2016年09月02日

【映画評】ケンとカズ

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


 

9割の日本人が知らないドラッグの話: 清原は「弱い」から覚醒剤に溺れたのか
9割の日本人が知らないドラッグの話: 清原は「弱い」から覚醒剤に溺れたのか

前評判に釣られて鑑賞しましたが、役者はいいけど台本がダメ。

映画『ケンとカズ』公式サイト

イントロダクション
覚醒剤という日本社会の暗部に切り込む衝撃作!

現代の社会問題である覚醒剤密売を舞台に、裏社会でしか生きられない男たちの哀しすぎる運命を、映画作りそのものに殴り込みをかけるかのようにストイックで強烈に描き切る。痛いぐらいの狂気と切なさで満ちた本作は、目を背けたくなるほどリアルだ。
郊外の自動車修理工場を隠れみのに、覚醒剤の密売をするケンとカズ。ケンは恋人の早紀が妊娠したこと、カズは認知症である母を施設に入れる為、金が必要なことを言えずにいた。敵対グループと手を組み密売ルートを増やしていく2人だったが、ヤクザの追い込みもあり次第に追いつめられていく――。

邦画界のレジェンド・長谷川和彦監督も絶賛!一度味わったらやめられない 危険すぎるジャパニーズ・ノワールを瞠目せよ!

新人俳優たちの生の狂気や哀しみがぶつかり合う本作。覚醒剤の密売を続けるうちに堕ちる所まで堕ちていく男たち。彼らの日常は死や絶望と隣り合わせで、一見和やかな場面でも終始緊張感に満ちている。暴走するカズ役・毎熊克哉と振り回されるケン役・カトウシンスケの演技も新人俳優とは思えない迫力で、息が詰まるようなヒリヒリとした雰囲気を漂わせている。『ライチ☆光クラブ』、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』など2016年、2017年と多くの注目作に出演がつづく藤原季節など脇を固める俳優の存在感も見逃せない。
さらに、『太陽を盗んだ男』などで邦画界のレジェンド的存在の長谷川和彦監督は「観る者を《未知なる映画の世界》に引っぱり込んでくれる。『必見の新作!!』だろう。」と絶賛のコメントを寄せた。

東京国際映画祭(日本映画スプラッシュ)作品賞受賞の話題作!スタッフ・キャスト全員新人!20代の新鋭監督の長編デビュー!

正真正銘、無名の新人監督が作り上げた映画に観客は震えた。『FORMA』、『百円の恋』など日本映画の注目作にいち早くスポットライトをあててきた、今やアジア最大級の映画祭となる東京国際映画祭の日本映画・スプラッシュ部門にて作品賞に輝いた。監督は長編デビューの小路紘史、W主演には新人俳優を起用し、自主制作で作り上げた渾身の作品だ。審査員たちからは、「運命に翻弄される2人のキャラクター、ケンとカズ。 2人の哀しい旅をシェイクスピアの様に描いた作品」と評された新たな才能がいよいよ公開!

ストーリー
高校からの腐れ縁のケンとカズ。2人は、千葉県市川市にある小さな自動車修理工場で働きながら、元締の藤堂のもと新入りのテルと共に覚醒剤の密売をして金を稼いでいた。ケンにはカズに秘密にしていたことがあった。恋人の早紀が妊娠したのだった。常にカズと一緒に行動してきたケンだったが、次第に今まで歩んで来た汚れた人生を捨てて、早紀と生まれてくる子供と一緒に人生を再スタートさせようと考えるようになる。
ある日、覚醒剤を売りさばいているとカズの携帯が鳴る。いつもと様子の違うカズを不審に思ったケンは、テルに問いただしカズの実家を見に行く。そこで見たのは、痴呆症の母親の姿だった。実家まで来たケンに激怒するカズ。ケンはカズを問いただすが何も答えない。2人の間には埋められない溝が確実に刻み込まれていたのだった。

そんな時、ケンが覚醒剤の密売中に敵対グループに襲われてしまう。2人はこれにけりをつけるため敵対グループの安倍と会合を組む。カズは、安倍に手を引けと迫るが全く取り合わない。「なら手を組んで一緒にルートを拡大するか?」 ケンは初めてカズの狙いを知ることになる。元締の藤堂を裏切り相手グループに乗り換えようというのだ。 自分は手を引くとカズに告げるケン。しかし、カズはケンを決して離さない。「ガキが出来たのはいいけどなあ、てめえの都合で辞めるじゃねんだよ」カズは子供が出来たことを知っていたのだった。それ以上何も言えないケン。
後日、仕方なくこれを最後の仕事にしようと決意したケンだったが、元締めのヤクザに目をつけられ次第に追いつめられていく――。




役者さんは非常にいいです。主演二人だけじゃなく脇も印象的。藤原季節さん、睫扈媼さんよかった。
反面、女優陣はなんかピンと来ない感じ。炭酸が抜けた壇蜜みたいな。

そして冒頭に書いたように話が全然面白くない。もちろん好みの問題ですけど役者の無駄遣いというのが率直な感想。
ほぼ全員無名役者だったら数年前に上映された「恋の渦」が未だ印象的ですが、比較するなら本作は翌日忘れてしまうレベル。さっき食った飯を忘れるボケ爺さんじゃないのですがざっくり言うとそんな感じ。見た目はわーわー賑やかですが内面に響くものが全くないんよ。伝わらない。イントロダクションにある「百円の恋」と比較するとか笑止。

経験不足で伝える能力が乏しいのは駆け出しなら当然。だったらもっと話を絞らないと。軸を「覚醒剤売買」でなく、もっと普遍的な日常的なテーマにすればまた違ったかも。無駄にハードル上げている感じ。正価で金払って人生から2時間切り取って見る一介の観客意見を忌憚なく述べさせて頂きました。

ステップバンとかN360?とか、ホンダ系ビンテージカーは印象的でした。

満足度(5点満点)


9割の日本人が知らないドラッグの話: 清原は「弱い」から覚醒剤に溺れたのか9割の日本人が知らないドラッグの話: 清原は「弱い」から覚醒剤に溺れたのか
秋葉龍一

インタヴュー・プレス 2016-05-09
売り上げランキング : 28885

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

Posted by kingcurtis 固定リンクComments(2)映画 
Edit







コメント
恋の渦で思い出しましたが、管理人さんは三浦大輔さんの演劇「娼年」、今月福岡でもやりますが観に行かれますか? 松坂桃李さんが佐津川愛美さん村岡希美さん他10人の女性と全裸(前張りはしてますが)でSEXしまくるとんでもない舞台で、あまり事前情報を入れずに観た私は生ポルノ白黒ショーに愕然としました。評判が評判を呼び東京公演は当日券が大行列してました。
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2016年09月04日 03:10
高岡早紀さん好きなので行きたいのですが、1日しかない夜の部は即完売。文化面では東京大阪が羨ましい。
Posted by bob at 2016年09月04日 13:32
  ※ コメント認証制です。URL記述不可。久保田直己さんの名誉を毀損したり誹謗中傷する書き込みは固くお断りします。
※ 全角換算400文字超を入力するとコメント飛びます。要分割投稿。