2020年09月29日

【映画評】ミッドウェイ

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1976年版も鑑賞したクチです。
なんで中国がこの作品作りたかったんだろう?と考えるとニヤニヤが止まらず。詳細は分かりませんが、観客目線に立脚すると中国共産党の野望はエメリッヒが粉々に叩き潰した模様。

しかしなんでキノフィルムズ配給なのにキノシネマで上映しないんだろう?

映画『ミッドウェイ』公式サイト|9-11(金)全国公開

イントロダクション
全米興行収入初登場 No.1 ※2019年11月8〜10日興行成績 BOX OFFICE MOJO調べ

『インデペンデンス・デイ』の監督が、20年に及ぶリサーチを経て鮮明に描く〈日本の運命を変えた3日間〉

同じ様に国を愛し、等しく覚悟を持って戦った日米の男たち―何が彼らの勝敗を分けたのか?

 未曾有の戦いとなった第二次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦。激突したのは、日本とアメリカ。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む超弩級の戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、そのすべてが戦場となった。そしてそこには、両軍ともに、国を愛し、覚悟を持って戦った男たちがいた──司令官たちの緊迫した頭脳戦、パイロットたちの壮絶な空中戦、彼らを艦上から迎え撃つ決死の海上戦──何が、彼らの勝敗を分けたのか?日本の運命を変えた3日間の海戦の全貌が、今明かされる!

 1941年の日本軍による奇襲とも言える真珠湾(パールハーバー)攻撃。戦争の早期終結を狙う山本五十六連合艦隊司令官の命により、アメリカ艦隊に攻撃を仕掛けたのだ。大打撃を受けたアメリカ海軍は、新たな指揮官に士気高揚に長けたニミッツ大将を立てた。両国の一歩も引かない攻防が始まる中、日本本土の爆撃に成功したアメリカ軍の脅威に焦る日本軍は、大戦力を投入した次なる戦いを計画する。一方、真珠湾の反省から、日本軍の暗号解読など情報戦に注力したアメリカ軍は、その目的地を“ミッドウェイ”と分析、限られた全戦力を集中した逆襲に勝負を賭ける。そして遂に、総力をあげた激突へのカウントダウンが始まる──。

 監督は、『インデペンデンス・デイ』シリーズ(96・16)のローランド・エメリッヒ。観客のド肝を抜く一大スペクタクル映像の第一人者が、20年に及ぶリサーチと新たに発見された日本軍側の貴重な資料をもとに、両軍に敬意を捧げて史実を再現。さらに、ハリウッドならではのアメリカ国防総省の全面的な協力を得て、アメリカ海軍の潜水艦ボーフィンの内部、フォード島やパールハーバーの施設、ハワイのヒッカム空軍基地などの撮影が特別に許可された。

 山本五十六、チェスター・ニミッツをはじめとした実在の人物を演じるために、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼など日米の実力派俳優が集結。

 戦争という究極の危機的状況で、勝敗を分けたものとは?──
頻発する大災害、未知のウイルスによる世界的被害、戦争に代わりいくつもの危機に直面する現代の我々に、歴史は極限状況を生き抜く術を教えてくれるだろう。

ストーリー
 1941年12月7日(日本時間12月8日)歴史が大きく動いた──ハワイ諸島、真珠湾(パールハーバー)に停泊していたアメリカ海軍の艦隊が、日本軍の艦上機部隊によって急襲されたのだ。大将山本五十六(豊川悦司)の命により、南雲忠一中将(國村隼)や山口多聞少将(浅野忠信)らの空母機動部隊が、奇襲攻撃を仕掛けたのだった。ハルゼー提督(デニス・クエイド)率いる空母エンタープライズが報せを受け、パイロットたちが日本艦隊を追うが、既にその姿はなかった。カリスマパイロットとして一目置かれているディック・ベスト(エド・スクライン)らは真珠湾に帰港し、その惨状を目の当たりにして愕然とする。

 兵力とプライドに大打撃を受けたアメリカ軍は、士気を取り戻し、日本に反撃するため、太平洋戦域の新たな総司令官に、ニミッツ大将(ヴディ・ハレルソン)を任命する。ニミッツは着任早々、情報将校のレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)に、「山本大将の考えを読み、彼の次の動きを教えろ」と命じるのだった。

 1942年2月1日(日本時間2月2日)アメリカ軍はマーシャル諸島の日本軍基地を爆撃、ディックの活躍で基地を破壊することに成功する。さらに4月18日にはドゥーリトル中佐(アーロン・エッカート)が指揮する爆撃隊が東京などを空襲し、日本にダメージを与える。山本は本土を危険にさらしたことに焦りを覚えながらも、山口の進言を受けて空母を珊瑚海へと進める。それを察知したエンタープライズの追撃をかわし、5月8日、日本はアメリカ空母レキシントンの撃沈に成功した。

 一進一退の攻防の中、レイトン少佐が統括する戦闘情報班が、日本の通信を傍受して暗号を解読、日本の次なる目的地は“ミッドウェイ”だと判明する。情報戦では一歩先を行ったアメリカだが、日本軍は空母4隻、航空機250機以上、後方には山本が乗った世界最大の戦艦〈大和〉も控え、今や世界から「無敵」と恐れられていた。対するアメリカ軍は、限られた戦力をかき集めて、ミッドウェイの北東に空母3隻を配置し、潜水艦で前哨線を設け、ミッドウェイの基地にも戦闘機や爆撃機を配備して守りを固めた。

 6月4日(日本時間6月5日)、山本の令により、南雲中将、山口少将ら日本軍の艦上機隊がミッドウェイへ向けて出撃し、銃爆撃の雨を降らせていく。一方、空母エンタープライズからも艦上機隊が日本艦隊へ向けて出撃、海中では潜水艦が、待ち伏せを仕掛けていた。そんな中、日米両軍が兵力と知力のすべてを注いだ、両国共に絶対に負けられない海戦は、最も重要な局面へと突入する──!






エメリッヒ作品にしては想像以上に真面目な作風。ハリウッド映画であることを勘案し細かいことは気にせず鑑賞しましたが、まぁ米兵がよく死ぬし米軍機もよく墜ちる。劇中セリフでも「日本怖い」「日本に勝てる気しない」連呼ですし映画を見ているだけならどっちが勝っているのかよく分からない演出。ま、そういうのも含めてエメリッヒが長年下調べしたのでしょうね。とはいえ南雲中将指示の「再装填」描写は正確に観客へ伝わったんだろうか?とは思いました。史実の流れを知っている人なら折込済とはいえ、海戦の流れを知らない人が映画初見なら説明不足で「??」になるのではと思いました。あとは海軍エースパイロットを大量喪失した件とか。

という事で評価はマチマチな作品だけど、私的には楽しめました。大スクリーンならではの迫力シーン連続。急降下爆撃のシーンなんか映画初体験のような気が。この勢いでトラ・トラ・トラのリメイクも誰か企画してよ。

満足度(5点満点)
☆☆☆






Posted by kingcurtis 固定リンクComments(6)映画 | 大東亜戦争
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コメント
胸糞わりぃ。
日本海海戦が観たい。
Posted by アベガー at 2020年09月29日 11:54
やっぱ二流監督ではアカンわ なにが20万人じゃボケ
Posted by   at 2020年09月29日 16:20
9/11公開って日付は、いかがなものかとw

戦記物は暗い作品が多いのであんまり好きじゃないけど、戦闘シーンが楽しそうなのでちょっと見てみたい。
Posted by 平和ボケ at 2020年09月29日 17:54
帝国海軍が米軍機を撃墜するたびに拍手喝さいのアラブ諸国の映画館。
Posted by 必須フィールド at 2020年09月29日 21:57
大和型が5隻もいたり、駆逐艦の主砲が魚雷発射管に
なっているというCGがアチャーって思いました。
Posted by   at 2020年09月30日 17:17
トラ・トラ・トラ!のリメイクってパールハーバーがあるじゃないですか(すっとぼけ)
Posted by shige at 2020年10月07日 09:20
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