2021年02月10日

【映画評】ディエゴ・マラドーナ 二つの顔

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分かっているようで実はよく日本には伝わっていないマラドーナのドキュメンタリー映画。マラドーナ全盛期って日本では読売クラブとかヤンマー、日産自動車、古河電工の時代だからねぇ。大学ラグビー、プロ野球と比べると社会人サッカーなんか超マイナースポーツだった。

映画『ディエゴ・マラドーナ-二つの顔』オフィシャルサイト

イントロダクション
監督・製作総指揮を手掛けたのは、『アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ』で英国アカデミー賞受賞、『AMY エイミー』でアカデミー賞R受賞を果たした、イギリスの俊才アシフ・カパディア。また、製作にジェームズ・ゲイ=リース、編集にクリス・キング、音楽にアントニオ・ピントなど、前作と同じスタッフが集結。さらに、マラドーナ本人の完全な協力を得て、500時間の貴重な秘蔵映像と共に、栄光と挫折を繰り返す天才の光と影が明かされる。カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション、英国アカデミー賞ノミネート、ロッテントマト89%大絶賛など、世界中で高く評価された波瀾万丈な人生ドラマが遂に日本公開。

ストーリー
1984年、世界的な人気を誇るアルゼンチン出身のサッカー選手ディエゴ・マラドーナは、熱狂的な観客が集うイタリア南部の弱小クラブSSCナポリに移籍する。ピッチでは“神の手”“5人抜き”でメキシコW杯優勝、“クラブ史上初”のセリエA優勝により、スーパースターとして崇め立てられたかと思いきや、プライベートではマフィアとの交際、愛人とのゴシップ、コカインでの逮捕により、トラブルメーカーとして忌み嫌われてしまう。やがて、サッカーを愛するピュアな“ディエゴ”、マスコミを騒がせるダークな“マラドーナ”という、相反する“二つの顔”が浮かび上がる・・・。




一線で活躍した期間は僅か10年足らず。企図せず公開タイミングと訃報が重なった事もありますがアシフ・カパディア監督の「アイルトン・セナ」「AMY」と比べると格落ちのような。なんで近年の描写をばっさりカットしたんだろう?そこからが一番面白いのに。やっぱ存命中に制作していたので色々制約があったのかな?

私の地元のサッカーチーム(福岡ブルックス)には氏の実弟ウーゴ・マラドーナという選手が在籍していまして、JFLの頃なんかよく平和台陸上競技場に応援に行っていました。トログリオとか永井がいたね。ウーゴの活躍もありブルックスはJFL優勝しJリーグ昇格。ピッコリ大魔王が面白かった。そのチームもアビスパという名前に替えて、今年はJ1に定期昇格しましてなんとか5年周期説を打ち破ってほしい所存です。リーグ最下位の編成予算で精一杯の補強していますがソフトバンクはなんで資金支援しないんだろう?

そうそう。映画館のロビーにナポリ時代のユニフォームが展示してあるよ。

満足度(5点満点)
☆☆☆












コメント
>大学ラグビー、プロ野球と比べると社会人サッカーなんか超マイナースポーツだった。

ドマイナー競技がメジャーで、メジャー競技がマイナーだったとか、、凄い時代ですねw
Posted by 名無しさん at 2021年02月10日 13:24
マフィアと付き合わずにいれる日本のサッカー選手は幸せなのだというのを噛み締める作品かな(流し読み
>なんとか5年周期説を打ち破ってほしい
??「そうはいかんざき」
Posted by 投了した at 2021年02月10日 20:23
くそ保守的な親父に育てられたので、野球少年でしたが、同級生は週刊少年ジャンプ読んで良いので、サッカーの方が人気あったな。高校時代にマラドーナのW杯位は見た世代(ここの主と同世代かと思ってた)だったが、日本のクラブチームのサッカーは、存在すら知らなかったかも?その後、バブル崩壊後から、日本サッカーがようやく北朝鮮とか中国に勝つようになって・・・Jリーグ・・・ん?時世が曖昧だ・・・
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2021年02月11日 23:14
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