2015年07月14日

【佐世保高1女子殺害】長崎地検ジレンマ「重度の快楽殺人願望を内包する自閉症スペクトラム障害加害少女は再犯可能性高いが医療少年院には最長で26歳までしか収容できない」

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自閉症者の犯罪を防ぐための提言―刑事告訴した立場から
自閉症者の犯罪を防ぐための提言―刑事告訴した立場から

「快楽殺人」の大半を「高機能自閉症スペクトラム障害者」が占める仮説を前提にて。
我々の三大欲求と同じ次元に「快楽殺人欲」がある訳ですので、医療とか矯正の範疇ではどうしようもないと思われます。それを法曹の知識しかない裁判所がハンドリングする高揚感。

【佐世保高1女子殺害】「再犯の危険大きい」 長崎地検 - 産経ニュース

 長崎地検の上保由樹次席検事のコメント いまだに殺人欲求を抱き続けており、再犯の危険が大きいが、医療(第3種)少年院には最長で26歳までしか収容できない。家庭裁判所もその点を十分に考慮した上で判断されたはずであり、その当否を当庁がコメントする立場にない。

佐世保・高1殺害:医療少年院送致…長崎家裁の決定要旨 - 毎日新聞

 長崎県佐世保市の高1同級生殺害事件で、少女(16)を第3種(医療)少年院送致とした13日の長崎家裁の決定要旨は次の通り。

 【非行に至る経緯】

 小5当時、下校中に見た猫の死骸に引かれて猫を殺すようになり、小6時に給食に異物を混入。中学では殺した猫を解体し、人を殺したいと思うようになった。実母病死後も殺人欲求はなくならず、父殺害を具体的に計画するようになり、失敗で欲求を強めた。父は精神科に通院させたが、欲求はなくならなかった。

 高校に進学し、少女はマンションで1人暮らしを開始。通学はせず、図書館で過去の少年事件・審判を調べ、未成年者は死刑が少なく、16歳超は刑事罰の可能性が高くなると知り、16歳になる前に殺人や解体の実行を決意した。父は児童相談所や警察への相談をためらった。父が猫殺しを知り、少女はあらためて実行を決意、殺害や解体の道具を用意し、同級生と会う約束を取り付けた。

 【少女の特性】

 少女は重度の「自閉症スペクトラム障害」(ASD)で、素行障害も併発。興味を持ったことを徹底追求し、不安や恐怖の感情が弱く、決めたことは迷いなく完遂する性格という要因も重なり、非常に特殊な例だ。ASDが非行に直結したわけではなく、環境的な要因も影響している。

 【非行のメカニズム】

 猫の死骸を目撃し、生と死の境界への関心が芽生えて猫を殺し始め、視覚的興奮が高まり固執が強まった。異物混入で問題が顕在化したが、適切な保護や対応がなく、逆に周囲との違いから孤立感、疎外感を抱いた。実母の死を経験して殺人空想が増大、殺人欲求が現実感を帯びた。

 【処遇の理由】

 無防備の友人に想像を絶する苦しみを与えて生命を奪い、人の尊厳を踏みにじった快楽殺人で、残虐さと非人間性には戦慄(せんりつ)を禁じ得ない。16歳になると処分や刑罰が重くなると理解して綿密に準備し、高い計画性や殺意の強固さも際立つ。遺族は厳罰を望んでいる。

 他方、心神喪失や心神耗弱に至るような精神障害は認められないが、少女の特性を考慮しなければならない。少女はいまだ殺人欲求を抱き続け、具体的改善はみられないが、「再犯したくない気持ちが強まっている」と述べている。謝罪の言葉も述べるなど変化の兆しはみられる。

 更生には、個別性の高い矯正教育と医療支援が長期間必要。刑務所はプログラムが十分ではなく、自由に空想にふけられる環境では、かえって症状が悪化する可能性がある。

 以上、再犯防止や社会防衛の観点からも、医療少年院での処遇が望ましい。見込みは厳しいが、可能な限り長期間の治療教育をすれば、矯正効果は十分に期待できる。

 医療少年院を出た後も生涯にわたり対応を継続する必要がある。今後も同様の問題を抱えた青少年が現れる可能性は否定できず、対応に取り組む体制の構築も重要だ。

 ◇自閉症スペクトラム障害

 重い知的障害を伴う自閉症や、知的障害はないものの特定の物事へのこだわりが強いアスペルガー症候群など、さまざまな発達障害を包括する呼称。他人の気持ちが読み取れず、対人コミュニケーションが難しいといった共通の特徴を持つ人たちを、症状の軽重などで細かく分類せずに広く捉えようと、精神医療の分野で使われるようになった。スペクトラムは「連続体」という意味。(共同)

「快楽殺人者と自閉症スペクトラム障害」について興味がある方はこちらも併せて参照下さい。
東京大学文学部・大学院人文社会系研究科 「自閉症の観点から見た社会倫理の問題」より一部抜粋

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パーソナリティ障害≠自閉症スペクトラム障害者の触法率は低いが、嗜虐性事件を起こすと社会を揺るがす猟奇犯罪となる。それでは宅間守(サイコパス)的な事件との違いは?
断片的な知識でなく、体系的に理解する必要がありますね。

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コメント
一生隔離するコストと国立競技場とどっちが高いのかな?
Posted by ハウマッチ at 2015年07月14日 13:13
「死体」とか「死」てのは、徹底的に「隠された」(人の生活から取り上げられた)から、慣習、道徳に反している「セッ○ス」の「興味」と同じ場所を刺激するから「根が深い」んだよね。ドラッグが結局は、セッ○スと一体化しているが為に「止められない」ように
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2015年07月14日 17:03
知的障害がないのなら、処罰の大きさでブレーキがかからないのかねぇ?
多かれ少なかれ、人は誰しも犯罪につながる欲求(男の場合であれば性的求?)を抱いてると思うのだが、行為がもたらすメリット、デメリットを考えれば、理性で抑制できるだろうに。
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2015年07月14日 19:15
強制的に生命活動を停止させればいいじゃない。
本人には生き続けると希望を持たせた段階的で処刑するのが最高に効果的では。
Posted by スペクトラムは適切に物理的破壊するのが正解 at 2015年07月14日 20:09
この種の事件に司法は機能不全。
これはよくない。
行政の領域ですね




Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2015年07月14日 20:14
これだけ科学が進歩していながら、人権の前では無力なのがとてももどかしいです。
できればもっと法律に対して科学的なアプローチができないものでしょうか。
Posted by (´・ω・`)さんは(-@∀@)に苦しんでいます at 2015年07月15日 00:16
 このクソガキをISILの勢力圏に置き去りにすれば?
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2015年07月15日 11:05
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