2020年11月02日

【映画評】ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち

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一部評価がマチマチの模様ですが、音楽ドキュメンタリーとは思いもせず普通のドキュメンタリーと勘違いして鑑賞している人には肩透かしかも。

『ランブル-音楽界を揺るがしたインディアンたち』公式サイト

イントロダクション
あらゆるポピュラー音楽に影響を与えたインディアンの血をひくミュージシャンたち。なぜ彼らの“音楽”は抹殺されていったのか。
1958年にリリースされたある曲が、世界を揺るがした。タイトルは「ランブル」。インディアンの血をひくリンク・レイによる攻撃的なギターサウンドは物議を醸し、歌詞のないインスト曲にも関わらず“少年犯罪を助長する”という理由で放送禁止となったが、この曲なくしてはレッド・ゼペリンもザ・フーもパンクもメタルも生まれなかったと言われいる。映画『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』はレイの「ランブル」を皮切りに、インディアンをルーツに持つミュージシャンたちが、いかにアメリカのポピュラー音楽に影響を与えてきたか、そしてなぜ彼らが栄光の歴史から抹殺されたかを初めて明らかにした感動的な音楽ドキュメンタリーである。

豪華なミュージシャンの証言や貴重な映像で綴る、インディアンたちの“失われた歴史”
インディアン・ミュージックの素晴らしさや影響を語るために集結したのは、自らも先住民の血を引く元ザ・バンドのロビー・ロバートソンやブラック・アイド・ピーズのタブーをはじめ、パディ・ガイ、クインシー・ジョーンズ、トニー・ベネット、スティーヴン・タイラー(エアロスミス)、ジャクソン・ブラウン、ジョージ・クリントン、イギー・ポップ、マーキー・ラモーン(ラモーンズ)、スラッシュ、マーティン・スコセッシ監督ら他ではありえない豪華な面々。そしてジミ・ヘンドリクス、チャーリー・パトン、バフィ・セイント・マリーといったインディアン・アーティストの他、ハウリン・ウルフ、ザ・フー、ボブ・ディランらの秘蔵映像もふんだんに使用されているのも大きな話題。またプロデューサーをアパッチ族出身のギタリスト、スティーヴィー・サラスが務め、“失われた歴史”を巡る壮大な旅が描かれる。






一度耳にしたら離れない印象的リフのリンクレイ「ランブル」って曲ですが、本作を観るまでは全然知りませんでした。1958年作品とのことで同時期の音楽シーンをググりますに、チャック・ベリー「ジョニーBグッド」、エディ・コクラン「サマータイムブルース」、ラリー・ウィリアムズ「ディジー・ミズ・リジー」、リッチー・ヴァレンス「ラ・バンバ」、ボビー・フリーマン「ドゥユーワナダンス」等、ロックシーンに於ける大きなターニングポイントを迎えた年だったんですね。

ジミ・ヘンドリックスの出自こそ有名なれど、ロビー・ロバートソンがネイティブアメリカンとは全然知らず。アフリカからの黒人奴隷とトレードオフでインディアン男性をアフリカ送りにし、アメリカ本土のインディアン女性と黒人奴隷を交配させたという話も初耳。世の中には知らない事が多すぎる。

満足度(5点満点)
☆☆☆



Posted by kingcurtis 固定リンクComments(5)映画 | 音楽
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コメント
素晴らしい情報をありがとう😊
Posted by と at 2020年11月02日 12:58
途中のリフはレボリューションbyビートルズかと
思いました。ジョンがオマージュしたんだろうな。
Posted by   at 2020年11月02日 14:58
映画とは関係ないけど、エリックゲイルズ、結構いいっすねw
Posted by 名も無き友愛伝道師 at 2020年11月03日 14:23
エリックゲイルズはまだちゃんと聴き込んでいないです
死んだエリックゲイルの楽曲ならよく知っているけどね〜
Posted by bob at 2020年11月04日 09:04
嫁が見てたインスタから流れてきた音色がワイの琴線に触れアーティスト名調べたら、それがエリックゲイルズでした。ちなみに、エリックゲイルは最初に嫁が間違えて教えてくれた名前でしたwww
エリックゲイル経歴すげーじゃん!え?右弾き?あれ?さっき見た映像レフティだったよ???ということで間違いが判明wwww
そうなんですよねー、最近聴き込む音にワイも飢えてまして、なんか久々に見つけた感じです^^
Posted by 名も無き友愛伝道師 at 2020年11月05日 12:49
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