2020年10月26日

【映画評】キーパー ある兵士の奇跡

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公開を楽しみに待っていた作品。期待通りの出来でした。起承転結がかっちりしているのも好感。

映画『キーパー-ある兵士の奇跡』公式サイト

イントロダクション
世界各国の映画祭で数々の観客賞を受賞!
ナチス兵がイギリスの国民的英雄に──私たちが人生で出会う最高の実話
あなたは、激動の時代に敵国同士を結ぶ平和の架け橋となったある英雄を知っているだろうか。2019年にドイツのバイエルン映画祭で最優秀作品賞に輝き、各国の映画祭で数々の観客賞を受賞、まさに世界中の人々に愛された本作。第二次世界大戦で捕虜となったナチス兵のバート・トラウトマンが、終戦後のイギリスで、やがて国民的ヒーローとして敬愛されたという驚くべき実話から生まれた物語だ。その奇跡の裏には、信じられないほどのドラマティックかつ波乱万丈の人生があった。
トラウトマンには『愛を読むひと』のデヴィッド・クロス、妻のマーガレット役には『サンシャイン/歌声が響く街』のフレイア・メーバー。
いくつもの逆境に立たされながらも、唯一自分にできる〈素晴らしいプレー〉を貫き、名門サッカークラブ「マンチェスター・シティFC」を優勝に導いて人々に勇気を与え続けたトラウトマン。どんな悲しみも憎しみも、自らが選んだ生き方で愛に変えることができると教えてくれる感動の実話。

ストーリー
1945年、ナチスの兵士だったトラウトマン(デヴィッド・クロス)は戦地で捕虜となり、イギリスの収容所でサッカーをしていた時、地元チームの監督の目に留まり、ゴールキーパーとしてスカウトされる。やがてトラウトマンは、監督の娘マーガレット(フレイア・メーバー)と結婚し、名門サッカークラブ「マンチェスター・シティFC」の入団テストに合格する。だが、ユダヤ人が多く住む街で、トラウトマン夫妻は想像を絶する誹謗中傷を浴びる。それでも、トラウトマンはゴールを守り抜き、マーガレットは夫を信じ続けた。やがて彼の活躍によって、世界で最も歴史ある大会でチームは優勝、トラウトマンは国民的英雄となる。だが、トラウトマンは誰にも打ち明けられない〈秘密の過去〉を抱えていた。そしてその秘密が、思わぬ運命を引き寄せてしまう──。




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知らない役者ばかりでしたが楽しめました。プロフィール見たらそれぞれの主要出演作は殆ど観ていたけど全然記憶にない。ダニエル・ブレイク出ていたのか。ヒロインは美人ではないけどチャーミング。離婚した事実はプロローグで語られなかったね。

古来、罪を憎んで人を憎まずと申しますが、それぞれの心情変化を描いた展開が面白い。とはいえマンシティ初戦の怒号は心が折れるよなぁ。戦時下での「子供」の回想シーンはやられました。

いずれにせよこれほど数奇な人生を歩んだ人も珍しい。まさに事実は小説より奇なり。
大きなお世話様ですが本作の様にお隣の韓国も旧日本軍(兵)を正面から扱う大人の余裕があれば多少でも距離感は縮まるでしょうけどまぁ無理だな。それ以前に独米と違い日本は朝鮮半島を空爆した歴史もないし、そもそも中国や米国と違い直接の交戦国でもないし。それが彼らの枷となり悶々と怒りのガス抜き出来ない大きな要因なのでしょうね。

満足度(5点満点)
☆☆☆☆



Posted by kingcurtis 固定リンクComments(2)映画 
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コメント
お隣の国では、せいぜいが
「マイウェイ 12,000キロの真実」
だしなあw
Posted by SUSI at 2020年10月26日 15:17
これは面白そう、嫁に見に行こうと伝えます、ご紹介ありがとうございます^^
Posted by 名も無き友愛伝道師 at 2020年10月27日 11:30
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