2014年02月07日
【明日ママ焚書騒動】進撃の全国児童養護施設協議会 次なる要求は「傷ついた子供たちに放送で謝罪せよ」
mixiチェック監視国家―東ドイツ秘密警察(シュタージ)に引き裂かれた絆
今朝の隊長エントリーが好調に賞賛を集めていまして、ぐうの音も出ないほど正論なんですが
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忌憚なく申し上げると、東日本の人の考え方なんだろうかと。
短く申し上げます。「表現の自由と人権」に立脚した際、帝都を中心とする東日本は西ドイツ、畿内を中心とする西日本は東ドイツでした。幸いベルリンの壁が崩壊し旧東ドイツにもようやく春が訪れたのですが、シュタージ(東ドイツ秘密警察)の恐怖を一朝一夕で忘れることは出来ません。ふとした瞬間、子が親を売り、生徒が教師を密告するあの「超管理社会」の恐怖が脳裏をよぎり、私の中のゴーストが囁くのです。「また始まったか」
当ブログとしては同じ枠だった満島ひかりさん主演震撼ドラマ「Woman」や「女王の教室」の流れを踏襲し「第一話で判断するな」論に立脚していましたが、3話になっても4話になっても人権コメディの範疇に留まりかなりのがっかり感も否めず、個別具体的には隊長の意見に完全同意ではありますが一歩引いて俯瞰するに、具体的な被害者不在、単なる感情論のみでの「放送中止」「放送内での謝罪」要求は非論理的且つ暴力団の名刺ちらつかせテクニックと大差ありません。
抽象的な「権利の侵害」を錦旗に異論反論も一切許さず、自力執行で表現者に作為を強要する通念的批判・批評活動を超えた「弱者の権利踰越」について、引き続き否定スタンスを維持する所存であります。
面倒だから、煩いからと悪しき前例を作ると「河野談話」の二の舞いです。
たとえゲスで低次元な表現であれ、そこに悪意や重大な事実誤認がない限り最低限の表現の自由は認めるべきです。
一番怖いのはお互いの表現の萎縮です。国民的愛唱歌だったサザンオールスターズ「TSUNAMI」のように。
「放送で謝罪して」 全養協、日テレ回答書受け「明日ママ」に要求
2014.2.6 11:15
日本テレビ系ドラマ「明日、ママがいない」(水曜後10・0)の内容改善を同局に求めていた全国児童養護施設協議会(全養協)が5日、東京・霞が関の厚労省で会見。4日に同局から受け取った回答書を公開した。同じく改善要求をしていた赤ちゃんポスト設置で知られる熊本・慈恵病院と全国里親会も同席。回答書について「一定の改善が図られると受け止めた」と理解を示す一方、「傷ついた子供たちに放送で謝罪してほしい」と要求した。
(中略)
■全養協の抗議書に対する日本テレビの回答全文
弊社番組「明日、ママがいない」につきまして、貴協議会より弊社に対する平成26年1月29日付「児童養護施設で生活する子どもを、これ以上傷つけないでいただきたい」と題する書状を拝受いたしました。
本ドラマは、子どもたちが厳しい境遇に立ち向かいながら、前向きに愛情をつかむ姿を描くことをテーマに企画されたもので、そのことは、本ドラマを見続けていただければ必ずやご理解いただけるものと考えております。また制作にあたっては、児童養護施設の施設長を経験された専門家に監修をお願いするなどの配慮をいたしておりました。
しかしながら、貴協議会が1月29日付書状等においてご指摘されるように、本ドラマを視聴した施設の子どもたちが傷ついたり、同書状別紙の実態アンケートに記載されたような事実が存在するのであるならば、もとより本ドラマの意図するところではありませんが、そのような結果について重く受けとめるとともに、衷心より子どもたちにお詫び申し上げます。
さらに、貴協議会から事前に児童養護施設を取り巻く環境などの実情を詳細に伺い、表現上留意すべき点などをより慎重に確認しておく必要があったと認識しております。
本ドラマにおきましては、貴協議会からのご指摘も踏まえ、これまで以上に子どもたちに配慮してまいります。具体的かつ詳細な点につきましては、ドラマという性質上、ご説明することはご容赦頂きたく存じます。ご指摘頂いた点については重く受け止め、すでに主体的に番組制作に活かしております。
元来、弊社の本ドラマ制作のテーマは最初に述べさせていただいたとおりであります。貴協議会のご活躍と、方向性において異なるものではないと考えております。ストーリーは、当初の構想に従って展開致します。また、細部において誤解を生むようなことがないよう、細心の注意を払ってまいる所存ですので、改めてこのドラマを最後までご覧になって頂きたく存じます。
弊社は報道番組などさまざまな番組を通じて、児童養護施設の問題に真摯に向き合い取り組んでおります。今後とも貴協議会の一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。
当ブログとしては同じ枠だった満島ひかりさん主演震撼ドラマ「Woman」や「女王の教室」の流れを踏襲し「第一話で判断するな」論に立脚していましたが、3話になっても4話になっても人権コメディの範疇に留まりかなりのがっかり感も否めず、個別具体的には隊長の意見に完全同意ではありますが一歩引いて俯瞰するに、具体的な被害者不在、単なる感情論のみでの「放送中止」「放送内での謝罪」要求は非論理的且つ暴力団の名刺ちらつかせテクニックと大差ありません。
抽象的な「権利の侵害」を錦旗に異論反論も一切許さず、自力執行で表現者に作為を強要する通念的批判・批評活動を超えた「弱者の権利踰越」について、引き続き否定スタンスを維持する所存であります。
面倒だから、煩いからと悪しき前例を作ると「河野談話」の二の舞いです。
たとえゲスで低次元な表現であれ、そこに悪意や重大な事実誤認がない限り最低限の表現の自由は認めるべきです。
一番怖いのはお互いの表現の萎縮です。国民的愛唱歌だったサザンオールスターズ「TSUNAMI」のように。
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ファイル―秘密警察(シュタージ)とぼくの同時代史 | ||||
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コメント
脚本が雑だとか言ってる人がいるけど、できの悪い脚本なら誰も見なくなって視聴率が下がるんだから、脇からどうのこうのいう筋合いはなかろう。自然淘汰にまかせれば済む話。アホな人権団体の後押しをするような発言はいかがなものか。
こんなくだらないクレームをでかでかと取り上げるマスゴミにこそ最大の問題があるんじゃないかな。
こんなくだらないクレームをでかでかと取り上げるマスゴミにこそ最大の問題があるんじゃないかな。
Posted by 名無しのクネクネ at 2014年02月07日 00:43
もう、なーんにもやれないね。
一日中、ACのCM流してたらいいんじゃない?
一日中、ACのCM流してたらいいんじゃない?
Posted by んんー at 2014年02月07日 01:35
東ドイツ@シュタージde進撃の全国児童養護施設協議会
西ドイツ@ゲーレン機関deダレス兄弟de正力松太郎de日本テレビ.
西ドイツ@ゲーレン機関deダレス兄弟de正力松太郎de日本テレビ.
Posted by 名無しのクネクネ at 2014年02月07日 05:24
ドラマを見てない人間として言わせてもらうと、今回の一連の騒動で、「養護施設の運営に携わってる人達って怖い人達なんだなぁ」って印象を持ったわ。関わる必要がなければ関わりたくない、ブラックな感じ。(個人の印象です)
Posted by 名無しのクネクネ at 2014年02月07日 10:50
半島みたいに謝罪の次は賠償でしょうか
このドラマに図星でも指されたからかなあ?って思ってしまいました
このドラマに図星でも指されたからかなあ?って思ってしまいました
Posted by 名無しのクネクネ at 2014年02月07日 21:50
少子化のせいで今は孫が不足している。
孫に飢えている高齢者が多いので、子供が出演するドラマならそれなりの数字が期待できる。
マルモリ、ミタもそれを狙ったドラマ。
少子化は解決せず、高齢化は進む一方、ましてや若者はテレビから離れつつあり、見るのは年寄りだけの状況なので、芸能界は今後とも子供を利用して年寄り受けを狙いに向かうでしょうね…
孫に飢えている高齢者が多いので、子供が出演するドラマならそれなりの数字が期待できる。
マルモリ、ミタもそれを狙ったドラマ。
少子化は解決せず、高齢化は進む一方、ましてや若者はテレビから離れつつあり、見るのは年寄りだけの状況なので、芸能界は今後とも子供を利用して年寄り受けを狙いに向かうでしょうね…
Posted by 父親 at 2014年02月08日 02:20