2021年04月06日
【映画評】サウンド・オブ・メタル

年末に公開されていたのか〜 今年のオスカー作品賞にもノミネートされているやん。ギリギリ間に合った。
アマプラ加入していますが、ネトフリと違い「アマゾン・ストゥディオズ新作」って全て日本のアマプラは未配信〜劇場公開のみだと思い込んでいたので全くチェックしていませんでした。コメント欄で教えて頂いた方、有益情報ありがとうございます!
メタルドラマーのルーベンは、聴力を失い始める。医師に今後も悪化すると言われ、ミュージシャンとしての自分も人生も終わりだと考える。恋人のルーは元ドラッグ依存症のルーベンをろう者のコミュニティーに参加させ、再びドラッグに走ることを防ぎ、新しい人生に適応できることを願う。ルーベンはろう者のコミュニテーで歓迎され、ありのままの自分を受け入れるが、新しい自分とこれまで歩んできた人生とのどちらかを選ぶのか葛藤する。Sound of Metal
タイトルの「メタル」って主人公の音楽とインプラントのダブルミーニング?あの音は四六時中は堪えられないよ。
滑り台のシーンが印象的。
四段階に亘る音響の変化が面白かったです。(響音→籠音→歪音→無音)
なんでも監督と脚本家は「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ」コンビだそうで、道理でテイストが似ている。最近ならノマドランド並みの面白さでした。
聲の形モチーフはああいう種類の難聴だったのかな。
満足度(5点満点)
☆☆☆