2015年10月26日

【映画評】ギャラクシー街道

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「ギャラクシー街道」オリジナルサウンドトラック
「ギャラクシー街道」オリジナルサウンドトラック

基本的にスルーする類の映画なのですがツレとの兼ね合いで鑑賞。
「進撃の巨人」との糞映画残留争いに名乗りを上げる快作。

映画『ギャラクシー街道』公式サイト


イントロダクション
脚本と監督・三谷幸喜、待望の最新作は爆笑必至！SF映画史上最も笑えるスペース・ロマンティック・コメディ！！！
国民的脚本家・演出家そして映画監督として大ヒット作を飛ばし続け、まさに日本のエンタテインメント界を牽引する存在の三谷幸喜。映画監督デビュー作『ラヂオの時間』（97／出演：唐沢寿明、鈴木京香、西村雅彦他）では国内の賞を総なめにし、ベルリン国際映画祭において審査員特別表彰を受賞。監督第2作目『みんなのいえ』（01／出演：唐沢寿明、田中邦衛、田中直樹、八木亜希子他）は、実体験に基づいたホームコメディで100万人を動員する全国的大ヒットに。監督第3作目の、大晦日のホテルを舞台としたオールスターキャストムービー『THE有頂天ホテル』（06／出演：役所広司、松たか子、香取慎吾、佐藤浩市他）では、映画オリジナル作品にして、観客動員数470万人・興行収入60.8億円という驚異的な数字を叩き出しました。監督第4作目『ザ･マジックアワー』（08／出演：佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、西田敏行他）は、映画の専門用語“マジックアワー”をテーマに、架空の街・守加護で繰り広げられるノンストップコメディに各方面から絶賛の声が上がり、興行収入39.2億円の特大ヒットに。監督第5作目、記念すべき三谷幸喜生誕50周年に公開された『ステキな金縛り』（11／出演：深津絵里、西田敏行、阿部寛、竹内結子、浅野忠信、草��剛、中井貴一他）では、法廷を舞台にした奇想天外ながら心温まる物語で、日本中を爆笑と感動の渦に巻き込み、2011年邦画実写NO.1となる興行収入42.8億円を記録、三谷映画の人気は不動のものとなりました。そして、監督第6作目『清須会議』（13／出演：役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市他）では自身の小説を原作に、初の時代劇に挑戦。日本史上初めて“会議で歴史が動いた”と言われる“清須会議”を三谷監督ならではの解釈で描き切り、時代劇のジャンルを超えて幅広い客層に支持され、興行収入29.6億円を記録しました。

今や次回作が期待される映画監督の一人となった三谷監督の第7作目となる最新作が『ギャラクシー街道』です。『清須会議』で描いた1582年から、一気に舞台を2265年の未来の宇宙に変えて、三谷流スペースファンタジーを描きます。もちろん三谷監督にとっては初のSF作品ですが、物語は宇宙の片隅にある小さなハンバーガーショップの中で展開し、宇宙が舞台でありながら三谷監督真骨頂と言えるようなシチュエーションコメディ作品となっています。 そもそもの企画の始まりは、『THE有頂天ホテル』の公開後、プロデューサーから「次はラブストーリーが観てみたいです。」と言われた事がきっかけ。恋愛映画が数多作られる中で、これまでに無いものを作りたいという思いから、宇宙を舞台にしたラブロマンスを発想、今作の企画が始まりました。そしていざ企画が本格的に動き出し、撮影に向けて様々な設定を決めていく中、「最近は、宇宙を舞台にした本格的な映画が沢山作られていますが、今作では科学的考証は一切やりたくない」との三谷監督の強い思いから、リアルな宇宙空間ではなく、監督の頭の中の「架空の宇宙」を描くことに決まりました。「だってＳＦですよ、なんでもありでしょ」とは三谷監督の弁。

日本最大のステージ・東宝スタジオ第９ステージに建てられたハンバーガーショップの外観と内装、そして登場人物たちの衣裳、髪型、造形…全てが三谷監督の想像物。綿密な時代考証をしながら進めていった『清須会議』とは真逆の作業で制作が進められました。ただし、物語に関しては、設定が奇想天外な分、あくまでリアルな悩みを抱えた普通の人たち（宇宙人たち）の人間ドラマにしたいというのが、監督の当初からのこだわりでした。

キャスト陣も豪華な顔ぶれが揃いました。主人公・ノア役に香取慎吾。三谷監督とは映画『THE有頂天ホテル』、ドラマ「新選組！」（04）、舞台「TALK LIKE SINGING」（09〜10）、「burst!〜危険なふたり」（15）などあらゆるジャンルでタッグを組み、三谷監督も俳優として唯一無二の感性の持ち主と絶賛。今作では、これまで演じたことの無い、あくまで等身大の役柄を演じてみて欲しいという三谷監督の思いから、登場人物の中で最も身近な悩みを持つ人間臭いキャラクターをクールに演じています。ノアの妻・ノエ役には、三谷監督曰く、「ピュアで天然なイメージがありますが、とてもクレバーな方でぜひまたご一緒したかった」という、綾瀬はるか。三谷作品には『ザ・マジックアワー』以来の出演となり、明るく天真爛漫で健気なキャラクターを魅力全開で演じています。その他、三谷映画初出演となる、大竹しのぶ、小栗旬、優香、西川貴教、遠藤憲一、段田安則、石丸幹二、秋元才加、田村梨果、三谷映画常連の西田敏行、山本耕史、梶原善、浅野和之、阿南健治と、日本エンタテイメント界を代表するキャストが夢の競演！宇宙人役を熱演します。

三谷幸喜が一番観たかった映画を三谷幸喜の思い描いた通りに作った映画。即ち、100％三谷幸喜のイメージで出来上がった映画、それが『ギャラクシー街道』です。この秋、まさに誰も見たことのない、三谷流スペースファンタジーの誕生に、どうぞご期待下さい！

ストーリー
時は西暦2265年、木星と土星の間に浮かぶスペースコロニー（宇宙空間に作られた人工居住区）「うず潮」。そこと地球を結ぶスペース幹線道路・ルート246666を、人は「ギャラクシー街道」と呼んだ。かつては、交通量も多く、沿道にもたくさんの飲食店が並んでいたが、開通して150年。老朽化が著しく、そろそろ閉鎖の噂も聞こえている。
今日も、様々な星から宇宙人たちが「ギャラクシー街道」にやって来る。みんな、それぞれに悩みを抱えた、人間味溢れる異星人だ。
街道の中央にひっそりと佇む、小さなハンバーガーショップ、サンドサンドバーガー・コスモ店を舞台に、そこで働く人々と、客たちが織りなす、宇宙人模様。登場するのは、スペース警備隊、スペースヒーロー、スペース客引き、スペース娼婦、スペースドクター、スペース役人、スペースシンガーに、スペースパートタイムのおばさん…、全員、宇宙人。

キャラクター｜映画『ギャラクシー街道』公式サイト















肯定的に考えますと意思疎通を欠いた地球人と宇宙人とのジレンマをコミカルに描いた問題作！ですが笑いの感性が合わないのか全然面白くない。総じて「うんこちんちん」を繰り返している感じ。場内ではそれなりに笑い声も飛んでいたので観る人を選ぶ映画なんでしょうね。舞台劇にしたらきっと印象違うよ。評価が凄く好転する気がする。

個人的にツボだったのが、遠藤憲一の子供が映しだされた瞬間、隣席の女性が「いやぁ〜」って叫んだこと。艶っぽかったです。しかし映画とは関係ない。

直接描写する必要はないから、不倫とか寝取られとかデリヘルなどという極上のシチュエーション（綾瀬、ミラクルひかる、秋元才加、優香）を全面に出し、スクリーン越しに観客へ色々妄想させる大人のエロ演出を繰り出せばもっと深みが出たのに、ETとか、デコとかオチが小学校低学年レベル。アニメで犬とか鳥が出ていましたが、妖怪ウォッチやプリキュアとコラボした方がよかったんじゃない？

ダルい中盤は横に置いて、終盤に二枚目気取りの石丸幹二さんがカエル星人とかブルドッグ星人と乱交セックスすれば、映画の評価も全然変わっていたと思いますけどね。

そうだ。筒井康隆のケララとか関節話法のネタぱくって続編作ったらいいやん。

満足度（5点満点）
☆

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筒井 康隆

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Posted by kingcurtis 固定リンク│Comments(3) │映画 
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コメント
世間の評価と自身の評価のギャップに少し驚いたけど芝居にしたら面白くなるのでは？と言うBobさん評には賛同かな。
逆に｢うんこちんちん｣に徹したところが良かったと個人的にはおもうなぁ。
劇場内でも結構みんな笑ってたし｢あ〜面白かった｣で終わる映画じゃないかと。
あとには何も残らんけどね（笑

＞観る人を選ぶ映画なんでしょう

まさにこれ。
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2015年10月26日 12:35
全く見る気が無かったけど、ここまで酷評されるとむしろ見たくなるね。新春映画劇場枠かな？
Posted by AZ at 2015年10月26日 18:21
これを見るつもりはなかったのですが、前日にテレビで｢素敵な金縛り」を見たうちの子供が「ギャラクシー街道」を見てみたいと言ったのが運のツキでした。
基本的に子煩悩な親なので、４人でMovixに出かけました。
上映時間２時間の中でクスリと笑えたのはミラクルひかるの出番の一箇所だけでした。
映画を見た帰りには大阪マラソン関係の渋滞にも巻き込まれ残念な日曜日となりました。
満足度は５点満点で０点です。
Posted by worldwalker's weblog（・∀・）！ at 2015年10月27日 21:59
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