2020年11月20日

【映画評】おかえり ただいま

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こちらの続き。
朝日新聞名古屋本社販売部傘下の拡張団員が通りすがりの女性を拉致強盗し殺害
【闇の職安 名古屋女性拉致殺害事件】中日新聞 死者のブログを晒す
女性殺害―朝日新聞拡張団を放置できない 朝日社説をインスパイアしてみた

名古屋闇サイト殺人事件に関するドラマ&ドキュメンタリーのリミックス映画。
東海テレビのドキュメンタリー映画はどれもこれも秀作揃いなので楽しみに鑑賞しましたが、ご遺族に忖度しているのか掘り下げ方がテレビのバラエティっぽくて、これはちょっと残念な内容。

映画『おかえり-ただいま』公式サイト

イントロダクション
国民の8割が死刑を容認する日本。最愛の人を奪われたとき、私たちは何を望むのか?
名古屋闇サイト殺人事件 — 2007年8月24日深夜、帰宅途中の女性が拉致、殺害され、山中に遺棄された。犯人は、携帯電話のサイト“闇の職業安定所”で知り合った3人の男たち。マスコミの報道は過熱、娘を奪われた母は加害者全員の死刑を望んだ。しかし、立ちはだかったのは「1人の殺害は無期懲役が妥当」という判例。母は街頭に立ち、極刑を求めて約33万筆の署名を集めた。裁判は1人が死刑、2人に無期懲役。その後、無期の1人に別の強盗殺人の余罪が発覚し、死刑が確定した。

東海テレビが 作らずにはいられなかった・・・・・・・・・・・・映画。
死刑存廃論を超えて、事件の背景と家族の人生を描き出す。
事件発生直後から被害者の母を取材してきた東海テレビは、ドキュメンタリー「罪と罰〜娘を奪われた母 弟を失った兄 息子を殺された父〜」(2009年4月)を放送。その後も撮影を継続し、死刑執行後に犯人の父親の肉声を収録した。しかし、それだけでは表現できないことがあった。それは、事件前の母と娘のかけがえのない日々。母を斉藤由貴、娘を佐津川愛美が演じ、在りし日の家族を蘇らせた。さらに、凄惨な事件を起こすに至った男の生い立ちを浮かびあがらせる。
監督・脚本は、「光と影〜光市母子殺害事件 弁護団の300日〜」『死刑弁護人』『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』など、日本の司法のあり方を鋭く問い続ける齊藤潤一。プロデューサーは、『人生フルーツ』『ヤクザと憲法』も手がける阿武野勝彦。2018年に菊池寛賞を受賞した「東海テレビドキュメンタリー劇場」最新作。

キャストコメント
実際に起きてしまった凄惨な事件を題材にしているので、役を演じるのはとても難しいことでした。ただ、お母様や亡くなられた磯谷利恵さんの思いに、どれだけ近づけるか、誠実に取り組みました。いま、できる限りの気持ちを込めた作品です。映画が、たくさんの人たちの元に届き、事件が風化しないことを願います。斉藤由貴(母・磯谷富美子役)

スタッフの皆さんの熱量に感銘を受けながら、支えてもらいながら、作品と向き合いました。
撮影が終わった時の気持ちを私は一生忘れることなく生きていくべきだと思いました。
独りの時、あなたの心に思い浮かぶ人はいますか?
思い浮かぶ誰かがいらっしゃる全ての皆さんに、観ていただきたいと心から思います。佐津川愛美(娘・磯谷利恵役)



冒頭でも触れたように東海テレビドキュメンタリー映画の秀作さってのは人間のドロドロした所をカメラの前で晒す事が特長と思われるのですが、神田氏の父君にドア越しのワイドショー番組的インタビューした以外は被害者を捉えた流れなので「可哀相」以外の感情に刺さらない感じ。

モザイク越しで構わないのだから神田父に路上直撃取材するとか、それ以外の共犯者への獄中会見や身辺取材、思考停止と揶揄されたくだらない判決を下した司法への取材、公判中の3人の罪のなすりつけ争い、4人目の実行犯への取材、犯罪の温床だった朝日新聞拡張団の実態調査、個人のブログを面白可笑しく晒し大炎上させた中日新聞と東京新聞、獄中の神田に何度も面会した東海テレビの取材内容、ネットで発表された神田手記に関する裏付け取材とか東海テレビの優秀なクルーならやること一杯ある筈なのに、この作品って本当にこれでよかったの?この事件に着眼した功績はあるけどさ。君たちもっと仕事できるだろう。

満足度(5点満点)
☆☆

最後に、今は見れない神田手記より一部抜粋。改めて犠牲者のご冥福をお祈りします。

話を戻しましょう、「彼女」の口座からいよいよ「金」を引き出せる。800万全額は無理だとしても、2〜300万位は"なんとか"手に入れたいね、などと話合っていた、そして「出し子」の山下が戻ってきた!!『ダメだわ凹』

私達は、結局6万2千円しか「金」を奪えずに「彼女の全て」、そして「彼女にかかわる全ての方々」から彼女との未来を奪った・・・。その後も山下は諦め悪くカードを使ったが結局ダメだった。田中は『ハァーーー』と落胆し、山下は『まだ、なんとかならんかのおー』と言っていた。

私は頭を切り替えた。『とりあえず、夜まで各自休憩しよう』と言って、『今夜も同じで良い?』と尋ねた。田中は、『今夜はちょっと・・・、10時過ぎなら・・・うーんとりあえずOKだと思いますけど・・・。』とぼやけた返事。山下は、『今夜も、やったりますわ!!』、その山下に田中が『"次"は山下さんもちゃんとヤッて(殺)下さいよ』などと言っていた。

そして、田中を自宅マンション近くで降ろし、『それじゃ夜10時過ぎですね』や『お疲れ様』などと言って別れた・・・。

その後山下と鳴海のツタヤへ原付を取りに戻り、帰宅して寝ようと考えながらも山下に『今夜もやります?』と尋ねると『えぇ、みんながやるなら』と答えてきました。『今夜は風俗嬢を"さらって"好きなだけ楽しんで下さいね』などと、また「女」をターゲットにする事と「レイプ」を匂わせると、『オォー』とか叫んでいて、まさか"裏切る"なんて思いもしませんでした。しかし、2度あることは3度有る。そう、25日の「死刑が怖い」@自首するから「死刑」は許して(泣)。

までに山下は"すでに"2度"も"裏切っていた・・・1度目は、8月23日に杉浦と組んで私と田中を、そして2度目は"その杉浦"を捨てた。「・・・」止めの3度目は・・・。

「平成19年8月25日正午頃、1本の110番通報・・・」この事件の「本当の始まり」そして裏切り者「共」は嘘吐きで、デカい奴は小心者で・・・そして正直者が馬鹿を見る・・・@「私」。

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