2015年07月27日
【映画評】フレンチアルプスで起きたこと
イントロダクション
始まりはフランス・カンヌ。クチコミで広がった評判が、アメリカに渡り大ブレイク!外国映画賞最多15冠に輝き、ハリウッド・リメイク決定!!
2014年のカンヌ国際映画祭で絶賛され、アメリカで公開されるや、 批評家や映画ファンの間で一大センセーションを巻き起こした『フレンチアルプスで起きたこと』。「ウォール・ストリート・ジャーナ ル」「NYタイムズ」「LAタイムズ」等アメリカの有力紙がこぞって取り上げ、全米の映画批評家協会が選ぶ外国語映画賞でみごと最多の15冠を獲得。ついには『ブラック・スワン』『グランド・ブダペスト・ホテル』等を世に送り出したFOXサーチライト・ピクチャーズによるリメイクが決定。リューベン・オストルンド監督は、北欧スウェーデンから一気に世界の映画シーンの最注目人物へと駆け上がった!
「2015年観るべき映画監督TOP10」選出(VARIETY誌)北欧スウェーデンの“超新星”リューベン・オストルンド
2010年ベルリン国際映画祭短編部門金熊賞を受賞した『インシデント・バイ・ア・バンク』、2011年 東京国際映画祭最優秀監督賞を受賞した『プレイ』など、常識や偏見などが複雑にからみあう現代社会の人間行動を一貫して描き、鋭い洞察力とモダンな映像感覚で “北欧映画界のイノベーター(革新者)”と称されるリューベン・オストルンド監督。日本初上陸作となる『フレンチアルプスで起きたこと』は、彼の持ち味である優れた観察力による人間描写に加え、ウィットに富んだ会話や北欧ミステリーを想起させるスリリングな展開など、エンターテイメントな魅力が新たに加わったことで、観客からの幅広い共感を呼んだのだ。崩壊の危機におちいった家族が、問題に立ち向かい、新たな絆を結んでいく姿は、「現代を描く最高傑作」と絶賛された。
世界を熱狂に巻き込んだ本作が、7月上旬、ついに日本にやってくる!
ストーリー
陽光きらめくフレンチアルプスで、家族4人の楽しいバカンス…のはずが、家庭崩壊の危機!?
フランスの高級リゾートにスキー・バカンスにやってきたスウェーデン人一家。
スマートなビジネスマンのトマス、美しい妻エバ、愛らしい娘のヴェラと息子のハリー。普段仕事に忙しいトマスは、たまに取った休暇で高級リゾートを奮発し、ここぞとばかり家族サービスに精を出す。
バカンス2日目。たっぷりとスキーを楽しみ、陽が輝く絶景のテラスレストランで昼食をとっている最中、いきなり爆発音が鳴り響き、彼らの目の前の斜面で雪崩が発生する。それはスキー場の安全確保のため、人工的に起こした雪崩であった。トマスや他のスキー客たちは、ダイナミックな光景に面白がってカメラを向けるが、エバは何かがおかしいことに気づく。果たして、雪崩は予想外に勢いを増し、テラスめがけて向かってきた。
真っ白な雪の煙がだんだんと晴れていく。幸い大事には至らず、人々は再び笑いと活気を取り戻すが、雪崩の瞬間、トマスが見せた“期待はずれの行動”は、エバと子供たちを大いにガッカリさせ、家族の間の空気がぎくしゃくし始める。エバは雪崩が起きた時のトマスの行動を問いただすが、トマスはエバと異なる主張を繰り広げ、次第に夫婦仲にも暗雲が立ちこめてくる。今までの結婚生活に疑問を抱きはじめるエバ、反抗的な態度をみせる子供たち。そして「理想のパパ」の座を取り戻そうと必死にあがくトマス。
バカンスは5日間。残された時間の中で、バラバラになった家族の心は、再びひとつに戻る事ができるのか─?
プロダクション・ノート
リューベン・オストルンド[監督・脚本]
『フレンチアルプスで起きたこと』は私が長年魅了されてきたある質問に源をおいています。それは、「人間は自然の大災害のような突然起きた予期せぬ事態でどのように行動するのか?」です。この物語は、休暇で雪崩に遭遇し、父親が恐れをなして逃げてしまうある家族について描いています。危機を脱した時、彼は己が恐怖心に飲み込まれてしまったことを恥じ入ります。
この物語は私にとって忘れられない寓話から来ています。数年前のことですが、あるスウェーデン人のカップルが(実は私の友人ですが)ラテン・アメリカを旅していた時に、突然どこからともなく拳銃を持った男が現れて、彼らの眼前で銃を発砲したのだそうです。その時夫は本能的に逃げて隠れたのですが、妻は置き去りにされました。彼らはスウェーデンに帰国したのですが、妻は、アルコールが入ると、この物語を何度も何度も繰り返し話すのでした。
私の想像力は刺激されました。私はこれに似た事件が実際にあったケースを調査し始めました。緊急事態に起きた物語、船の海難事故時の乗客の物語、ツナミに見舞われたツーリストの物語やハイジャックで人質になった人々の物語などです。このような極限の状況で、人々は全く想像しえなかった余りにも自己中心的な行動に及びます。実際に研究結果があるのですが、ハイジャックや船の沈没といった大惨事の後に多くの生存者カップルは離婚しています。また、多くのケースで、男性は彼らがなすべきとされている紳士的な勇敢な振る舞いにそっては行動していません。生か死かという状況で、人々は自分の生存が掛った場合は、男性の方が女性に比べて逃げ出して自分を守るという傾向があることも明らかになっています。それらが離婚の原因になることは大いにあり得ます。これらの調査結果をもって、私は、世の既成概念となっている男は妻や家族を守る存在であり危険に直面した時に逃げてはいけないという社会通念を掘り下げてみようと思いました。(以下略〜続きはこちら)
家族スキーは子供が小さな時までしか行けないんだよね。そのうち、子供のスケジュール優先になるから。うちはアンヌプリ、ヒラフなどに行ってました。家族ぐるみならアンヌプリがよかったですよ。今はしらんけど。
「ある視点」審査委員賞ということで相当狂った映画かと思っていましたが、終始まとも。というか登場人物のオトコがみんな面倒臭い。
古今東西、臆病は許されるが、薄情は許されないということなんでしょうけど、流石にそのシーンでは「あっ」と声が出ました。翻って自分はどうなのか?については、映画と全く同じその場に身を置いてみないと何とも言えませんが、幼子捨てて逃げるってのはあり得ないでしょ。という机上の理屈に立脚した観客が上から目線で愉しむ映画。(監督談によると妻子を捨てて単独で逃げる例が多数あるそうで〜大半が後に離縁)
しかし、なんで無駄に放尿したりおっぱい晒されるんだろう?主人公の奥さん役の美人さん。あと電動歯ブラシが異常にうるさい。演出なんでしょうけどどこのメーカーなんだろう?

満足度(5点満点)
☆☆☆
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コメント
単独で逃げるのは卑怯とかいう前に災害時に生き残れる人は、
反射的本能的に脱兎のごとく逃げ出せる人だそうな。
津波の避難もてんでんこ。あれこれ考えてる暇はない。
反射的本能的に脱兎のごとく逃げ出せる人だそうな。
津波の避難もてんでんこ。あれこれ考えてる暇はない。
Posted by aikobros at 2015年07月27日 12:53
食堂経営のおっさんが涙ぐみながら言ってたな。
一生懸命逃げてたら、後ろの方からお父さん助けて、っていう妻の声が
聞こえた。それが最後だったって。
一生懸命逃げてたら、後ろの方からお父さん助けて、っていう妻の声が
聞こえた。それが最後だったって。
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2015年07月27日 22:19
この電動歯ブラシはブラウンですね。
「オーラルB」ぐらいで画像検索すると出てくる感じ。
ただ別に、ブラウンが特別うるさいわけではなく、
そんな表現でしょ。
「オーラルB」ぐらいで画像検索すると出てくる感じ。
ただ別に、ブラウンが特別うるさいわけではなく、
そんな表現でしょ。
Posted by んんー at 2015年07月28日 02:52
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