2020年02月19日
【映画評】ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

個人的にこの手の推理系映画は好きじゃないので見ないのですが、結構評判いいのでのこのこ出掛けました。個人的には可も不可もない普通の映画。セリフに「In for a Penny」が多用されていたのでアラベスクの曲思い出したよ。
イントロダクション
全米実写No.1大ヒット!!100%予想不可能! 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督が、ミステリーの女王アガサ・クリスティーに捧げる傑作を完成。 『007』ダニエル・クレイグ、『アベンジャーズ』クリス・エヴァンス 他オールスターキャストの騙し合いに、世界が熱狂中! ネタバレ厳禁!!!スリルと謎解き、笑いもすべて超一級、空前絶後のハイテンション・ノンストップ・ミステリーが誕生。
一瞬先も読めない、巧みなストーリーテリング。そしてオールスターキャストたちの役との奇跡の一体化。ここに、究極のハイテンション・ノンストップ・ミステリーが誕生した!
ワールドプレミアとなったトロント国際映画祭では会場を熱狂で包み、映画批評サイトのロッテントマトで批評家/観客共に満足度96%という驚異の数字を叩き出した本作。全米公開されるや見事実写No.1の大ヒットを記録!アカデミー賞R︎の呼び声も高まっている。
監督は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン。もともとミステリーが大好きだった彼が、“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーに捧げ100%オリジナル脚本で撮り上げた。
事件の謎を解く個性的な名探偵ブノワ・ブランには、ジェームズ・ボンド役でおなじみのダニエル・クレイグ。さらに『アベンジャーズ』シリーズのキャプテン・アメリカ役、クリス・エヴァンスが一族の問題児を怪演する。事件の被害者である富豪のミステリー作家ハーランにクリストファー・プラマー。ほかジェイミー・リー・カーティス、トニ・コレット、マイケル・シャノン、ドン・ジョンソン、アナ・デ・アルマスと、スクリーンに出てくるだけで“クセ者感”満点の実力派たちが勢揃いした。
富豪作家の死の真相は?そして犯人の動機は?結末は絶対に言えないけれど、この面白さは観た後、すぐに誰かに伝えたくてたまらなくなるー。これぞミステリー映画の快感!誰も観たことのないエンターテインメント作品がついに公開される。
ストーリー
NY郊外の館で、巨大な出版社の創設者ハーラン・スロンビーが85歳の誕生日パーティーの翌朝、遺体で発見される。名探偵ブノワ・ブランは、匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けることになる。パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員が第一容疑者。調査が進むうちに名探偵が家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく―。
結論から申し上げると私の個人的映画の趣味嗜好とは描かれる「登場人物の苦悩」を見るのが好きなクチなので、余程の奇想天外なトリック破りがない限り自分は推理系は合わないんだなぁとつくづく感じました。続けて2回見たら細かい芸が面白いかも?ミステリー映画ファンなら間違いなく楽しめると思います。
「ゲロを吐く」というのは面白いプロットですが、肝心な「そもそも」の中身がさして面白いとは感じず、面白さを感じない謎を延々解明されるのでドキドキハラハラ感乏しく後半に連れ興醒めする一方。お前は不死身で女好きな筈なのに座して動かないダニエル・クレイグに対する潜在的違和感なのかも。トムさんもそうだけどアクションヒーローが一転、静の演技するのは固定観念払拭するのに大変。
古いBMWが格好よかったけどうちも古いBMW二束三文で下取りに出さず実家のガレージにでも入れておけばよかった。自動車大国日本にも係わらず現役ヒストリックカーが少ない理由は住宅事情が大だよね。たまに古い国産車が当時のナンバープレート付けて走っているのを見ると少し羨ましくなる。
そうそう。エンディングのストーンズはよかったよ。
満足度(5点満点)
☆☆☆