2014年11月18日
【人肉検索】在日女性軍団&安田浩一先生によるネット探偵団!執念のソーシャルハッキングで追い詰めたネトウヨ「ヨーゲン」の正体(後篇)

ヘイト・スピーチ(差別煽動表現)を許してはいけない

こちらの続き。
【人肉検索】在日女性軍団&安田浩一先生によるネット探偵団!執念のソーシャルハッキングで追い詰めたネトウヨ「ヨーゲン」の正体(前篇)
最後まで読んで腑に落ちました。これは人種憎悪でもヘイトスピーカーでもありません。ヨーゲンさんに必要なのは「ヘイトスピーチ禁止法案」でなく、心の平穏と心療内科のカウンセリングでは?

【安田浩一】在日女性たちと元週刊誌記者が執拗なソーシャルハッキングで暴いたネトウヨ「ヨーゲン」の正体(後編)[11/17]
1: ニライカナイφ ★@\(^o^)/ 2014/11/18(火) 14:39:29.57 ID:???.net
■決め手となった1枚の写真
今年1月5日。この日も私はいわき市内で聞き込みを続けていた。 だが、歩いても歩いても、彼の所在はわからない。 人物像だけで住所を「当てる」ことは難しい。 しかもその段階において男が犯罪者であるという確信を持っていたわけでもないので、 通常の事件取材とは違い、聞き込みするにあたっても最低限のプライバシー配慮をせざるを得ない。捜索は困難を極めた。
途方に暮れていた時、一通のメールが私のスマホに届いた。 ヨーゲン情報を集めていた、例の在日女性たちである。 メールには一枚の写真が添付されていた。ヨーゲンが不用意にネットへアップした自室の写真である。 外の風景や家屋の外観が映っているわけでもない、ただの室内写真だ。 こんな写真で何かわかるというのだろう。
呆れる私に対し、彼女はメールで次のように記してきた。「窓枠に特徴があります。このタイプの窓枠は集合住宅に多く使われるものです。 よって、ヨーゲンはアパートやマンションに住んでいる可能性が強いと思われます。 この窓枠の形に注目して探してみてください」
目の付け所が、さすがに女性らしい。注意深く、そして繊細な視点だ。 私は窓枠の形に最大の注意を払い、市内の集合住宅を訪ねまわった。 数時間も歩き回った後、私は一軒の二階建てアパートの前で棒立ちになった。 窓枠の形が、まさにメールに添付されていた写真のものと一緒だったのだ。
アパートの部屋をひとつひとつ確認してみる。ほどんどの部屋に表札はかかっていない。 集合ポストにもネームプレートはなかった。だが、ある部屋の前で、私は再び足が止まった。
「NHKの集金、お断り」
そう記されたステッカーが貼られていたからである。 ヨーゲンは日ごろから、メディアに対する敵意を露骨にネットに書き込んでいた。 なかでもNHKと朝日新聞は「左翼の牙城」だとして、常に攻撃の対象となっていた。 そこがヨーゲンの自宅であると100%の自信があったわけではない。 だが、なぜか背中の筋肉が強張った。事件取材などで、重要な証言者にめぐりあったときの感覚と似ている。
私はとりあえずその場を離れ、近所の酒店で少しばかり高価な日本酒を購入した。 私の目的は彼を恫喝するためでも、脅すためでもない。 なぜにヘイトスピーチを繰り返すのか、それを聞いてみたかった。 そしてできるならば、在日女性に対する攻撃をやめてもらえるよう頼むことにあった。 だからせめて酒でも一緒に飲みながら話すことはできないかと思ったのだ。
酒を手にした私はアパートに戻り、ドアのインタホンを押した。 「はい」と応答したのは女性の声だった。彼の妻であろう。 私は「御主人はいらっしゃいますか」とだけ告げた。 「お待ちください」と返答があってからしばらくした後、男性の声が響いた。
「どなたですか?」 少し前にプロダクトキーの販売サイトに電話した際、応じた男の声と同じだった。
現代ビジネス 2014年11月18日(火) 安田浩一
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41047
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41047?page=2
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41047?page=3
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41047?page=4
■関連スレ
前編:http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1416196727/
※>>2以降に続きます。
2: ニライカナイφ ★@\(^o^)/ 2014/11/18(火) 14:39:46.05 ID:???.net
※>>1の続きです。
さて、どうしたものか。
ここでヨーゲンであるかと訊ねたところで、否定されてしまえば終わりだ。 私は「安田です」とだけ名乗って反応を待った。
少しの間、インタホンからは何の応答もなかった。 いったいどこの安田なのかと考えているのか、 あるいはスコープ越しに私の姿を確認しているのか。
もしも「どこの安田なのか」と問われた場合には、私は正直に答えるつもりでいた。 しかし、インタホンからは意外な反応が返ってきた。 「帰れ!なんで来たんだよ!帰れ!」 怒声が響いた。彼は私を確認することもせず、突然に激昂したのである。当たりだ。完全にヨーゲンだ。
■面前では何も言えない男
しかしヨーゲンは私が来意を告げようとしてもそれを無視し、ひたすら「帰れ!」と怒鳴るだけだった。 とりつくしまがないとはこのことだ。 ヨーゲンは散々に怒鳴り散らした後、インタホンを切った。再び話しかけても何の応答もない。
しかたなく私は一度その場を離れ、近くの喫茶店に入った。 私はヨーゲンのツイッターアカウントに向けてDMを送信した。 突然に訪問した非礼を詫び、あらためて取材を申し込んだのだ。 すると、これまた意外な返信が届いた。 「30分後に来てくれ」 あれだけ激昂しながら、今度は自宅まで来いというのだ。 気が変わったのか、それとも何かの罠か、いずれにせよ会ってくれるというのだから、私にとっては悪い話ではない。
私は30分後に再訪した。 喫茶店から大通りを突っ切り、踏切を超えて細い路地を歩く。 ヨーゲンの住むアパートが見えてきた。ここで、風景が少し前と違っていることに気が付く。 私の視界に飛び込んできたのは、アパート横の空き地に停められたパトカーだった。
状況は飲み込むことができた。ヨーゲンは警察に通報したのであろう。 とはいえ、記者稼業をしていればこうしたことは珍しいものではない。 ましてや週刊誌屋にとっては日常茶飯事だ。
私はその後の展開を予測しながらも、再びインタホンを押した。 ドアが開き、姿を見せたのは案の定、制服姿の警察官だった。 その際、玄関に立っているジャージ姿の男が見えた。 初めて目にするヨーゲンである。
室内だというのに、なぜかヨーゲンはサングラスで顔を隠していた。 私に顔を見られたくなかったに違いない。 それにしても自室でサングラスとは、なんとも奇異な姿であった。 私はヨーゲンに話しかけようとしたが、警察官はそれを制し、私を室外に押し出した。
警察官によると「安田という男が脅しに来た」という通報があったという。 私は身分を明かし、目的は取材であることを説明した。 警察官は「そうだったんですか」と驚いた表情を顔に浮かべ、 「じゃあ、私どもがもう一度、彼に取材を受けるかどうか聞いてみます」 とまで言ってくれるではないか。親切な警察官だった。
※続きます。
3: ニライカナイφ ★@\(^o^)/ 2014/11/18(火) 14:40:23.97 ID:???.net
※>>2の続きです。
私は警察官と一緒に三度目のインタホンを押した。 警察官が私に代わって「取材で来たようですよ」と説明してくれる。 私も脅迫目的ではないと横から訴えた。しかしヨーゲンは「帰れ」「個人情報保護法違反だ」などと喚き散らすだけだった。 結局、再びドアが開くことはなかった。 「無理みたいですね」と警察官も苦笑しながら、引き揚げたらどうかと促す。
仕方がない。相手が嫌だと言ってるのに敷地内に留まれば不退去罪だ。 私は後ろ髪をひかれる思いでアパートを後にし、その日のうちにいわきを離れた。
さて、その後── 間を置かずして彼の反撃が始まった。 「安田が襲撃に来た」「朝鮮人を引き連れて自宅まで襲いに来た」などと、 妄想まみれの言葉をツイッターで書き連ねたのである。 私に電話してきたこともある。 一方的に罵声を飛ばしたかと思えば、一転して、あなたも悪い人じゃない、 などと口にすることもあった。
要するに彼は身元がバレたことで混乱していた。初めての経験に戸惑っていた。 私がときたま記事を発表している講談社の「g2」編集部に電話をし、 担当編集者ばかりか社長を出せと詰め寄ったこともあった。
あるときには「私がネットで違法なビジネスをしているという噂が出ている。 安田も取材しているようだが、そんな事実はまったくない。 だから記事にするならば、私のビジネスについては一切触れないという誓約書を出せ」 と編集者に迫ったこともあった。私はそのときにあらためて、彼が自らの商売に後ろめたさを感じていることを悟った。
いずれにせよ、ヨーゲンのこうした反応は予測できたことでもある。 むしろ、それでよかった。 少なくとも彼が私への敵意を募らせている間に関しては、 在日に対するヘイトスピーチは抑制されていたからだ。 いや、彼にとってはそれどころじゃなかったのかもしれないが。
一方、今回の件(ヨーゲン取材のあらまし)を私がツイッターに書き込むと、 私に対する批判、非難も相次いだ。 「自宅を急襲した」「脅した」といったヨーゲンの書き込みを信じた者たちが、 一斉に声をあげたのである。
「安田を許すな」「ひどいことをする」 そうした書き込みがネット上に氾濫した。 また、「匿名空間を破壊した」「個人情報を安田が暴露した」といった 批判も少なくなかった。
ちなみに私はヨーゲンの本名も、正確な所在地もネットに書き込んだことはない。 また、ヨーゲンの「被害者」を名乗る人々から彼の個人情報がほしいと何度も迫られたが、 すべて丁重にお断りをしてきた。 「仇討ち」の心情は当然理解できるが、それを煽ることが私の仕事ではないからだ。
とはいえ私が匿名であることを隠れ蓑としてヘイトスピーチに明け暮れる者を、 現実社会に引きずり出したことは事実だ。 しばらくの間、「安田許すまじ」の声はネット空間を飛び交った。 なかでも必死に安田批判の書き込みを重ねていたのは、ヨーゲンの取り巻きたちだった。
※続きます。
4: ニライカナイφ ★@\(^o^)/ 2014/11/18(火) 14:41:07.48 ID:???.net
※>>3の続きです。
■不毛だった「ニコ生対決」
「命を賭けてヨーゲンを守る」とまで豪語する女性は、 イタリアのマフィアに私の殺害を依頼したかのようなツイートを書き込んだり、 あるときは「オウム真理教の幹部が刺殺された事件を思い出せ」といった内容の メッセージを発することもあった。
余談ではあるが、私の殺害を示唆し、在日コリアンへの誹謗中傷を繰り返していた この女性に関しても、所在を確認した上で私は自宅に直接足を運んでいる。
千葉県内に住む50代の女性だった。ひなびた漁師町で、彼女は夫と、 年老いた父親との3人で暮らしていた。 ネット上の彼女はときおり、都心での優雅で華やかな日常を記していたが、 暮らしぶりからはそうした気配を見ることはできなかった。
玄関先で来意を告げると、彼女は私の顔を見るや否や「なんで、ここにいるのよ!」と素っ頓狂な声を発し、雨戸をぴしゃりと閉めた。 そして室内から「警察に通報します!」と叫んだのち、二度と顔を見せなかった。 このあたりの対応はヨーゲンと同じである。 その後、彼女はツイッターのアカウントに鍵をかけ、自らのツイートは公開していない。
話をヨーゲンに戻そう。彼もまた、周囲に煽られるように奇行に走った。 「安田対策」と称し、ネット通販で手錠や警棒型スタンガン、ボーガン、 催眠ガススプレー、手錠などを購入し、その写真をネット上にアップするなど "武装"を整えたのである。
彼は次のような書き込みをしている。 「催眠ガススプレーはほんとうにゴキブリのように警察が来るまで地面で のたうちまわり動けなくなるらしいです。そのあとスタンガンで狙い撃ち、 手錠、もし逃げたらボウガンを発射」 「平常心でできると思うな。やっぱ武器はいいわ」 いくら突然に取材をかけられたとはいえ、ここまでくると、まさに「平常」ではない。 私も呆れるしかなかった。
それでも私はその後も幾度か取材を申し込んだが、ヨーゲンはそれを拒むばかりか、私への誹謗中傷をエスカレートさせていた。 そのうち、私がまったく関知していない別のグループが、そのころネット情報だけでヨーゲンの所在をつかみつつあった。 それがツイッターなどで明らかになると、おそらくはヨーゲン周辺の人物がさらに新たな情報をネットに書き込むなどして、私の思惑を超えた形でヨーゲンも追い詰められていた。 それがネットの伝播力でもあり、また、怖いところでもあった。
こうした状況のなかで事態は思わぬ方向に動いていく。追い詰められていたヨーゲンが突然、突飛な提案を私に振ってきたのである。 「スカイプで対決しよう。その模様をニコ生(ニコニコ生放送)で実況中継したい」 直接に私と向き合うのは嫌だが、スカイプであれば議論してもよいというのだ。 しかも、実況中に顔出しするのは私だけで、ヨーゲン自身は声だけの出演にしたいなどと、 なんとも身勝手な提案だった。
私は即座に断わった。 そんなの取材じゃない。そもそもネット音痴の私はスカイプなど利用したことがないし 設定の仕方もわからない。それに悪意あるコメントが流れるニコ生も好きじゃない。
※続きます。
7: ニライカナイφ ★@\(^o^)/ 2014/11/18(火) 14:42:21.64 ID:???.net
※>>4の続きです。
だが、ヨーゲンは諦めなかった。提案を放置している私に対し、「安田は逃げている」「安田は臆病」などと ツイッターに書き込んで挑発した。 結論から言えば、私は挑発に乗ってしまったことになる。 「逃げている」と言われ続けることに我慢ならなかったのだ。 そのあたり、私も「スルー力」が足りない。
ネットに疎い私は、すぐに知人に頼んでスカイプの設定をしてもらった。 生まれて初めてニコ生のアカウントも取得した。私にとっては極めて難作業であった。
さらにヨーゲンは「双方に中立な司会者」を用意するよう注文をつけてきた。 自分から提案をしておきながら、ニコ生のアカウント取得から司会者の選定まですべて私任せである。 しかも司会者はヨーゲンが納得する人物でなければ許可しない、というメチャクチャな要求であった。
幸いなことに、私とヨーゲンのやりとりを見ていた人物から、 司会役を引き受けたいとの申し出があった。 その人物が保守的な思考の持ち主であることから、 ヨーゲンも二つ返事でそれを受け入れた。
かくして1月19日の夜10時、「朝鮮人の手先である安田と愛国者ヨーゲンの対決」 (ネットに書き込まれた文言?前編/後編)が相成ったのである。 このときの様子はいまでも動画サイトに残っているので、興味ある方はご覧いただきたい。
自分で記すのもなんだが、おそろしくレベルの低い「対決」であったことは間違いない。到底、議論と呼べるものではなかった。
しかたなく「ニコ生対決」に付き合った私は、どこか投げやりで、 しかもぞんざいな態度でまくしたてるばかりであった。 一方ヨーゲンはロジックも話芸もなく、自分から仕掛けたわりには、 思春期の子供のように稚拙な罵倒を繰り返すばかりである。
■復活してしまったヨーゲン
「今後、朝鮮人がウチを襲いに来たらどうするんだ」と私の取材を非難し、 「朝鮮人の反日思想こそが問題」だと自らの正当性を訴える。 私が少しでも反論しようものなら、「やめてくれ」とわめくだけだった。 やたら「朝鮮人」を連呼し、自身のヘイトスピーチは「反日に対する抵抗」なのだと 主張するヨーゲンは、まさにネットの文言そのままの一本調子で何のひねりもない。
いま、あのときを振り返りながら、こうして書き起こしているだけで気恥ずかしくなる。 いや、なんともバカバカしい。やはり、こんなのは取材じゃない。オーディエンスを意識している以上、 私も好きなことが言えない。ヨーゲンの本名すら口にすることができないのだ。 私はつくづく映像向きの記者ではないと実感した。 ただし唯一興味深く感じたのは、彼が在日コリアンを嫌悪することになったきっかけとして 「生活保護問題」を挙げたことにある。
ヨーゲンは興奮した口調で次のように述べた。 「朝鮮人が生活保護を受給できていることが許せない。 日本では生活保護が受給できないことを理由に、年間1万人もの人が自殺している。 それは朝鮮人などが不当に生活保護を奪い取っているからだ。 つまり60年間で60万の日本人が朝鮮人のせいで死んでいる。 いま日本に住んでいる朝鮮人と同じ数の人間が、これまで命を奪われてきたことになる」
※続きます。
9: ニライカナイφ ★@\(^o^)/ 2014/11/18(火) 14:43:35.16 ID:???.net
※>>7の続きです。
日頃から在特会などが主張していることでもある。 実にメチャクチャなロジックではあるが、彼の憎悪が、 そうした「奪われた感」に基づいたものであろうことは、ぼんやりと理解できた。 結局、ネット上の真偽定まらぬ怪しげな言説に飛びつき、どうにか自我を保っているのだろう。
この「ニコ生対決」を終えてからも、ヨーゲンは懲りなかった。 相変わらずネットで暴言、珍説をまき散らしていた。 しかし"ニコ生効果"で必要以上に有名になりすぎたせいか、 おかげでツイッターを運営する米ツイッター社にも「問題発言の多いユーザー」として 認知されてしまったようだ。 おそらく差別発言に対する同社への"通報"が相次いだのだろう。 3月を過ぎたころには何度か「アカウント凍結処分」を受けている。
「ネトウヨ界の大物」を自称していたヨーゲンも、いつしか過去の人になりつつあった。 そしてある日突然、彼はツイッター上から消えてしまう。 彼の最後のツイートは6月17日である。 実はその日に彼は商標法違反で栃木県警に逮捕されたのであった。
裁判の過程においてヨーゲンは、多額の借金を抱えていることで プロダクトキーの販売を思いついたこと、それが犯罪だという認識が薄かったことなどを陳述した。また、妻に対するDV(ドメスティック・バイオレンス)など、 家庭内における様々な問題も露見することとなった。
朝鮮人を皆殺しにするとネットで吼えまくり、愛国者だとおだてられ、「大物ネトウヨ」を自称していた男も、法廷では虚勢を張ることもできず、 叱責を受ける子どものようにうなだれているだけだった。
「もうネットに関連した商売はやらない。 二種免許を取得して運転代行の仕事を始めたい」 憔悴しきった声でヨーゲンは更生を誓った。 哀れさをさらに誘ったのは、それまでヨーゲンを持ち上げ、 同志だと豪語していた者たちが一人も法廷に姿を現さなかったことである。
冷たいものだ。「ネトウヨの連帯」など、その程度のものである。 ネットで踊り続けたヨーゲンに肩を差し出す者は誰もいなかったのだ。 そして10月15日、宇都宮地裁栃木支部の判決公判──。 同支部による判決は「懲役2年執行猶予4年、罰金100万円」というものだった。 今回が初犯であり、さらに更生を誓ったことが考慮され、執行猶予付きの判決となった。
その日、ヨーゲンは4か月ぶりの帰宅が許された。 量刑は妥当なところであろう。 それでもなにか釈然としないものが残るのは、結局、彼のヘイトスピーチは 何ら裁かれることはなく、しかも釈放された翌日から彼はツイッターを再開し、早くも私に対する罵倒を始めたためである。 まあ、私への罵倒程度ならばかまわない。 しかし、彼の攻撃を受けた人々の傷は残ったままだ。 なんら被害救済されることなく、ヨーゲンの復活に暗澹たる気持ちでいるに違いない。
取材の過程で、ヨーゲンを逮捕した栃木県警関係者から、私はこんな言葉を耳にした。 「容疑はすぐに認めたが、取り調べの最中にも極端に偏向した言説を口にするなどして 担当者を困らせたらしい」 その様子が目に浮かぶ。取調室でも、ヨーゲンはヘイトスピーカーであり続けたのであろう。 ヨーゲンは確かに追い込まれた。 今後、特定の人物に向けたヘイトスピーチが再開されれば、 所在も本名も明らかとなったヨーゲンは即座に被告席に戻されることになろう。
※続きます。
10: ニライカナイφ ★@\(^o^)/ 2014/11/18(火) 14:43:57.83 ID:???.net
※>>9の続きです。
だが、彼はおそらく変わっていない。ネットの自家中毒から覚めてはいない。 そしていまも、ネット上には無数のヨーゲンがいる。憎悪と差別と偏見を拡散する 差別主義者が跳梁跋扈している。 そうした現実とどう向き合っていけばよいのか。このままでよいのか。ヘイトスピーチは裁かれないままであってよいのか。 差別を野放しにしている社会を変えるために何ができるか、私はいま、それを考えている。
<了>
31: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2014/11/18(火) 15:06:39.02 ID:v97+c7Sq.net
ヨーゲンって何者なん?
いやマジでネット上で良いからヨーゲンを知ってる人は挙手。
39: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2014/11/18(火) 15:16:54.28 ID:6Shr4ni4.net
50: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2014/11/18(火) 15:32:55.70 ID:+y7WNCJE.net
https://twitter.com/yasudakoichi/status/492192628465623040
安田浩一
@yasudakoichi
栃木署に留置されているヨーゲンさんに面会を申し込みました。
着替えの下着等も用意していたのですが、ヨーゲンさんは私との面会を拒否、差し入れも拒まれました。
ヨーゲンさんの意地だと思います。元気そうで本当によかった。
引用先: http://yomogi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1416289169/
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コメント
この人まだ「ネトウヨ」とか言ってるんだ…
ははぁ。
このコメント欄からも、特定されちゃうんでしょうかね。
ははぁ。
このコメント欄からも、特定されちゃうんでしょうかね。
Posted by んんー at 2014年11月18日 18:08
1970年代だったらニホンセキグンガー()でもしてそうな人を捕まえてネトウヨ全員これニダされても仕方が無いですがな。
移民先進国()で散々に極右がそういう扱いをメディアから受けてきたのに躍進しているのだから。
我儘止めて普通の生活すれば良いのにねー‥戦後直後に三国人してた台湾人とか中国人とか溶け込んでいるのを見てもまだ判らないプログラムを見ると世界は広いと今日も感じる。
移民先進国()で散々に極右がそういう扱いをメディアから受けてきたのに躍進しているのだから。
我儘止めて普通の生活すれば良いのにねー‥戦後直後に三国人してた台湾人とか中国人とか溶け込んでいるのを見てもまだ判らないプログラムを見ると世界は広いと今日も感じる。
Posted by 五月雨祭 at 2014年11月18日 18:18
文面に出てくるのは韓国人ではなく朝鮮人なんですね。
Posted by ななし at 2014年11月18日 21:00
ヨーゲンは精神障害者ってことで隔離施設で保護してやったほうがいい。
アキバのカトーみたいになりそうだわ。
アキバのカトーみたいになりそうだわ。
Posted by 名無しのキンペーちゃん☆ at 2014年11月18日 21:03
しかし執行猶予でシャバにでたとしてもこれじゃすぐ微罪逮捕でムショ行きになりそうな気がする。
それはともかく必ずM$から民事訴訟を起こされると思われますがいくら搾り取られるのかのほうに興味があったりする。
それでなくてもM$とか写真屋売っているとことか自動製図のところとか著作権がらみでやることはすごいえぐいからね。
それはともかく必ずM$から民事訴訟を起こされると思われますがいくら搾り取られるのかのほうに興味があったりする。
それでなくてもM$とか写真屋売っているとことか自動製図のところとか著作権がらみでやることはすごいえぐいからね。
Posted by ブラックボックステスター at 2014年11月18日 21:42
この件で初めて聞いたヨーゲンって人が「大物ネトウヨ」なのか
ところで「手を差し伸べる」なら知ってるが
「肩を差し出す」って言い回しは一般的なのか
ところで「手を差し伸べる」なら知ってるが
「肩を差し出す」って言い回しは一般的なのか
Posted by 名無しのキンペーちゃん☆ at 2014年11月19日 00:39
あぁ、「ネットストーカー」ですか・・・急に自宅に訪ねてくるのは、「マジで気持ち悪い」よな。
Posted by 漁師 at 2014年11月19日 11:27
結局、こういう具合に極端な人間を「ネトウヨの典型例」として出すと、ホントに困ってるなら何も在日韓国朝鮮人に特化した法律じゃなくて、普通に「脅迫罪」とか「迷惑防止条例違反」が適用出来るじゃん、って話になりはしないか。
そこいらのジレンマもこのエッセイの冗長化の一助になってるだろう。
「ネトウヨ」は貶めたい。取るに足らない社会落伍者として表現したい。
でもそれをやり過ぎると、「単なる無知なストーカー」になって法制化のような政治的主張を添え辛くなる。
文章が短いとそこら辺が如実に出てしまうと思う。
「こんなのネットによくいる粘着じゃん。ウヨサヨ関係なくいるよ、こういうのは。アク禁にすりゃいいじゃん。」というツッコミを避けるため在日女性の被害とやらを曖昧にボカシてる以上は。
あとこのエッセイを全部読んでヤッパリ印象に残れるのは中立的リベラルぶった文面の中に、在日女性限定への執拗な目配せがどういう訳かビルドインされているところ。
だからネトウヨはともかく在日男性にもコレのウケは良くないだろうなあ。
そこいらのジレンマもこのエッセイの冗長化の一助になってるだろう。
「ネトウヨ」は貶めたい。取るに足らない社会落伍者として表現したい。
でもそれをやり過ぎると、「単なる無知なストーカー」になって法制化のような政治的主張を添え辛くなる。
文章が短いとそこら辺が如実に出てしまうと思う。
「こんなのネットによくいる粘着じゃん。ウヨサヨ関係なくいるよ、こういうのは。アク禁にすりゃいいじゃん。」というツッコミを避けるため在日女性の被害とやらを曖昧にボカシてる以上は。
あとこのエッセイを全部読んでヤッパリ印象に残れるのは中立的リベラルぶった文面の中に、在日女性限定への執拗な目配せがどういう訳かビルドインされているところ。
だからネトウヨはともかく在日男性にもコレのウケは良くないだろうなあ。
Posted by 6号 at 2014年11月19日 12:36
「反ヘイトスピーチ法制化」みたいな事を目指すなら、これからは反ヘイト陣営は「強敵」の設定がうまくなきゃダメだ。
確かにソビエト連邦華やかりし頃、ソ連共産党は「革命の敵」を量産した。
確かに革命の敵はみんなそろってズルくて矮小でマヌケだった。だけどソ連共産党は10月革命に成功してるんだからさ。法律はソ連共産党が作る訳だから。
反ヘイトはそこまでいってない。
法制化には一般人への啓蒙が必要だ。
そういう時に「ネトウヨ」の典型が低所得で引きこもりで協調性がなく内弁慶で社会性がない、という事を宣伝してたら大した社会的脅威に見えないだろう。
てんでんばらばらな烏合の衆がいくら騒いだって社会的な力になんかならない。個人の跳ねっ返りならそれに対処する法律は充分に整備されてる。
匿名の実態をあばいて「それ見た事か」とスッキリ気持ちよくなる事が目的ならそれでもいいが、安田氏のこの文章だって結びの文から目的が「法制化」にあるのは明らかだ。
それなら例え個別の事実であれ「ネトウヨ」の矮小さなど強調しても百害あって一理無しだ。
これからは「ネトウヨ」はエリートで政財界に隠然とした力を持った知識人のように書かなきゃいけない。
いや、笑い事じゃないんだ、「法制化」が大事ならそうしないと。
「ネトウヨ」のパワーエリートが身の毛もよだつような陰謀を張り巡らしてるストーリーの一つや二つはすぐ書けないとダメだ。
ハーケンクロイツそのものが危険なんじゃない、それを標榜する南米の政財界に繋がるネオナチが危険なんだろう。
表現を規制する法律というのは表現そのものより、その表現の背後に何があるか、が問題にされるから法制化されたんだろう。
そういう時に「ネトウヨ」が取るに足らない矮小な存在であっていいと思うのか。思うんだったら法制化は永遠に無理だ。
確かにソビエト連邦華やかりし頃、ソ連共産党は「革命の敵」を量産した。
確かに革命の敵はみんなそろってズルくて矮小でマヌケだった。だけどソ連共産党は10月革命に成功してるんだからさ。法律はソ連共産党が作る訳だから。
反ヘイトはそこまでいってない。
法制化には一般人への啓蒙が必要だ。
そういう時に「ネトウヨ」の典型が低所得で引きこもりで協調性がなく内弁慶で社会性がない、という事を宣伝してたら大した社会的脅威に見えないだろう。
てんでんばらばらな烏合の衆がいくら騒いだって社会的な力になんかならない。個人の跳ねっ返りならそれに対処する法律は充分に整備されてる。
匿名の実態をあばいて「それ見た事か」とスッキリ気持ちよくなる事が目的ならそれでもいいが、安田氏のこの文章だって結びの文から目的が「法制化」にあるのは明らかだ。
それなら例え個別の事実であれ「ネトウヨ」の矮小さなど強調しても百害あって一理無しだ。
これからは「ネトウヨ」はエリートで政財界に隠然とした力を持った知識人のように書かなきゃいけない。
いや、笑い事じゃないんだ、「法制化」が大事ならそうしないと。
「ネトウヨ」のパワーエリートが身の毛もよだつような陰謀を張り巡らしてるストーリーの一つや二つはすぐ書けないとダメだ。
ハーケンクロイツそのものが危険なんじゃない、それを標榜する南米の政財界に繋がるネオナチが危険なんだろう。
表現を規制する法律というのは表現そのものより、その表現の背後に何があるか、が問題にされるから法制化されたんだろう。
そういう時に「ネトウヨ」が取るに足らない矮小な存在であっていいと思うのか。思うんだったら法制化は永遠に無理だ。
Posted by 6号 at 2014年11月19日 20:45