2015年05月03日

【映画評】ビリギャル

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学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)

本人、カバーガール、映画の主役。三名のビリギャルが揃いました。

正直期待していませんでしたが、こういう想定外の作品と巡り合うので映画漁りは面白い。
毎年100本程度は映画館で観ていますが試写会でない一般公開映画で拍手など稀。閉幕後、最初は遠慮がちに、一拍置いて盛大な拍手が起きました。何よりタイトルが素晴らしい。

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映画「ビリギャル」  公式サイト

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ヤスケン何やってはるんですか?
伝説の「幸子の幸はどこにある」をマジマジと見ました。
客席の大半は若年女子。笑う時は笑う。泣く時は泣く。気取ったおっさんは皆無なので場内のリアクションがライブ的に面白かったです。

通常の日本人なら話の筋は粗々で知っていまして予定調和に収束するのですが、色々スタンダードで超安定。観客それぞれの属性に応じた名キャストが用意されていますので、老若男女誰が観てもどっぷり感情移入出来ます。

チビノリダーはいつものアレですが、仲間ちゃんの旦那と修羅の国最新型モデル吉田羊が秀逸。そして有村架純。私も日常的に「ギャル」とお話していますが、まんま平成27年のギャル。言葉の語尾に「けん」「ちゃ」を付けるとリアルで博多のギャルです。(例:〜けんねぇ 〜ちゃけど 〜ちゃん)

映画の中身について触れますに、勉強は大人になっても出来ます。否、大人になってこそ勉強しないとダメ。若年の頃は勉強する必然性が分からないのである意味仕方ありません。大人の忠告など馬耳東風ですし。



だからこそ教育者は「夢」を一緒になって探してあげるのが大事かも。目的さえ見つかればあとは「勉強」は単なる手段なので簡単に乗り越えられる。

それとスポーツの「プロ」ですが、素で申し上げますに小学校低学年段階で素材が分からぬ指導者は基本的に素質ありません。プロになる器に総じて言えることは日々プレッシャーに押し潰され、本番では「緩い」です。

とまれ、万人に分かり易く腑に落ちる映画を作り続ければ日本の映画界もまだまだ戦える。
日々悶々としている人々を元気付けてくれる映画が一番いい映画。カタルシス効果ですよ。





満足度(5点満点)
☆☆☆☆☆

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)
坪田信貴

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Posted by kingcurtis 固定リンクComments(6)映画 | 朝ドラ
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コメント
慶応SFCのAO入試とわかってると映画が楽しめないかも。

AO入試といえば、小保方さん、今どうしてるかな?
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2015年05月04日 00:55
あがた森魚・座敷わらし伝説がまたひとつ

デビュー当時からメジャーとは程遠い道を歩いている割に、うまくブームや良作に巻き込まれて乗っかってるのは相当「持ってる」人なんでしょうな

本人曰く最大のヒットは幸子の幸ではなく、うる星やつらだそうですが、もう一曲くらい当てて欲しいところ
それこそ能年ちゃんと組んだりしてくれんかね
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2015年05月04日 05:54
これ、ほとんど詐欺の様なシロ物なんだってなw
ビリって言っても私立のお嬢様進学校でビリっていうだけで、高2の頃から受験の為に金かけて塾通いさせてるんだが、そりゃ受かるわw
こんなもので金儲けするなんてタチが悪過ぎるだろ・・・
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2015年05月04日 07:37
まあ、実話だと思うから嘘があると知って腹が立つわけで、フィクションだと割り切って観ることが肝要かと。

この映画に限らず、映画(あるいは小説)と実話を混同してはいけないという大前提を我々は忘れがち。そのせいで、間違った歴史認識が横行したりする。

あくまでも、映画は映画。作り物なんですよ。
Posted by 名無しさんはデマに苦しんでいます at 2015年05月04日 09:37
>AO入試といえば、小保方さん、今どうしてるかな?
慶応SFC AO入試といえば自称天才プログラマーの中国人と小4なりすましの青木大和君も追加でw。

それでなくても詐欺ファンドとかヤクの密売とか古市某とか駒崎某みたいなところを輩出する慶応付属の人間ですらいくのを拒絶するSFCをありがたがる情弱が多いのはどうにかなりませんかねぇ・・・・。
Posted by ブラックボックステスター at 2015年05月04日 20:21
うちの子供もいつか受験をするだろうと思い、家族全員で映画館に。GW中で、朝一からチケット売り場に行列。15分かかってチケットをゲット。自分も受験で苦労したクチです。毎日必ず15分だけ勉強しなさいと子供には言ってますが、実行はされていません。自分の学生時代を思い起こしても受験は人生の初期における最大のイベントであり、難関でした。関西の有名私立大学を優秀でない成績で卒業しましたが、その後はぱっとしません。映画は、これから受験する学生さんたちにオススメできますね。
Posted by worldwalker's weblog(・∀・)! at 2015年05月09日 07:10
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