城下町。

チッソと共存していくしかないのに一方的に敵視できない。
Posted by aikobros at 2021年09月29日 18:33
>恥を知れと申し上げたい
身内だけのシャンシャン総会でフィルムとヒトを無駄遣いする森保イズムするよりマシだったのでは。
Posted by 投了した at 2021年09月29日 21:02
雅子皇后をディスる映画なんだと言う事は理解した。
こういう制作人は、中国の土壌汚染や公害にはダンマリ。
Posted by 匿名 at 2021年09月29日 23:58
確かに硬骨であるのは確かだが、現在進行形の中国の公害については撮れないし撮らなだろうなな

良くも悪くもある程度の法治国家で解決を見た事件だから行けたとも言える
Posted by ななし at 2021年09月30日 01:11
雅子爺の悪行に比べたら、小室母子とか子供レベル
Posted by 名無しさん at 2021年09月30日 05:43
電信柱がまったくない日本の風景は違和感ありありでした
Posted by ななし at 2021年09月30日 07:28
観てないからアレですけど、映画として撮る、残すのには賛成ですけど、今現在の水俣の様子もしっかりと撮ってるのかが気になります

確かに水俣はまだ問題を抱えてますけど、それでも現状まで回復したわけですし、害だけを撮ってそれで終わりだったら、ただのネガティブキャンペーンで、理不尽クレーマーとなんら変わらない
Posted by 名無し at 2021年09月30日 15:43
水俣には絶対来ないけど、江頭豊の葬式には旦那を連れて行く雅子
Posted by 名無しさん at 2021年09月30日 16:31
出来不出来は別として、今さら水俣?なんで今?という感が強い
当事者の努力をよそに、部外者が功名心で問題を蒸し返している

あと、水俣病を題材にした日本映画はもうあるでしょうよ
Posted by 名無し at 2021年09月30日 17:20
なぜ今更水俣?という疑問には、「中華が今汚染でやばいから」と答えるのが一番真実であろうことかな。
所詮芸能業界は目腐れ金で動くもの。中華資本なしでは、今のハリウッド様は身動き取れない。と。
よって、「ニホンモー」「ニホンガー」して世界の目を逸らしたいだけの動き。
Posted by 名無しもの at 2021年09月30日 20:42
映画評にパヨだのウヨだの文言盛り込まないで欲しい
Posted by ゴミ at 2021年10月01日 07:29
ユージンさんの元嫁さん、思いっきりジンケン利権に食いついててワロス、しかも関西でwww
Posted by 名も無き友愛伝道師 at 2021年10月11日 15:57
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