2019年07月22日
【映画評】天気の子 
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こちらの続き。
【映画評】君の名は。
前作同様、予告編動画以外の予備情報は排し公開初日に観に行きました。観ている間は「京アニ事件」忘れることが出来ました。地元で一番大きな箱で観ましたがほぼ満席でしたが前方席は空いていたので初動は明らかに「君の名は」に劣っています（あれは初日に完全満席でした）。メディアでは酷評相次いでいる様ですが普通に面白かったよ。みんな何が不満なの？何を期待しているの？
イントロダクション
今や、世界的に注目されるアニメーション監督・新海誠。
叙情的な男女の物語を、美しい色彩と繊細な言葉で紡ぎ出す“ 新海ワールド” は、国内外問わず多くの人々に支持され、生み出された作品は高く評価されてきた。そして、前作『君の名は。』から3年―
待望の最新作が、ついに始動する。
新作『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」するストーリー。
東京にやってきた家出少年・帆高が出会った、不思議な力を持つ少女・陽菜。ふたりの恋の物語は、美しく、切なく、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界へのメッセージとして描かれる。
声の出演として、主人公・帆高に醍醐虎汰朗、ヒロイン・陽菜に森七菜が決定。2000人を超えるオーディションの中から選ばれた二人の声に大きな注目が集まる。更には、本田翼、倍賞千恵子、小栗旬ら、まさに豪華キャスティングが実現。
そして、主題歌「愛にできることはまだあるかい」を始め、劇中全ての音楽を担当するのはRADWIMPS。今作での新たなチャレンジとして、心の機微を神秘的に歌い上げるアーティスト・三浦透子をボーカルに迎え、複数の楽曲を制作。共に紡がれた、その“詩”は、新海ワールドに、より大きな感動をもたらした。
ストーリー
「あの光の中に、行ってみたかった」高１の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった。
冒頭の「バニラ」に苦笑い。病的なまでにリアリズムに徹する本作と比し、なんで一般的なドラマや映画は実在の企業名改変しちゃんだろう？思うに先々のスポンサーとの兼ね合い云々なんだろうけど、劇中登場するスマホが全てアンドロイドとか設定としてあり得んわ。
本作に戻りまして、手垢のついた表現で申し上げると「言の葉の庭」ミーツ「フレンチ・コネクション」みたいな印象。「スーパーカブ」シーンは凄く良かった。ネットで酷評されているそうですが本田翼全然悪くない。むしろ良い。それより小栗旬は滑舌悪いわ。
ストーリー展開についても申し分なくアニメ映画としては上々の出来です。評論家筋の「君の名はと比べて」論はあまりに醜悪。「君の名は2」じゃなんだから。とはいえ満足度は「君の名は」に劣後。なんか登場人物の名前が全然頭の中に入ってこなかったよ。
エンドロールで想定外のクレジットが流れまして鑑賞中には全然気づかず。帰宅時必死で思い起こすに瀧くんはようやく分かった。三葉は全然分からず（ググって不承不承判明）。とはいえ予備知識なく初見であれが分かるのは悪い意味で病気だろ。
ということで無理やり2017年アニメ映画に代入しますと、君の名は、聲の形、この世界の片隅にには勝らないまでも堂々のベスト４には位置付けられるのでは。という感想です。もうちょっとビター風味が欲しかった。
満足度（5点満点）
☆☆☆☆
コメント
＞登場人物の名前が全然頭の中に入ってこなかった
これ本当。
作中で名前連呼していたシーンがあるにも関わらず、名前が出てこない。アニキしか出てこないｗ
明らかに”面白さ”では君の名の方が上。だけど作品としては天気の方が好き。
これ本当。
作中で名前連呼していたシーンがあるにも関わらず、名前が出てこない。アニキしか出てこないｗ
明らかに”面白さ”では君の名の方が上。だけど作品としては天気の方が好き。
Posted by 名無しのぱよぱよちーん at 2019年07月22日 13:08
観客の「感動」が少ないかったんやろたぶん。
>もうちょっとビター風味が欲しかった
⁇「本当にいいんだな？(ズズズ‥」
>もうちょっとビター風味が欲しかった
⁇「本当にいいんだな？(ズズズ‥」
Posted by 投了した at 2019年07月22日 18:48
公開２日目に鑑賞。
「君の名は。」ほどではないが、
この新海誠監督の新作映画が、
いい年のおっさんの気持ちを揺らしたことは間違いない。
「君の名は。」ほどではないが、
この新海誠監督の新作映画が、
いい年のおっさんの気持ちを揺らしたことは間違いない。
Posted by worldwalker's weblog（・∀・）！ at 2019年07月23日 13:31
