2019年11月08日
【映画評】ボーダー 二つの世界
mixiチェックイントロダクション
心が張り裂けるほどの衝撃!北欧から、新たな傑作現る――。善悪、美醜、性別、貧富、国籍、宗教……誰がこの世界の境界線を引いたのか?
第71回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品され、俳優のベニチオ・デル・トロら審査員を驚嘆させ、見事グランプリを受賞した作品が『ボーダー 二つの世界』だ。人並外れた嗅覚を持ちながらも醜い容貌のせいで孤独を強いられるティーナが、ある男との出会いにより、人生を変えるような事件に巻き込まれていく。
イラン系デンマーク人の新鋭アリ・アッバシ監督と“スウェーデンのスティーヴン・キング”と称され、『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者としても知られるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが原作と共同脚本を手掛けた本作は、ジャンル映画の枠を超えて高い評価を受け、本年度アカデミー賞Rメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネート、第54回スウェーデン・アカデミー賞で作品賞をはじめ最多6部門を受賞するなど、各国の映画賞を席巻した。なお、本作には各国の映画祭で「ショッキング過ぎる」と話題になったシーンがあったが、製作者の意向を汲み修正は一切無し、ノーカット完全版での日本公開を決定。
謎が謎を呼び、螺旋のように絡み合いながらたどりつく、心をわしづかみにされるような衝撃の真実。 北欧映画の新時代を予感させる傑作が、ここに産声をあげる!
ストーリー
孤独な税関職員のティーナは、ある日、謎の男に出会う――。
スウェーデンの税関に勤めるティーナは、違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分ける能力を持っていたが、生まれつきの醜い容姿に悩まされ、孤独な人生を送っていた。
ある日、彼女は勤務中に怪しい旅行者ヴォーレと出会うが、特に証拠が出ず入国審査をパスする。ヴォーレを見て本能的に何かを感じたティーナは、後日、彼を自宅に招き、離れを宿泊先として提供する。次第にヴォーレに惹かれていくティーナ。しかし、彼にはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった――。
絵柄的に取っ付きにくさはありますが癖になりそうな作風ですね。
全体的に(いい意味で)とっ散らかっていますが、意外と話の筋はシンプル。
小包で届いた最後のアレはあの時のアレでしょ?
妖精伝説にチャイルドポルノを絡ませるとか、そりゃ面白いけど発想がやばい。
監督さんはこれが長編2作目だそうで、デンマークのグロ映画がさらにおもしろくなりそう。
そういやチンコをモザイクしたことからオチがさっぱり意味不明となった映画ファン落胆の「ぼくのエリ」でしたが、本作はばっちりチンコ丸見えでして、映倫の基準がなにか変わったの?
本作もチンコがモザイクだったら話の展開がさっぱり意味不明になるとこでした。
本当に頼みますよ。映画業界。木下グループも頑張れ。
満足度(5点満点)
☆☆☆
コメント
先日「サウナのあるところ」というフィンランド映画を見ましたが、これもおっさん達のチンコが丸見えでした。
Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2019年11月08日 20:21